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【体のねじれや固まりでトラブル】
こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院の宍倉です。
今回は「体のねじれや固まりでトラブル」についてお話し致します。
① 胸郭の自由な動きを邪魔をして、呼吸筋の可動域がダウン
眠っても疲れが抜けない。朝から頭がぼんやりしている
そうした自覚があるなら、自らの呼吸をチェックしてみましょう。
呼吸が浅くなると、新鮮な酸素が足りなくなる。
それでは疲れも取れないし、脳細胞の働きも悪くなる。
呼吸の要である肺は、風船のようなものです。
それ自体は伸び縮みできないが、肋間筋や横隔膜といった呼吸を助ける筋肉により、肺を収めた胸郭が膨らむと空気が入り、胸郭が狭くなると空気は出て行きます。
デスクワークなどで前かがみの姿勢をとる時間が長引くと、胸が閉じて胸郭の動きが鈍くなる。すると呼吸筋に関わる筋膜の滑走性がダウンしてしまいます。
呼吸筋の可動域が制限されて呼吸が浅くなり、呼吸しづらい症状に悩まされます。
デスクワーク時は定期的にブレイクして筋膜をリセットして、胸を大きく開いて呼吸筋と筋膜を動かして、胸郭をしなやかにキープしましょう。
② 筋膜からの信号入力ミスで、交感神経がオフにならない
消化吸収や血圧など、生きるために必須の機能を調整するのは、自律神経です。
交感神経と副交感神経からなる。
交感神経は心身を活動モード、副交感神経は休息モードへとそれぞれ誘う。
交感神経と副交感神経はバランスよく働くのが理想です。
だが、常に緊張下にある現代人は交感神経が優位になりすぎて、休息モードに切り替わりにくいため、疲労とストレスも溜まる。
交感神経の興奮の背景にも、筋膜があります。
「不良姿勢などで筋膜に負担がかかりすぎると、筋膜のセンサーから脊髄へ誤った信号が繰り返し入力されます。この誤入力により、交感神経が優位な状況が作り出されるのです」
逆に筋膜へのアプローチで、自律神経の高ぶりにブレーキがかかる可能性も。
筋膜に広がる毛細血管の大半は交感神経に支配される。
このため筋膜を整えると、交感神経の亢進が抑えられ、自律神経のバランスをとりやすくなる。
③ 筋膜が分厚くなり、滑りが悪くなると、慢性の痛みが生じる。
日本人の有訴率(不調を訴える割合)のトップ2は、肩こりと腰痛。
病名のつかない慢性的な肩こり&腰痛の始まりの多くは、筋膜にストレスがかかる不自然な姿勢を続けること。
筋膜がストレスを受けると、厚くなったり、粘性が上がり動きが悪くなる「緻密化」が起こったりして、滑走性(滑りやすさ)が下がる。
「慢性的な腰痛がある人は、腰痛がない人と比べて腰の胸腰筋膜が約25%厚くなり、筋膜の滑走性が低下するとされます」
筋膜が滑りづらくなると炎症が生じる。
筋膜には痛みを感じる自由神経終末が分布しており、炎症によって痛みが誘発される。
筋膜が厚くなり滑走性が落ちると、当然筋肉も動きにくくなる。
結果、筋肉が硬くなり血行が滞り、筋肉から「助けて!!」というSOSとして痛みが脳へ伝わる。
この筋膜と筋肉双方からの刺激で、肩こりも腰痛も長引くのである。
筋膜が正しい状態でなくなると、さまざまな不具合が生じる。
使いすぎも使わなすぎも御法度です。
メカニズムを知れば、今すぐ筋膜ケアを始めたくなります。
しっかり継続的なケアを当院で行いましょう。
お身体でお困りの方、ぜひ当院に一度ご相談ください。
品川接骨院
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2022.4.26