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ランニング中にお尻がしびれるようになり、徐々に太ももの裏にもしびれが出るようになってしまいました。
このような方は「梨状筋症候群」が疑われます。
腰椎の間から出た坐骨神経が、お尻にある梨状筋という筋肉を通過する時に圧迫されて痛みやしびれが出ます。
梨状筋は骨盤の後ろ中央から大腿骨の大転子(太ももの付け根の外側を押して触れるでっぱり)に付着している筋肉で、下肢を外旋(足首を外に捻る動き)させる作用があります。
坐骨神経がお尻の深部を通る時に、梨状筋の部分で障害を受けて痛くなり、梨状筋を緊張させる動作で痛みが増します。
刺すような痛みやしびれる感じがお尻に起こり、症状が強くなると坐骨神経に沿って広がり、太ももの裏からふくらはぎまで及ぶこともあります。
椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛と同じ症状のため鑑別が必要です。
検査として一般的なものに、仰向けで寝た状態で患者の下肢を施術者が持ち上げて痛みをみる検査がありますが、これは梨状筋でも椎間板ヘルニアでも痛みが出るのでこれだけでは判断できません。
梨状筋症候群では、うつぶせでお尻を押すと痛みが出ることと、うつぶせで膝を90度曲げてかかとを外側へ倒す動作をすると、梨状筋が引っ張られて痛みが強くなることで鑑別します。
ランニングだけでなく、自転車でも発症することもあります。
(小嵐正治著 ランニング障害解決辞典)
走りすぎ、急に距離を伸ばした、というだけが原因ではありません。
デスクワークで長時間座りっぱなしで梨状筋が硬くなっていたり、骨盤のズレがあったり、股関節の動きが悪かったり・・・
元々何かしら良くないことがあり、走りすぎたりして過負荷になり発症していきます。
治療としては、梨状筋の緊張を取り除くのはもちろんですが、なぜそこに負荷がかかっているのかという根本原因を見つけて改善していきます。
当院ではモルフォセラピーという整体を行っています。
モルフォセラピーでズレを調整し、血流や神経の働きを改善し、症状を緩和していきます。
ストレッチやトレーニングの指導もしています。
お尻から下肢の痛みやしびれでお悩みの方は一度ご相談ください。
<品川接骨院>
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2022.9.20