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こんにちは、品川接骨院の笠原です。
皆さんは食事に気を付けていますか?
栄養バランスを考えて食べている人もいれば、食に興味が無くとりあえずお腹を満たせればなんでもいいという人もいるかと思います。
「身体は食べたもので出来ている」と言われます。
では何が良くて何が良くないのか?
それを意識するだけでも身体は変わってきます。
今回のブログは、積極的に食べていきたいもの、なるべく控えた方がよいものをお伝えしていきます。
消化を助けてくれる酵素を多く含んだ食材や、腸の働きを改善してくれる成分を含んだ食材、腸に負担をかけない食材などです。
酵素を多く含む生野菜や生果物には消化を助けてくれる役割があります。
野菜や果物の酵素を効率よく摂るには「すりおろし」がおススメです。
そのままで食べるよりも数倍の酵素が摂れ、身体の潜在酵素を消化のために無駄遣いしないですみます。
低速ジューサーやミキサーを使えば簡単に作れます。
作ってから時間が経つと酸化が進み酵素が減るため、すぐに召し上がり下さい。
バナナ・リンゴ・レモン・オレンジ・パイナップル・キウイ
セロリ・大根・きゅうり・アボカドなどです。
発酵食品には酵素がたっぷり含まれているうえ、善玉菌の餌になり善玉菌を増やす乳酸菌が豊富です。納豆や味噌などに含まれる植物性乳酸菌は生きたまま腸に届くといわれており、毎日摂りたい食品です。
GIとは「グリセミック・インデックス」の略称で、炭水化物の吸収速度を表す指標です。
GI値が高いほど吸収速度が速く、血糖値を急激に上昇させます。
血糖値が急激に上がると、インスリンにより急激に下がります。
この乱高下が起こると肥満につながりやすくなります。
精製された白いものはGI値が高いため、精製されていない黒い食べ物を選びましょう。
□白米の代わりに→玄米・雑穀ごはんなど
□パンの代わりに→ライ麦パン・全粒粉パンなど
□うどんやラーメンの代わりに→そば・全粒粉パスタなど
□白砂糖の代わりに→アガベシロップなど
野菜やキノコ類、海藻はほとんどが低GI食品なので積極的に摂りましょう。
短鎖脂肪酸とは大腸の発酵によって生じる有機的な脂肪酸で、大腸粘膜の栄養になります。
わかめ、昆布、ひじきといった海藻などに含まれる水溶性食物繊維や、梅干しや黒酢などの発酵食品は短鎖脂肪酸を作るのに必要です。
オメガ3系脂肪酸は、人間の体内で生成できないため外から摂取するしかありません。
フラックスシードオイルこと亜麻仁油は食生活に不足しがちなオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸を手軽に補給できます。
酸化しやすいため、熱を加えないドレッシングなど生で使うのがおススメです。
白砂糖の成分「ショ糖」は、ブドウ糖と果糖がくっついています。
結合している場合は吸収分解するのにたくさんの酵素を消耗してしまいます。
甘味にはアガベシロップやはちみつ、メープルシロップを使いましょう。
食べ物だけでなく、飲み物にも注意です。清涼飲料水には砂糖がたくさん入っていることを忘れないようにしましょう。
食品添加物は酵素の働きを妨げ浪費させます。
一部の食品添加物は腸に負担をかけることになるので、出来るだけ避けましょう。
前述の通り、GI値の高いものは避けましょう。
覚え方は「精製された(白い)食べ物」です。
肉などの動物性たんぱく質を摂りすぎると消化不良になり酵素を多く消費します。
ただ、たんぱく質は筋肉や骨などの形成に欠かせない栄養素なので量に気をつけましょう。
肉は週に200g以下、鶏卵は5個以下を目安に。肉の代わりに大豆ミートもおススメです。
過酸化脂質とは酸化した油のことです。使い古しの油、時間が経った干物やフライ、天かす、油の多いスナック菓子など、時間が経過すると確実に酸化します。
また日本産のマーガリンやお菓子、菓子パンなどに含まれるショートニングはトランス脂肪酸を含んでいます。これは健康への害が見られるとして、2018年からアメリカでは使用が規制されている成分です。
完全に避けることは難しいですが、市販の食品を買う時はできるだけ質のいい油を使っているものを選びましょう。
食べ物を意識すれば腸内環境も改善していきます。
腸内環境が良くなると、免疫力が高まり、新陳代謝が進みます。
ぜひ、みなさんも意識してみて下さい。
2023.1.20