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みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
長かった梅雨もようやく明けて、これから本格的に暑い夏がやってきます。夏になると海やプールに遊びに行く方や、プールでスイミングを始める方も多いと思います。そこで今回はスイミングで多いケガについてお話しします。
スイミングは比較的ケガをしにくいスポーツと知られています。なぜかというと、スイミングは基本的に決められたレーンを泳ぐため、他のスポーツのように人と接触することが少ないことや、水の中の浮力の影響で体にかかる負荷、とくに下半身にかかる負荷が陸上競技に比べて少ないなどの理由があります。
そのためスイミングは膝の具合の悪い方やケガの後のリハビリなどにもたいへん有効なスポーツであり、心肺機能の向上にも有効です。
このようにケガの少ないスイミングですが、身体を使うスポーツである以上ケガのリスクは付きものです。同じ動きを繰り返し行うため、オーバーユースによる障害が多く、とくに肩、腰、膝の障害が多く起こります。
(1)水泳肩
水泳肩とはその名のとおり肩関節周囲で起こる炎症でとくにクロールやバタフライで多く起こります。水泳でのストローク運動により上腕二頭筋の腱と肩甲骨の靭帯がぶつかって擦れ合うことで、腱の炎症が起こり肥厚することで症状が現れます。
悪化すると痛みで泳ぐことも困難になるため、少しでも違和感がある時は無理せず安静にする事をお勧めします。
(2)腰痛
バタフライや平泳ぎで呼吸をする時に腰椎が過伸展してしまうことがあり、クロールの息継ぎの時にも腰椎の過伸展とねじれにより腰痛を起こすことがあります。常に背筋が緊張しているため、筋力の弱い方はとくに腰への負担が大きくなるため予防には腹筋や体幹のトレーニングが有効になります。
(3)平泳ぎ膝
平泳ぎは膝の使い方が激しいため、膝の障害多く起こります。膝の間隔は狭くし、足部は最大に外側に広げて水を強力に後方に蹴り込みます、膝の外旋・外反が強く起るため、膝の内側の靭帯への繰り返し刺激により炎症が起こります。予防としては大腿四頭筋や内転筋の強化と股関節のストレッチが有効です。
いずれの場合も正しいフォームで泳ぐことと適度に休息を取ることが予防になりますが、痛みが改善されない場合はできるだけ早く治療される事をお勧めします。
品川接骨院
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2019.7.31