治療事例
HOME > 治療事例
HOME > 治療事例
41歳男性。デスクワーク。(在宅勤務)
在宅勤務が続いて運動不足だったため、久しぶりに20kgのダンベルを使って筋トレ(ダンベルフライ)をやっていたところ、右手首がバキッと鳴ってだんだんと痛くなったが、そのまま筋トレを続けて、2、3日そのままにしていたそうです。
痛みが強くなり、コーヒーポットを持つ事も出来なくなり、仕事でマウスを使う時も角度により激痛が走るようになり頚や肩まで痛くなってきたため来院されました。
右手関節の尺側(小指側)に痛みがあり、手関節を捻る時に痛みと不安定感があり、前腕の尺骨という骨の手関節側が左に比べて浮いていて、その浮いている部分の下側に強い圧痛を認めたため、この症状はTFCC損傷であると判断しました。
TFCCとは手首の小指側にあり、腱、靭帯、軟骨による複合体で前腕の橈骨と尺骨をつないでいる組織です。この2つの骨は前腕を捻る動作をする際に動く骨で、TFCCはこの時に安定性を与えるなどの働きをしているため、この組織が損傷すると、ドアノブを捻る時や重いものを持つなど手首の小指側に力が加わるような動作をすると痛みを感じるようになります。
この方は明らかなTFCC損傷の症状があったため、冷却とテーピング固定を行い、頚肩までの痛みもあったためモルフォセラピーにて矯正もおこないました。
初日はテーピングのみで様子を見ましたが、少し不安があったため翌日はより固定力を高めるためにシーネ固定も行いました。また、頚椎の矯正も合わせて行う事で頚肩の痛みだけでなく、前腕の回旋時の痛みも軽減していきました。
固定していると安定感が増すため痛みが軽減しますが、合わせて頚椎の矯正を行えば、損傷部への血流が増し治癒を促進するとともに、神経の通りも良くなるため損傷部周囲の筋肉などの緊張も緩むため関節の動きも楽になります。
当院ではこのような外傷に対しても、固定と矯正を合わせて行い、治癒の促進に努めておりますのでどこか痛めた際にはお早めに当院までご連絡下さい。
品川接骨院
診療のご案内
診療時間
月〜金 9:30〜20:00
土 11:00〜17:00
JR大井町駅より徒歩10分
京急青物横丁駅より徒歩7分
京急新馬場駅より徒歩5分
品川シーサイド駅
当院では新型コロナウイルス感染対策として、スタッフのマスク着用、手指やベットなどの消毒を徹底して行なっておりますのでご安心してお越し下さい。
2020.11.13