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【ホルモンについて】
こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院の宍倉です。
今回は「ホルモンについて」についてお話し致します。
① ホルモンってなんだ?
男性ホルモン、女性ホルモン、成長ホルモンは知っていると思いますが、それらが身体でどんな働きをしているか、いまいち実感が湧かない、そもそもホルモンって一体なんだ?と思う人も多いと思います。
なぞ多きホルモンに関する疑問を解き明かして行きましょう。
② 分泌量はスプーン1杯。でもその効き目は絶大。
女性が一生に分泌する女性ホルモンの量はティースプーン1杯分と言われています。
血液をプールの水にたとえると、50メートルサイズのプールにスプーン1杯の塩を混ぜるくらいのイメージです。
その他多くのホルモンに関しても分泌量はごくごく微量です。
でもターゲットの臓器や細胞に確実に作用し、あらゆる身体の働きを調整しています。
そしてホルモンの分泌量が少なすぎる、あるいは多すぎることで不調や病気を招くこともあります。
例えば、女性ホルモンの低下で更年期障害が、甲状腺ホルモンが過剰になることでバセドウ病という動悸や体重減少を伴う病が引き起こされるのです。
ホルモンの仕組みはかよわく緻密にして繊細なのです。
③ 血液の中を移動し、相手にメッセージを届ける。
「ホルモンは血液中を流れて、標的の臓器や細胞に特異的な作用を発揮する情報伝達物質です」
ホルモンをボールとすると、標的の臓器や細胞にはそれを受け取る受容体としてミットがあります。
血液中に放られたボールがミットにズバッと収まる。
「タンパク質を活性化したり遺伝子に作用して特定の遺伝子を発現させたりするのです」
一方、消化や代謝を助ける酵素は受容体を必要とせず、酵素自体が物質に直に作用する。
ここがホルモンとの最大の違いです。
ホルモンとは、これと決めた相手への大切なメッセージなのです。
④ 自律神経とは違う方法で同じ目的を果たしている。
カラダの調子を整えるもう一つの仕組みといえば自律神経があります。
「神経は脳から全身を走る神経線維を介し、情報をやりとりしています。
ホルモンを中心とするのが内分泌系、神経を介するものが神経系です。
どちらもカラダをスムーズに動かしたり恒常性を保つことが目的です」
では、内分泌系と神経系はどう役割分担をしているのでしょうか?
「寒いと感じたら神経を介して血管が収縮し熱を逃がさないようにしています。
内分泌系は糖や脂質を代謝するホルモンの働きでエネルギーを作り出し熱を供給しています。
神経系はカラダが危機を感じると瞬時に反応しますが、内分泌系はその都度緩やかに反応するというのが大きな違いです」
⑤ ホルモンの分泌は1日の中でリズムを刻む
微量で最大の効果を発揮するホルモンは分泌のタイミングにおいてもとても精密です。
ほとんどのホルモンは1日24時間のサイクルの中で分泌されるタイミングが決まっている。
例えば、副腎皮質から分泌されるコルチゾールというホルモンは夜間寝ている間は分泌が抑制されていて、覚醒する数時間前から分泌量が高まっていきます。
睡眠に関わるメラトニンは睡眠直前に、成長ホルモンは就寝直後にその分泌量がピークを迎えます。
よって、できるだけ規則正しい生活をおくることがホルモンの最大効果を引き出すポイントです。
起きる時間や寝る時間がバラバラの生活ではホルモン分泌のリズムが乱れ、その効果は半減にします。
今回はホルモンについて簡単に説明致しました。
ホルモンとの関係性を良くするために、身体の状態や生活環境、食事環境が大事になってきます。
こういった指導も当院はしております。
ホルモンと良いお付き合いをしていただきたく、当院では、メンテナンスのメニューがありますので、気軽にご相談ください。
お身体でお困りの方、ぜひ当院に一度ご相談ください。
品川接骨院
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2022.6.27