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【腸を整えるメリット①】
こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院の宍倉です。
今回は「腸を整えるメリット」についてお話し致します。
① 肥満・生活習慣病の予防
食物繊維で腸内環境を整える一番のメリットは何か?
一言でいうと、スリムでヘルシーになれるのが、何よりの利点です。
肥満とそこから生じる生活習慣病の双方が回避できます。
ポイントになるのは、短鎖脂肪酸。
酪酸、酢酸、プロピオン酸である。
腸内細菌が食物繊維をだ代謝すると、最終的に短鎖脂肪酸が生じる。
人にとってうんちが不要であるように、腸内細菌にとって短鎖脂肪酸は不要な物です。
しかし、人には必要で、短鎖脂肪酸を吸収すると、体内エネルギー代謝が最適化される。
低下した代謝を高める交感神経を刺激したり、余分な体脂肪をためる脂肪組織の働きを抑えたりできます。
太ってお腹に内臓脂肪がたまる内蔵脂肪型肥満に陥ると、全身の代謝が乱れて、糖尿病や高血圧などを併発するメタボリックシンドロームの危険度が上がります。
メタボは、心臓病や脳卒中といった死に至る生活習慣病を招きます。
動脈硬化のリスクファクターです。
動脈硬化とは血管が老化し、血液を運ぶ動脈の柔軟性がおち、血液が詰まりやすくなった瀕死の状態です。
腸内環境が整い、短鎖脂肪酸でエネルギー代謝が最適化できたら、内臓脂肪は減り、お腹も凹む。
それでメタボや動脈硬化が避けられたら、健康長寿への明るい道が開けます。
② 免疫力アップ
身体の玄関は口ではなく、腸管。
外の世界と繋がる腸管内は「外」で、腸管の外側が「内」。
外敵が入ってこないように、いわば国境にあたる腸管には多くの免疫細胞が集まる。
なかでも大切なのが、制御性T細胞という免疫細胞です。
免疫グロブリンA(Ig A)を作らせる。
腸管で作られたIg Aは全身の粘膜に広がり、病原体の侵入をブロックする。
腸内細菌が作る短鎖脂肪酸の内、酪酸は主に腸管内で作用しており、制御性T細胞を増やしてくれる。
「日本で新型コロナの重症者や死者が他国より少ない「ファクターX」の有力候補は、日本人のお腹に酪酸産生菌が多いことではないかという意見もあります。
重症者も死者も比較的少ないのは、酪酸が誘導する制御性T細胞がIg Aを作らせて、Ig Aがコロナの侵入を防いだことも考えられます。」
また、新型コロナでは、免疫が暴走するサイトカインストームが起こると、重症化しやすい。
制御性T細胞は免疫の暴走を抑えるので、サイトカインストームも避けられる。
コロナ重症者では、酪酸を作るフィーカリバクテリウム属という腸内細菌が減っていたという報告もあります。
酪酸が減り、制御性T細胞が活躍できないと、自らを誤って攻撃する自己免疫疾患が起こりやすい。
その典型例がアレルギーや花粉症です。
思い当たる人はお腹を整えましょう。
今回は腸を整えるについて簡単に説明致しました。
まとめると
・短鎖脂肪酸で適正体重を実現して動脈硬化を防ぎましょう。
・新型コロナの被害も腸内細菌で最小化しましょう。
食物繊維を摂って腸を整えるとより良い関係性をきづくことができます。
身体の状態や生活環境、食事環境が大事になってきます。
こういった指導も当院はしております。
腸と良いお付き合いをしていただきたく、当院では、メンテナンスのメニューがありますので、気軽にご相談ください。
お身体でお困りの方、ぜひ当院に一度ご相談ください。
品川接骨院
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2022.8.31