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こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院の宍倉です。
今回は「骨盤の位置を良くして座り仕事を快適に!!」についてお話し致します。
腰痛の原因のひとつに「長時間同じ姿勢をとり続ける」ことがあります。
そのため、車の運転やデスクワークが多い人など座っている時間が長い人は、腰痛が起こりやすくなる可能性があります。
① 座り仕事は腰への負担が増える
まっすぐ立っているときは、骨盤は前に傾き、背骨は緩やかなS字カーブを描いています。
このS字カーブは、上半身の重みを受け止め、腰や背中の筋肉にかかる負担を減らします。
適切な座り方であれば、骨盤は立っているときと同じように少しだけ前へ傾き、背骨のS字カーブが保たれ、腰への負担は少ないのですが、『仙骨座り』や猫背の姿勢で座ると、骨盤が後方へ傾いてしまいます。
すると背骨のS字カーブが崩れ、真っ直ぐ立っているときに比べて腰に1、4倍ほどの負担がかかると報告されています。
リラックスした状態で数分間ほど座っているなら、大きな問題はないと考えられますが、腰に負担のかかる姿勢で30分間以上座り続ける場合は注意が必要です。
② 長時間運転する場合の腰痛対策
車の運転手など、長時間運転する人がなりやすい姿勢が仙骨座りです。
仙骨座りは、長時間背もたれにもたれて運転するうちに、お尻が座面を滑るように徐々に前方に移動することで起こります。
そうすると骨盤が後ろに傾き、腰に余計な負担がかかってしまいます。
◎こまめに姿勢を直す
長時間運転していると、適切な姿勢を心がけていても、徐々に姿勢が崩れてくることがあります。
信号待ちの時に座り直すなど、こまめに姿勢を変える習慣をつけましょう。
また、休憩などで車から降りた時に、腰をゆっくり伸ばすストレッチをするのも効果的です。
◎フィットした座席に座る
深く座って背もたれにもたれた時、体にフィットする感覚のあるものが腰に負担がかかりにくい座席です。
また、運転時の振動は腰痛のリスクになることがわかっていますが、座席が体にフィットしていると、車の振動を座席が吸収し、腰へ負担が減ると考えられています。
座席が体にフィットしていないと、背もたれにもたれた時に、お尻が前方に滑りやすかったり、腰が重たいように感じます。
その場合は、折りたたんだタオルなどを座面の後方に敷いて座ると良いでしょう。
(骨盤前傾サポート)
骨盤が後方に傾きにくくなり、座った時のフィット感が増します。
③ デスクワークの場合の腰痛対策
長時間デスクワークをする人は、仙骨座りのほかにも、背中が丸まった猫背の姿勢に注意が必要です。
デスクワークをする際の適切な姿勢のポイントを確認して、取り入れてみてください。
パソコンの画面の位置が低いと、画面を覗き込むようになるので、猫背の姿勢になりがちです。
パソコンを使う際は、パソコンの下に台を置いたり、パソコンスタンドなどを使って高さを調整するようにしましょう。
椅子は、背もたれの高さが十分にあり、座面の高さが調整できる、体にフィット感のあるものを選んで使うと良いでしょう。
足元に物があると、机から椅子が離れて、背中の筋肉がむだに収縮して腰への負担が増えるので、足元は整理しておくようにしましょう。
また、長時間座り続けて体をあまり動かさないことが続くと、糖尿病などの発症率や死亡率が高くなりことがわかっています。
定期的に立ち上がってストレッチをしたり、立ってデスクワークのできる環境を整えるなどの工夫をしてみると良いでしょう。
④ デスクワークをする際の適切な姿勢のポイント
・視線は真っ直ぐよりも少し下に向けるようにして、首に負担をかけない
・あごは軽く引く
・目と画面の距離を約40センチメートル以上開ける
・肘掛けに前腕をのせる。肘の角度は110度を目安にする。
・椅子に深く腰掛けて、背もたれにもたれる
・椅子は、座面の奥行きが膝の裏を圧迫しない長さのものにする。膝の角度が約90度になるようにする
・足の裏を床につける
車の運転やデスクワークなどで長時間座り続けると、腰痛が起こるリスクが高まります。
腰に負担のかかりにくい座り方を普段の生活に取り入れましょう。
お身体でお困りの方、ぜひ当院に一度ご相談ください。
品川接骨院
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2022.3.30