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こんにちは、笠原です。
暑い日が続きますが、皆さん体調を崩さないように気を付けて下さいね。
私も走る時の対策をしっかりしています。
・早朝や夜走る
・ペースはゆっくりと
・なるべく日陰を走る
・帽子をかぶり、白いシャツを着る
・公園の水道で水を頭や腕、脚にかける
・自販機やコンビニで給水する
・無理しない
・電車やバスで帰れる場所を走る
などの対策をしています。
今回のブログは「ランニング障害」についてです。
ランニングだけでなく、スポーツでのケガを「スポーツ外傷」「スポーツ障害」といいます。
スポーツ外傷とは、運動中に急に大きな力が加わって起こる不慮のケガをいいます。走っていて転んで足を捻るなど、1回での衝撃で起こるものです。
スポーツでの繰り返し動作により、特定の部分が酷使されて起こるものがスポーツ障害です。使いすぎ症候群ともいいます。
ランニング障害は使いすぎて起こるもので、大きく2つに分類できます。
ひとつは腱や靱帯が引っ張られて起こるもの。
もうひとつは周囲との摩擦でおこるものです。
<部位ごとのランニング障害>
足部
・アキレス腱炎、アキレス腱周囲炎
腱の周囲にある膜が摩擦に耐えかねて炎症を起こすのがアキレス腱周囲炎で、腱自体の線維が微小断裂を起こして痛みが起こるのがアキレス腱炎です。
・足底腱膜炎
足底腱膜という足の裏にある線維性の膜があり、繰り返しの衝撃でかかとに付着している部分が引っ張られ痛みが出ます。
朝起きて1歩目の痛みを訴える方が多いです。
・疲労骨折
足の甲(中足骨部)に痛みが続く場合は疲労骨折が疑われます。
日常生活には問題が無く、走ると痛いことが多いです。
3週間程度は走らずに、復帰の目安は押して痛みが出ないことです。
・外脛骨障害
足の内側にある舟状骨に10人に1人くらいの割合で外脛骨という余剰骨があります。
この部分が筋肉に引っ張られたり、シューズに当たったりして痛みます。
足の過回内が原因のひとつで、インソールの効果が高いです。
下腿部
・シンスプリント
すねの内側に圧痛や、走る時に痛みが出ます。
過回内足だと下腿の筋肉が引っ張られ負荷が増し、シンスプリントになるケースが多いです。
ふくらはぎのストレッチやマッサージをして、回内足の矯正インソールにより負荷を減らすことで回復が早まります。
インソールは当院でも取り扱っている「フォームソティックスメディカル」
サポーターは「ザムストのSP-1」がおすすめです。
・筋断裂
ウォーミングアップ不足や、急なダッシュの時にふくらはぎがピキッとなって痛めた場合は禁断裂(肉離れ)が疑われます。
アップ不足でのスタート時や、ラストスパートで痛めることがあります。
腫れ、熱感、内出血、圧痛、歩行痛があります。
早急な患部の冷却と圧迫処置が大事です。
・筋痙攣
自分の意志とは関係なく突然筋肉が収縮して強い痛みが起こります。
レース中の痙攣は筋疲労が主な原因になりますが、寒さや脱水があると起こりやすくなります。
膝部
・腸脛靭帯炎
太ももの外側から膝に付いている腸脛靭帯が、膝の曲げ伸ばしの際に摩擦が起きて膝の外側の部分に痛みが出ます。
走る時だけでなく、歩行、階段昇降、足を組む、しゃがむなどの日常生活にも支障が起こります。
臀部、腸脛靭帯のストレッチを欠かさず行います。
・膝蓋靱帯炎
ジャンプやダッシュの繰り返しで、大腿四頭筋の過度の牽引力により、お皿の上や下に痛みが出ます。
大腿四頭筋のストレッチを行います。
・鵞足炎(がそくえん)
縫工筋、薄筋、半腱様筋という3つの筋肉が付着している部分(膝の少し下のすねの内側)に炎症を起こします。
椅子から立ち上がる時や階段昇降時に膝の内側に痛みが出る時は鵞足炎を疑います。
ランニングを始めた人で、半年以内に6割程度はやめてしまうようです。
一番多い理由は痛みが出たことです。
痛みで続けられない人を少しでも減らしたいと思っています。
上記症状は身体の歪み、筋肉の緊張、筋力不足、柔軟性、身体のクセなどの身体の問題や、練習の内容、走り方など様々な要因が重なって起こります。
身体の問題は整体で調整できますし、走る事へのアドバイスも行っています。
ランニング障害でお悩みの方はご相談下さい☺
品川接骨院
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2022.7.20