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こんにちは!
品川接骨院の宍倉です。
今回は坐骨神経痛の中で、梨状筋症候群についてお話しします。
① 梨状筋症候群とは
坐骨神経痛の原因のなかでも、運動と密接な関係にあるのが梨状筋(りじょうきん)症候群です。
梨状筋はお尻にある筋肉の一つで、運動などによって炎症などの障害を起こすと、坐骨神経を刺激し、痛みが生じることがあります。中高年になって運動(ヨガやテニスなど)をはじめたところ、坐骨神経痛を起こしたというケースでは可能性があります。
また、運動とは反対に、長時間のデスクワークのように同じ姿勢をとり続けた場合にも、梨状筋が圧迫され症状を起こすこともあります。
スポーツの世界以外ではあまり知られていない原因ですが、椎間板などに異常がない場合には疑ってみましょう。
② 坐骨神経痛を予防する
坐骨神経痛は、軽度のうちなら体操やストレッチなどによって自分でも予防したり、改善したりすることができます。
ただし、強い痛みがあったり、歩きにくいといった状態の場合には、自己流でやると悪化させてしまうことがあるので、当院にご相談ください。
坐骨神経痛の予防や改善には、ストレッチと筋肉運動が効果的です。
ストレッチは背骨や筋肉などをゆっくり伸ばし、緊張をほぐすことで、椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けることが多い人は、ときどきストレッチをしましょう。
⑴ ストレッチ
立った姿勢で足を軽く開き、からだの力を抜いて手を前に伸ばし、からだを前にゆっくり倒していきます。腰部の骨や筋肉を伸ばすのが目的なので、無理に倒す必要はありません。呼吸をしながら2~3秒その姿勢をキープしたら、ゆっくり元の姿勢にもどります(同じ運動を4、5回くり返します)。
⑵ ストレッチ
立ったままがつらい場合は、いすに腰かけた姿勢で、同じように手を伸ばしてからだを前に倒す方法でもかまいません。自宅なら、床に座って足を伸ばし、手を前に出してからだを倒す方法もいいでしょう。
一方、筋肉運動は、中高年になるにつれて衰えた腰部や太ももの筋肉を強化することで、椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。いろいろな運動がありますが、ここでは運動不足の人や高齢者でも無理なくできるスクワット(屈伸)をご紹介します。
⑴ スクワット
両足を軽く開いて立ち、からだの力を抜きます。いすに腰かける感じでお尻をゆっくり下ろしていきます。ひざが90度以上は曲がらない位置でとめ、呼吸をしながらその姿勢を2~3秒キープしたら、元にもどります。同じ運動を一度に 5~6回、できれば1日に2~3回やりましょう。
お年寄りの場合はお尻を下ろしたときにバランスをくずすと、転倒する危険性もあるので、壁の前やいすの前でやるといいでしょう。
いずれの運動も、痛みなどを感じた場合には中止し、けっして無理をしないでください。
当院は坐骨神経痛に力を入れている院ですので、まずはご相談をして下さい。
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2019.3.25