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帯状疱疹

みなさんこんにちは。

品川接骨院の高倉です。

 

みなさんここ最近の急激な気温の変化や天候の不順により体調など崩されてはいないでしょか?

当院に来院されている患者さまにも風邪などで体調を崩されている方が多くいらっしゃいます。このように季節の変わり目や急激な温度変化により体調が崩れると免疫力が低下してしまいます。このような時に気を付けたい病気の1つに帯状疱疹というものがあります。

当院にも背中や腰の痛みを訴えて来院され方の中に実は帯状疱疹だったという方がいらっしゃることがあります。今回はこの帯状疱疹の症状についてお話しします。

 

帯状疱疹とは左右どちらか一方に、ピリピリと刺すような痛みと、これに伴い赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状にあらわれる病気です。軽い痛みで済む方もいますが、強い痛みを感じることが多く、夜眠れないほどの痛みを感じることもあります。

帯状疱疹の原因はヘルペスウィルスの一種、水痘・帯状疱疹ウィルスによって起こるもので、子供の頃に水ぼうそうにかかったことのある人なら誰にでも帯状疱疹になる可能性があります。水ぼうそうそのものは、乳幼児や10歳以下の子供の約90%がかかる感染症ですが、その時体内に入ったウィルスは消滅せずに、神経節(顔面の三叉神経、脊髄神経、坐骨神経など)に数十年間も潜伏します。そのため、非常に多くの成人が水痘・帯状疱疹ウィルスを持っていますが、健康で免疫力の強いあいだは活動が抑えられています。ところが中高年になり、加齢やストレス、疲労、感染症、生活習慣病などによって、からだの免疫力が低下すると、急に再活性化を始め、神経を伝わり皮膚に到達し帯状疱疹として発症します。主に60歳代を中心に50歳代~70歳代に多く見られる病気ですが、過労やストレスなどで免疫力が低下してくると若い世代にも発症することは珍しくありません。通常は生涯に1度しか発症しませんが、免疫力が低下している方はまれに再発することがあります。ちなみに帯状疱疹自体が他人にうつることはありませんが、乳幼児に水ぼうそうとしてうつることがあります。

帯状疱疹は早期発見と早期治療が必要です。治療が遅れると神経が損傷し、帯状疱疹後神経痛という後遺症になり持続的にピリピリとした痛みがいつまでも続くことになります。

 

帯状疱疹はお薬による治療が必要になるため接骨院での治療はできませんが、初期のものには赤い斑点ができないものもありご自身の痛みが帯状疱疹かどうかの判断が難しいこともあります。そのような時は当院にご相談いただければ判別いたしますのでお気軽にお越しください。

2018.10.22

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