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こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は『疲れた身体を回復させる』をテーマにお話しさせて頂きます。
⑴ いちばん疲れているのは、自律神経である。
脚が重たい、動くのがしんどい、肩こりや腰痛がある。
疲れはもっぱらフィジカル面で自覚しやすい。
しかし、疲れているのは身体だけではない。
もっとも疲れているのは、自律神経だ。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、血圧や体温など生きるために必要な機能を調整する。
二つの働きは対照的で、一般的に交感神経は活動モード、副交感神経は休息モードへ誘う。
ヒトには、体内環境を一定範囲内に保つホメオスタシスという働きがある。
この働きを担うのが自律神経とホルモンである。
クイックレスポンスの対処を強いられる自律神経は、24時間休みなく働く。
自律神経には休みなく働けるキャパシティがありますが、現代のようにつねにストレスに晒される生活は想定外。
それが自律神経の中枢がある脳の視床下部と前帯状回に影響し、疲労となります。
ヒトは発達したより高次の大脳皮質を持つゆえの問題がある。
疲労が生じるのは自律神経の中枢だが、それを疲労感として感じるのは大脳皮質。
しんどい運動や仕事も、やり甲斐や達成感といった報酬があると大脳皮質は疲労を感じにくい。
つまり、疲労をマスキングしてしまうのです。
疲労しているのに感じない。
疲労感なく疲労を放置すると、様々な不調が生じます。
⑵ 秋こそ回復のベストタイミング
メリハリのある四季の移り変わりがある日本では、季節によって疲れやすさにも波がある。
日本人の大半にとって、いちばん過酷なのは夏。
地球温暖化で真夏日と猛暑日が増えたため、そのハードさには年々一段と拍車がかかるようになってきた。
そこから生じる夏バテも、自律神経の過労によるもの。
高温多湿に対応する体温や発汗の制御にいっぱいいっぱいでオーバーヒートすると自律神経の機能が下がり、食欲不振や倦怠感といった症状が出る。
夏場に急増する熱中症も、自律神経が担う体温調整や発汗の仕組みが破綻した結果に他ならない。
夏バテした自律神経の疲労は、根雪のように蓄積しているので、ちょっとやそっとでは軽減されない。
疲労は時間が経てば自然に消えるものではなく、質の高い眠りを中心とした積極的な回復術が不可欠。
多忙で睡眠時間を削ったり、不規則な生活で眠りの質が下がったりすると、夏バテは一向に解消されない。
それが秋になっても夏バテのような症状が続く秋バテの誘因。
冬になって寒さが厳しくなると、またまた自律神経に疲れが溜まる。
さらに年末年始の飲み会は自律神経の負担を増やしてしまうし、疲労軽減に努める時間的な余裕もなくなる。
そう考えると秋こそ、夏バテを早めにリセットして、自律神経を整えて冬に備える回復が求められます。
以上がパート1になります。
自律神経をしっかり回復させてより良い生活をして行きましょう。
身体を回復したい方は是非当院へお越しください。
お待ちしております。
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2019.10.21