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こんにちは!!品川接骨院の笠原です。
今回のブログはぎっくり腰についてです。
よく聞く「ぎっくり腰」ですが、実際に何が原因で起きているのかご存じですか?
日本整形外科学会のホームページには、
「痛みの原因はさまざまで、腰の中の動く部分(関節)や軟骨(椎間板)に許容以上の力がかかってけがしたような状態(捻挫、椎間板損傷)、腰を支える筋肉やすじ(腱、靱帯)などの柔らかい組織(軟部組織)の損傷などが多いと考えられます。」
とあります。
簡単にいうと「筋肉や腱、靱帯、関節部を痛めてしまう捻挫」ということです。
ぎっくり腰というのは通称で、病院では腰椎捻挫という診断名になります。
◎どのような時に起こるのか?
当院には多くのぎっくり腰の方が来院されます。
すごく重い物も持った時になりそうなイメージがありますが、ほとんどの場合はそうではありません。
・掃除機をかけようとかがんだ時
・朝起き上がろうとした時
・下の物を取ろうとした時
・くしゃみをした時
・顔を洗おうとした時
・お風呂の掃除をしている時
・長時間の同一姿勢から動き出す時
などなど
こんなことで起こるの?とぎっくり腰になった方は口を揃えて言います。
急に何の前兆も無く起こることがあるので注意が必要です。
しかし患者さんに詳しく話を聞くと、前兆が無いわけではなさそうです。
慢性的に腰に重さや違和感があったり、前日にいつもと違うことをして腰に負担をかけていたり、強いストレスに悩んでいたり。
本人としてはいつも通りだと感じていることでも、実は限界ギリギリで過ごしていたのかもしれません。
ぎっくり腰はギリギリを超えてしまって起こるのです。
ぎっくり腰に影響することとして次のことが挙げられます。
・少しずつため込んだ腰の筋肉疲労
・普段からの運動不足
・座りっぱなしの仕事
・姿勢の悪さ、身体のゆがみ
・身体の冷え、内臓疲労
・心理的ストレス
などがあります。
思い当たる人はぎっくり腰になる可能性があるといえます。
◎ぎっくり腰になったらどうすればいいのか?
不意に痛みが走るので焦ってしまいますがまずは落ち着いて下さい。
深呼吸をして、無理に動こうとせず、楽になる体勢を見つけて下さい。
そしてしばらくその体勢で安静にしましょう。
少しして動けるようであれば起き上がります。ゆっくりと、テーブルなどにつかまって下さい。
人に無理やり起こしてもらおうとすると余計に痛くなる可能性があるので要注意です。
一般的には急性のケガは、48時間は炎症物質が出ると言われています。
この炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ぎっくり腰の初期段階は痛む場所を徹底的に冷やして下さい。冷やすのはシップや保冷剤よりも氷です。氷を氷嚢や袋に入れて少し水を入れて冷やします。発症してから48時間を目安に、痛みが和らいできたら冷やすことはやめます。
炎症が治まるまでは無理にストレッチをすることや、自分でマッサージをするのも控えて下さい。
◎どれくらいの期間で改善するのか?
発症直後は、軽度のものだと特定な動作だけ痛みが出ます。(腰を曲げてズボンや靴下を履く動作だけが痛む、など)
強いものだと、どの動作でも痛く、真っすぐ立つことも困難になり、寝返りや起き上がりも大変という状態になることがあります。
2~3日後は直後より痛みが軽減します。痛みはまだ残りますがゆっくりと動けるようになります。
1週間後になるとほとんど痛みは引きます。
まだ完治ではなく、ふいに屈んだ時などに痛みが戻る可能性があるので、まだ注意が必要です。
1か月後にはもう痛みは消失し、発症前と同じ状態になっています。
2~3日経ち痛みが緩和してきたら、少しずつ歩くなど、無理のない程度に動いて下さい。安静にし過ぎることが、かえって逆効果であるといわれています。
◎品川接骨院でのぎっくり腰治療
発症して動けるようであれば当日に来院した方が早く痛みを緩和できます。
当院では発生直後であれば炎症を抑えるためアイシングを行っています。
体位変換が辛いので、無理にうつ伏せや仰向けにはならず、なれる体勢のままモルフォセラピーで調整していきます。
早期治癒に向けて、状態に合わせて手技療法、鍼灸治療、テーピングなどを行います。
品川接骨院
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2022.5.17