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【肩甲骨動かないと怖い】
こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院の宍倉です。
今回は「肩甲骨動かないと怖い」についてお話し致します。
① 姿勢が悪くなる
日本人がパソコンやスマホなどに触れている時間は、1日7時間以上にもなる。
睡眠時間とほぼ一緒です。
すると心配なのが、画面を見るための前屈みになり、体幹より頭が前に出る姿勢になります。
この姿勢は、肩甲骨が背骨から離れて外転し、ストレスで緊張すると肩甲骨が上がる挙上を伴います。
「肩甲骨は、背骨から指2〜3本分離れたところが定位置。下角(肩甲骨のいちばん下の角)は、胸椎の7〜8番(乳首ライン付近)にあるのがニュートラルです。
悪い姿勢は、肩甲骨の外転と挙上が固定化し、その定位置からズレると、上半身全体の姿勢が崩れて悪くなります」
② 肩こりが起きる
日本人の多くの悩むのが、慢性的な肩こりです。
背景に、肩甲骨の不調があります。
「首から背中にかけて広がる筋肉は、必ずと言っていいほど肩甲骨を経由します。
その動きが悪くなってしまうと、首から背中にかけての筋肉が硬くなります」
筋肉が硬くなると、内部や周囲を通る血管が圧迫される。
その結果、血流が悪くなり、細胞が求める酸素や栄養素が届かなくなると、「早く何とかしてくれ!!」というSOSとして痛みを発するようになります。
痛みが出ている部位をマッサージでほぐすと、一時的にはラクになるが、根本的な解決にはつながりません。
肩こりと縁を切りたい人は、肩甲骨の動きを良くすることが大事です。
③ 高いところに手が伸ばしにくい
上腕(肩甲上腕関節)と肩甲骨(肩甲胸郭関節)は、肩甲上腕リズムにより、おおよそ2対1の割合で連携して動いている。
肩甲骨が固まると、肩甲上腕リズムが崩れて、腕は動きにくくなります。
「特にデスクワークなどで猫背がクセになると、肩甲胸郭関節の動きが制限されるため、肩甲上腕リズムが乱れてしまい、腕が高く上がりにくくなります」
猫背の時と、背すじを伸ばした時で、腕の上がりやすさを比べてみます。
猫背だと明らかに腕が上がりにくくなるのが体感できます。
肩甲骨が動かないと猫背になるが、猫背になると肩甲骨が動きづらくなるという悪循環になります。
肩甲骨のためにも、背すじを伸ばして、姿勢を正しましょう。
④ 腱が狭まり、炎症が起こる
肩甲骨の動きが悪くなると、周辺の筋肉の負担が増える。
特に負担がかかるのが、ローテーターカフと呼ばれる筋肉群です。
上腕骨を肩甲骨につなぎ止めており、腕を回したり、上げたりする働きも担う。
その腱などが、肩甲骨の腱峰という突起と繰り返し衝突すると、鈍い痛みが走ります。
「これがインピンジメント症候群です。
野球の投手などアスリートに多く見受けられますが、加齢により一般の方にも増えてきます」
40代や50代で増える肩の痛みに、四十肩・五十肩がある。
これは、肩甲骨をはじめとする肩関節を包む関節包に炎症が起こり、肩が固まり動きづらくなるものがあります。
原因不明だが、滑らかに動くよう肩甲骨を整えると、予防&改善にプラスになります。
肩甲骨はフル稼働で日常をスムーズにしてくれる大切な関節です。
逆に、サボったりして動かなくなった場合は様々な悪い症状が出てきます。
健康面はもちろんですが、日々のモチベーションも下がります。
しっかり継続的なケアを当院で行いましょう。
お身体でお困りの方、ぜひ当院に一度ご相談ください。
品川接骨院
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2022.5.30