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【子供の睡眠障害】
こんにちは、青物横丁駅近くにある品川接骨院です。
今回は子供の睡眠障害についてお話し致します。
① 今、生活が夜型化する子供が増えている
10歳代から20歳代くらいの若い年代では、夜更かしをしがちなために、体内時計が後ろにずれて、生活が夜型化してしてしまいやすい傾向があります。
夜型の生活が続くと、遅刻、集中力の低下、規律のない生活など、日常生活や学業への影響が大きくなっていきます。
遅刻や学業の遅れから不登校になる可能性もあります。
また、夜型の生活では食生活も乱れやすく、肥満につながることもあります。
最近は、新型コロナウイルス感染症の流行の影響により、特に中学生から大学生の年代で、規則正しく起床して通学し、授業や部活動で身体を動かすという生活が難しくなっています。
これにより、毎日の起床時刻が遅くなったり、ずれてしまうケースが少なくないようです。
時には、深夜2時から明け方5時に就寝し、昼の10時から12時に起床するというような、極端な遅寝遅起きになってしまうケースも見られます。
② 子供は大人よりも夜型化しやすい
思春期の子供たちは、眠る直前までテレビやスマートフォンなどに夢中してしまいがちですが、このような生活も、夜型になる一因です。
質の良い睡眠につながる体内時計のリズムは、朝に日光を浴びてから14〜16時間後に睡眠に導くホルモン「メラトニン」が分泌されることと強く関連しています。
ところが、スマートフォンなどの液晶画面から出る光に含まれる「ブルーライト」は、このメラトニンの分泌量をかなり抑えてしまいます。
また、子供は大人よりも瞳孔が大きく、光をより多くの目の中に取り込んでしまうため、影響は大人の2倍ほどあると言われています。
さらに、ブルーライトには交感神経を興奮させる作用があり、体内時計のリズムを後ろにずらすことにもつながります。
③ 子供の不眠解消法
○午前中の光をたっぷり浴びる。
○昼間は身体を動かす。
○夜は明るい光を避ける。
体内時計を整えるには、3つの方法を取り入れ生活習慣改善に取り組みましょう。
最初は大変ですが、4週間頑張りましょう、そうすると体は慣れていきます。
2021.2.22