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みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
前回は『GUSSURI AOJIRU』に含まれるトリプトファンがどのような働きをするかについてお話をしましたが、今回はこの中に含まれる成分の1つ『GABA』についてお話をします。
GABAとは、植物や動物、私たちの体内にも広く存在する天然アミノ酸の1つで、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略してGABAと呼ばれています。
GABAはタンパク質を構成するアミノ酸と異なり、主に脳や脊髄で『抑制性の神経伝達物質』として働き、興奮を鎮めたり、リラックスをもたらしたりする役割があるため、GABAには気持ちを落ち着かせる『抗ストレス作用』があります。GABAは脳内で、ドーパミンなど興奮系の神経伝達物質の過剰分泌を抑えて興奮した神経を落ち着かせる働きをしているので、ストレスを和らげリラックス状態をもたらす作用があります。
GABAを摂取することで、リラックス効果により脳波のα波を増加させてβ波を減少させるという実験結果もあります。α波とは安静、閉眼、覚醒時に多く観測される脳波の1つで身体がリラックスしている状態の時に多く観測されます。したがって、α波が出ると心身ともにリラックスできるとともに、ストレスを抑える効果もあります。集中している状態の時もα波が検出され、脳を活性化させる効果もあります。また、自律神経のバランス効果や免疫力を高めて病気を予防する効果もあると言われています。一方、β波とは日常生活でもっともよくみられる脳波で、注意や警戒、心配など心身ともに緊張している時に出現するため、β波が過度に高いときはストレス過多の状態にあると言えます。
睡眠と脳波の関係として、入眠するときはβ波→α波→θ波→δ派という順番になります。寝る前の活動状態のβ波から布団に入り体がリラックスしてα波になり、意識が薄らいでくるとθ波となり、睡眠が深くなるとδ波となっていくので、入眠時の脳波をより良くα波にすることが良質な睡眠を得るために重要なことになります。
このようにGABAのリラックス効果によりα波を増加させることでより良い睡眠を得られることができますが、ストレスの多い現代社会では体内で作り出されるGABAの量では足りません。GABAは天然アミノ酸なので様々な食べ物の中に含まれていますが、ストレスを和らげるために使われているため常に不足しやすい状態になっています。
『GUSSURI AOJIRU』にはこのトリプトファンとともにGABAも豊富に含まれておりますので、ぜひ、快適な睡眠のためにもお試しください。
品川接骨院
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2018.12.1