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横顔が老けて見える原因はストレートネック?整骨院が教えるタオル矯正のコツ

横顔を写真で見たときに、
「なんだか首が短く見える…」
「フェイスラインがぼやけて老けて見える…」

そんな悩みを抱えている方の多くに共通しているのが ストレートネック です。

そして実は、日常で使える タオル矯正 を取り入れることで、首のカーブを取り戻し、横顔の印象を大きく改善することができます。

この記事では整骨院の視点から、

  • なぜストレートネックは横顔が老けて見えるのか
  • タオルを使ったセルフ矯正の正しいやり方
  • 日常でやりがちな悪習慣
  • 整骨院での専門的アプローチ

まで、徹底解説します。


ストレートネックが横顔を老けさせる理由

ストレートネックとは?

ストレートネックとは、通常ゆるやかなS字カーブを描く頸椎が、前傾姿勢などの影響で まっすぐになってしまう状態 を指します。

本来の首はカーブがあることで頭の重さを分散させていますが、カーブが失われてしまうと

  • 首周りの筋肉が常に緊張
  • 肩や背中の筋肉にも負担が波及
  • 頭が前に出る姿勢(フォワードヘッド)になる

という悪循環が起こります。

横顔が老け見えするメカニズム

ストレートネックになると、横顔の印象が一気に変わります。その理由は主に3つ。

●① フェイスラインがたるんで見える

頭が前に出ることで、顎下の皮膚が引き伸ばされ、たるみや二重あごの原因に。

●② 首が短く見える

ストレートネックでは首の後面が縮こまり、見た目の長さが短くなるため、横顔に立体感がなくなります。

●③ 巻き肩・猫背とのセットで悪化

ストレートネックは高確率で巻き肩を伴います。
肩が内側に巻くことで胸が潰れ、呼吸が浅くなり、
「疲れて見える・老けて見える」
という印象まで与えてしまいます。

整骨院に来院される多くの方が、
“肩こり改善のついでに横顔まで若返る”
という体験をされるのは、この構造的な原因があるからなのです。


タオルでできるストレートネック矯正のポイント

「ストレートネック タオル」と検索する方が多いように、タオルを使ったセルフケアは非常に効果的です。
しかし、やり方を間違えると逆に首に負担をかけてしまうことも…。

ここでは整骨院が推奨する正しい方法を紹介します。

基本の“タオル首カーブ再生法”

●準備するもの

フェイスタオル 1枚
(固めのタオルの方が安定します)

●手順

① タオルをくるくる巻いて円柱状にする(直径6〜8cmが目安)
② 仰向けに寝て、タオルを首の付け根(頸椎のカーブがある部分)に置く
③ 顎を上げすぎず、天井に軽く引き伸ばす意識
④ そのまま 5〜7分リラックス

●効果

  • 首のカーブが自然に形成される
  • 首後面の筋緊張がゆるむ
  • 頭の位置がリセットされ、正しい姿勢に近づく

「ただ寝るだけ」なのにかなり効果を実感しやすい方法です。

タオル牽引ストレッチ(痛みがない人向け)

① タオルを後頭部にかける
② 両手で前方向に軽く牽引
③ 顎を引きながら首の後ろを伸ばす
④ 10〜15秒 × 3セット

首の深層筋(伸筋群)がストレッチされ、頭の位置が改善されます。

注意点(ここ超重要)

タオル矯正は簡単なようで、間違うと逆効果になることも。

  • 痛みが出るほど伸ばさない
  • 顎を引きすぎると首の筋肉が緊張して逆効果
  • 頭を左右に振らない
  • 頭痛がある日は控える

痛みが出る場合は必ず専門家に相談しましょう。


ストレートネックを悪化させる日常習慣とは?

スマホ姿勢は最大の敵

スマホを見るときの“うつむき姿勢”は、首に最大で27kgの負担をかけると言われます。
ストレートネック 横顔の悪化にも直結します。

●改善策

  • 目の高さまで持ち上げる
  • 長時間うつむかない
  • 1時間に1回は首の後ろを伸ばす

デスクワークの椅子が合っていない

  • 座面が低い
  • モニターが遠い
  • 背もたれを使っていない

これらは頭が前に出る原因になり、ストレートネックをさらに進行させます。

●改善策

  • 背もたれを使い、骨盤を立てる
  • モニターは目の高さ
  • 首だけ前に出さない

胸郭(肋骨)が硬い人はほぼ全員ストレートネックになる

ストレートネックは首だけの問題ではありません。

胸郭が硬いと

  • 呼吸が浅くなり
  • 頭が前に出て
  • 背中が丸くなる

というパターンに入りやすいため、結果として首のカーブが消えていきます。

胸周りのストレッチもセットで行うと改善が早くなります。


横顔を若々しくするためのセルフケア(整骨院推奨)

① 鎖骨まわりリリース

鎖骨下の筋肉(小胸筋)が固いと、巻き肩を引き起こしストレートネックが悪化します。

  • 指3本で鎖骨の下をゆっくり押す
  • 深呼吸しながら30秒

② 肩甲骨の動きを取り戻す

ストレートネックは肩甲骨の可動域低下とセットです。

  • 肩甲骨を後ろに引く(肩すぼめNG)
  • 胸を開いて深呼吸

③ 首の深層筋トレ(チンイン)

  1. 顎を軽く引く
  2. 首の後ろを伸ばす
  3. 5秒キープ × 10回

タオル矯正と組み合わせると効果が倍増します。


整骨院での専門アプローチ

ストレートネックの根本原因を見極める

整骨院では、以下のポイントを総合的に評価します。

  • 頭の位置
  • 肩甲骨の動き
  • 胸郭の柔軟性
  • 反り腰・猫背
  • 骨盤の傾き

首だけを施術するのではなく、全身の連動を整えることが改善の最短ルートです。

深層筋調整+姿勢矯正で横顔が劇的に変わる

  • 首の深層筋調整
  • 肩甲骨の可動域改善
  • 胸郭調整
  • 骨盤〜背骨ラインの矯正

これらを行うことで、首のカーブを自然に取り戻し、横顔の印象まで若返ります。


横顔の若返りは“首のカーブ”で決まる

ストレートネックは

  • 横顔が老けて見える
  • 顔のたるみ
  • 首こり・肩こり
  • 呼吸の浅さ

など、多くの不調と直結します。

しかし、
タオル矯正を正しく行うだけで、首のカーブは改善できます。

さらに整骨院で全身バランスを整えることで、
横顔のラインがスッと伸び、若々しさを取り戻すことができます。

横顔の印象を変えたい方は、ぜひ一度ご相談ください。

2025.12.23

肩甲骨まわりが痛い原因は背骨のゆがみ?整骨院が教える“右側だけ痛む理由”

「肩甲骨周りが痛い…」「背中の右側だけ違和感がある…」
そんな症状で悩んでいませんか?
肩こりとは違い、肩甲骨周りの痛みは単なる疲労ではなく、背骨や筋膜のゆがみが原因になっていることがあります。

特に右側だけ痛む場合は、日常の姿勢や筋肉の使い方の偏り、さらには背骨のわずかなゆがみが影響しているケースが多いです。
今回は整骨院の視点から、肩甲骨周りの痛みの原因と対策、セルフケアの方法まで詳しく解説します。


肩甲骨周りの痛みが起きるメカニズム

肩甲骨は背骨と密接に連動している

肩甲骨は背骨や肋骨の上に浮かぶように位置し、腕の動きと連動して動きます。
背骨や肋骨の動きが悪くなると、肩甲骨の動きも制限され、痛みや張りが出やすくなります。

特に右側だけ痛む場合は、左右の筋肉バランスや姿勢の偏りが大きく関係します。

筋膜と肩甲骨の関係

肩甲骨周りには菱形筋や僧帽筋、肩甲挙筋などがあり、これらの筋肉を覆う筋膜が硬くなると、肩甲骨の動きが制限されます。
筋膜が固まることで、痛みや違和感が慢性化しやすくなるのです。

背骨のゆがみが痛みを引き起こす

背骨は本来S字カーブを描き、体重や動作の負荷を分散しています。
しかし、デスクワークやスマホ姿勢、片方に体重をかける癖などで、背骨にゆがみが生じると、肩甲骨の片側に負担が集中します。
このため、右側だけ痛むという症状が出やすくなるのです。


右側だけ肩甲骨周りが痛む原因

①日常の姿勢の偏り

  • 右手で荷物を持つ癖
  • パソコンのマウスを右手で操作
  • 右肩にバッグをかける

こうした日常の動作が続くと、右側の肩甲骨周りに負荷がかかり、痛みが出やすくなります。

②筋肉のアンバランス

肩甲骨周りの筋肉は左右対称に働くことが理想ですが、利き手や姿勢の癖によりアンバランスになりやすいです。
特に僧帽筋上部や肩甲挙筋が過緊張すると、肩甲骨の動きが制限され、痛みを引き起こします。

③背骨や肋骨の可動制限

胸椎や肋骨の可動域が狭くなると、肩甲骨は肋骨の上でスムーズに滑れなくなります。
右側だけ痛む場合は、右胸椎や右肋骨の可動性が低下していることが多く、整骨院ではこの部分を重点的に調整します。


整骨院で行う肩甲骨痛改善アプローチ

①筋膜リリースで肩甲骨の可動域を回復

肩甲骨周りの筋膜が硬くなると、肩甲骨が滑らかに動かなくなります。
整骨院では手技による筋膜リリースを行い、硬くなった筋膜を柔らかくして肩甲骨の動きを改善します。

②背骨・胸郭の調整で片側の負担を軽減

右側だけ痛む場合は、背骨や胸郭のゆがみを整えることが重要です。
胸椎や肋骨の可動域を広げることで、肩甲骨への負担を減らし、痛みの再発を防ぎます。

③姿勢改善と日常動作のアドバイス

整骨院では施術だけでなく、日常生活での姿勢や動作の癖もチェックします。

  • PCやスマホの高さ調整
  • バッグの持ち方
  • 肩甲骨を意識したストレッチやエクササイズ

こうした習慣を整えることで、肩甲骨周りの痛みを根本から改善します。


自宅でできる肩甲骨痛セルフケア

肩甲骨を寄せるストレッチ

  1. 両手を前で組む
  2. 両手を前に伸ばして肩甲骨を広げる
  3. 10〜15秒キープ、2〜3セット

肩甲骨内側の筋膜を伸ばし、背中の張りを緩和します。

胸椎の回旋ストレッチ

  1. 座った姿勢で右手を左膝に置く
  2. 胸をひねるように体を回す
  3. 10秒キープ、左右交互に2セット

背骨の可動域を広げ、肩甲骨周りの負担を減らします。

肩甲骨スライド運動

  1. 壁に背中をつける
  2. 肩甲骨だけを上下・内側にスライドさせる
  3. 10回×2セット

肩甲骨の滑走を回復させ、痛み予防につながります。


肩甲骨痛を放置するとどうなる?

  • 肩甲骨の動きがさらに制限される
  • 慢性的な肩こり・背中の痛みに進行
  • 肩や首の痛み、頭痛の原因になることも

特に右側だけ痛む場合は、左右差が強くなり、肩甲骨の可動域の低下が顕著になります。
早めの施術と日常ケアが重要です。


まとめ

肩甲骨周りが痛い、特に右側だけ痛む場合は、
筋膜の硬さや背骨・胸郭のゆがみ、姿勢の偏りが関係しています。

整骨院で行う施術と日常のセルフケアを組み合わせることで、

  • 肩甲骨の動きがスムーズになる
  • 内側の痛みや張りが改善する
  • 肩こり・背中の痛みの再発を防ぐ

といった効果が期待できます。

「肩甲骨周りが痛いけど、マッサージだけでは改善しない…」
そんな方は、整骨院での根本改善アプローチを受けることをおすすめします。

2025.12.22

肩甲骨痛が続くのは“内側の筋膜”が固まっているサイン?整骨院が根本原因を解説

デスクワーク中や家事の最中に、ふと背中に「ズキッ」「じわ〜」と走る 肩甲骨痛
特に 肩甲骨の内側の痛み は、肩こりとは少し違う独特の不快感があり、
「姿勢のせいかな?」
「肩を回しても全然治らない…」
と悩まれる方が多い症状です。

実はこの肩甲骨まわりの痛み、単なる“疲労”ではなく、
内側の筋膜が固まることで発生する慢性的なトラブル が大きく関係しています。

本記事では整骨院の専門的な視点から、
肩甲骨痛の本当の原因と、改善のための具体的な対策を詳しく解説します。


肩甲骨痛の多くは「内側の筋膜トラブル」から始まる

肩甲骨と肋骨の間には“滑らかさ”が必要

肩甲骨は肋骨の上に浮いているように乗っており、
“スライド”しながら腕や肩の動きに合わせて複雑に動いています。

しかしデスクワークやスマホ姿勢の継続で
肩甲骨周辺の筋膜が硬くなると、本来必要な可動性が失われます。

特に固まりやすいのが 肩甲骨の内側(内側縁)
ここには「菱形筋」「僧帽筋中部」「前鋸筋」など、姿勢を支える筋肉と筋膜が集まっています。

筋膜が固まると“動かない肩甲骨”になる

筋膜は筋肉を包む膜状の組織で、柔らかく伸びる性質がありますが、
長時間の前かがみ姿勢・猫背で簡単に癒着して硬くなります。

筋膜が固まると…

  • 肩甲骨を下げられない
  • 背中が丸くなる
  • 肩甲骨を寄せる動作が痛い
  • 呼吸が浅くなる

このような状態が慢性化し、肩甲骨痛や肩甲骨の内側が刺すように痛む症状が出やすくなります。


肩甲骨の内側が痛くなる主な原因

①猫背姿勢による菱形筋の引き伸ばしストレス

長時間のデスクワークでは肩が前に丸まるため、
肩甲骨の内側にある菱形筋が常に引き伸ばされ、硬く弱くなります。

結果、動かすと痛みが出たり、コリの塊のように感じることもあります。

②肩甲骨を支える前鋸筋が働かなくなる

肩甲骨を肋骨に固定する重要な筋肉「前鋸筋」。
この筋肉が弱ると肩甲骨が浮き上がり、内側の負担が増大します。

特に、

  • フワッと肩が上がった姿勢
  • スマホ首
  • 猫背

こうした姿勢の人に多く見られます。

③ストレス・呼吸の浅さによる筋膜の硬化

ストレスが強い人ほど呼吸が浅くなり、胸郭がうまく動かないため
肩甲骨まわりの筋膜が硬くなります。

肩甲骨と肋骨の間がスムーズに動かなくなると、
内側の違和感・引きつり・痛みが出やすくなります。

④肩甲骨の左右差によるねじれ

利き手に偏った作業や、荷物の持ち方のクセによって、
肩甲骨の左右の高さや動きが違う人も多いです。

この左右差が長期間続くと、内側の筋膜がねじれて痛みが慢性化します。


整骨院で行う“根本改善”のための施術内容

肩甲骨痛や肩甲骨内側の痛みは、単にマッサージするだけでは改善しにくく、
筋膜・骨格・呼吸 の3つを同時に整える必要があります。

①筋膜リリースで肩甲骨の滑走を回復

硬くなった菱形筋・僧帽筋・前鋸筋などに対し、
整骨院では手技による筋膜リリースを行います。

特に肩甲骨の内側は自分では触りにくいため、
施術でのアプローチが最も効果的です。

②肩甲骨の可動域を広げるモビリティ調整

肩甲骨を「上げる・下げる・寄せる・開く」
この四方向の動きを整えることで、内側の負担が劇的に減ります。

施術では関節の動きを誘導しながら、固まった部分を丁寧に動かします。

③肋骨・胸椎の可動改善で呼吸を深くする

肩甲骨は肋骨の動きとセットで働くため、
胸椎(背骨)や肋骨が固いと痛みが再発しやすいです。

整骨院では胸郭の可動性を高め、深い呼吸ができる身体に整えていきます。

④クセを見極めた姿勢調整

肩甲骨痛の多くは、「腕の使い方」「姿勢のクセ」から来ています。
施術ではその人のライフスタイルに合わせて、再発しない姿勢を作ります。


自宅でできる!肩甲骨痛・肩甲骨内側の痛みのホームケア

整骨院での施術と合わせて、毎日のホームケアが非常に重要です。

①肩甲骨内側のストレッチ(菱形筋)

  1. 両手を前ならえのように伸ばす
  2. 手のひら同士を合わせる
  3. 背中を丸め、肩甲骨を広げる

30秒×2〜3セット行うと、内側の筋膜が緩みやすくなります。

②肋骨を動かす呼吸トレーニング

胸の横を手で軽く押さえながら
「鼻からゆっくり吸って、肋骨を広げる」
ことを意識すると胸郭が動き、肩甲骨への負担が軽減します。

③肩甲骨のスライド運動(前鋸筋の活性化)

  1. 壁に手をついて腕立ての姿勢
  2. 肩をすくめないように、肩甲骨だけ前後に動かす
  3. 10〜15回×2セット

肩甲骨の安定性が増し、内側の痛みが出にくくなります。

④タオルを使った胸椎伸展ストレッチ

丸めたタオルを肩甲骨の下に置いて仰向けに寝るだけ。
猫背で固まった胸椎が伸び、肩甲骨痛の緩和に効果的です。


放置するとどうなる?肩甲骨痛の“危険なサイン”

以下に当てはまる人は、筋膜の固まりが深刻化している可能性があります。

  • 深呼吸すると背中が痛い
  • 肩甲骨の内側がピリッとする
  • マッサージ後すぐ元に戻る
  • デスクワーク後に痛みが強くなる
  • 手のしびれが出ることがある

特に、呼吸が浅い・しびれを伴う場合は、
胸郭出口症候群など他の症状が隠れている可能性もあり、
早期の施術が推奨されます。


まとめ ― 肩甲骨痛は“内側の筋膜ケア”がカギ

肩甲骨痛、特に 肩甲骨内側の痛み は単なる肩こりとは異なり、
筋膜の癒着や姿勢の崩れが深く関係しています。

  • 肩甲骨の滑らかな動き
  • 肋骨と胸椎の柔軟性
  • 前鋸筋・菱形筋のバランス
  • 姿勢のクセの改善

これらを同時に整えることで、痛みの根本改善が可能です。

「肩甲骨を回しても治らない…」
「内側がズキッと痛い…」

そんな方こそ、整骨院で早めにケアを受けることをおすすめします。

2025.12.21

猫背・反り腰は骨盤の角度で決まる!整骨院が教える“骨盤底筋×前傾調整”

「猫背が治らない…」「気づいたら反り腰になっている…」
こうした姿勢の悩みは、骨盤の角度(前傾・後傾) が大きく関わっています。

なかでも近年注目されているのが、姿勢安定に欠かせない 骨盤底筋
骨盤底筋が弱いと骨盤が前傾・後傾のどちらにも傾きやすくなり、結果として腰痛・猫背・反り腰につながります。

今回は整骨院の視点から、
「前傾 骨盤」×「骨盤底筋」 をキーワードに、姿勢が崩れる本当の理由と改善のポイントを詳しく解説します。


骨盤の「前傾」ってどんな状態?

まずは “骨盤前傾” を正しく理解しましょう。

骨盤前傾=反り腰をつくりやすい角度

骨盤前傾とは、骨盤が前に倒れ、お尻が突き出たような角度のこと。

  • 腰が反りやすい
  • 太ももの前に負担がかかる
  • 下腹だけ出やすい
  • 肩が前に入り猫背が起こりやすい

こうした見た目や身体の癖は、骨盤前傾が原因になっていることが多いです。

骨盤前傾になる人に多いクセ

  • 長時間座りっぱなし
  • ヒール靴が多い
  • 筋トレのスクワットで腰を反らせてしまう
  • 反り腰のまま歩くクセがある

特にデスクワークが多い現代は、前傾 骨盤が増える原因が日常に潜んでいます。


なぜ猫背にも反り腰にもなるのか?骨盤が身体の「土台」だから

骨盤の角度が変わると、背骨、肋骨、肩甲骨のバランスがすべて変わります。

骨盤前傾 → 反り腰 → 猫背の連鎖

前傾すると、腰は反りやすくなります。
すると胸郭が潰れるように丸まり、猫背が強まりやすいという“矛盾の姿勢”が起こるのです。

骨盤が前に倒れると腹筋が使えない

骨盤前傾になるほど、

  • 下腹ぽっこり
  • お尻が垂れる
  • ハムストリング(裏もも)が伸ばされ硬くなる

という悪循環が起こります。

これは姿勢のわるさではなく、**骨盤底筋の弱さからくる「機能不足」**が最大の原因。


骨盤底筋と姿勢の関係

姿勢の土台をつくる筋肉として、もっと注目すべきなのが 骨盤底筋 です。

骨盤底筋とは?

骨盤の底でハンモックのように内臓を支えるインナーマッスルの総称です。

  • 姿勢の安定
  • 呼吸の補助
  • 内臓の位置を保つ
  • 骨盤の角度調整

と、多くの役割を担っています。

骨盤底筋が弱ると前傾 骨盤が悪化する

骨盤底筋が働かないと…

  • 骨盤が前に倒れやすくなる
  • 腰椎を反らせてバランスを取ろうとする
  • お腹が前に出る、腰に負担がかかる

つまり「見た目の問題」だけでなく、慢性腰痛の原因にもなります。


骨盤前傾を改善するための3つのポイント

(1)骨盤底筋を“正しく”使う準備をする

骨盤底筋は意識しづらい筋肉です。
まずは呼吸から働きやすい状態をつくります。

<深い呼吸の基本>

  1. 鼻から息を吸い、お腹と骨盤底がふくらむイメージ
  2. 口から細く長く吐き、骨盤底が内側に引き上がるイメージ

骨盤底筋は呼吸と連動して働くため、まずは呼吸の安定が全身の安定につながります。

(2)前もも・腰の筋緊張をゆるめる

前傾 骨盤の人は、

  • 大腿四頭筋(前もも)
  • 腸腰筋(脚の付け根)
    が硬くなり、骨盤を前に引っ張ってしまいます。

15〜30秒のストレッチを毎日続けることで、前傾姿勢は確実に改善しやすくなります。

(3)骨盤を“立てる”感覚をつくる

骨盤前傾でも後傾でもない、「ニュートラル」が最も理想の角度。

ニュートラルのつくり方

  1. 椅子に座る
  2. 手を腰に当てて、骨盤を前後にゆっくり動かす
  3. 前→後→前…と繰り返し、真ん中の“安定する位置”を見つける

この「骨盤を立てる」感覚は姿勢改善のすべての基本です。


骨盤底筋×前傾調整で姿勢は根本的に変わる

骨盤底筋が働くと身体の軸が整う

骨盤底筋が機能し始めると、

  • 反り腰が消えて腰への負担が減る
  • 下腹ぽっこりが改善
  • 肋骨が正しい位置に戻り猫背が自然と治る
  • お尻が上向きになり、見た目も変わる

という変化が出てきます。

セルフケアだけでは限界もある

ただし骨盤は、「傾き」だけでなく「左右差」も同時に存在します。
前傾 骨盤といっても、

  • 右が強く前傾している
  • 左が後傾している
    など細かいパターンがあるため、セルフで完全に修正するのは難しい場合も。

整骨院では骨盤・股関節・背骨の動きを評価し、必要な方向にだけ調整を行うため、
短期間で姿勢の変化が実感しやすくなります。


まとめ|猫背・反り腰は骨盤底筋と前傾調整で変えられる

「姿勢が悪い」のではなく、
骨盤の角度と骨盤底筋の働きに問題があるだけ

骨盤は身体の土台であり、ここが整えば

  • 肩こり
  • 腰痛
  • 猫背
  • 反り腰
  • 下腹ぽっこり
  • お尻のたるみ

これら全ての悩みが同時に改善しやすくなります。

もし姿勢がなかなか良くならない場合は、
骨盤が“どの方向にどれだけ傾いているか”を一度専門家に見てもらうと、改善のスピードが段違いに変わります。

当院では、骨盤底筋の機能評価と前傾 骨盤のバランスを整え、
あなたの身体に合った改善プランをご提案しています。

お気軽にご相談ください。

2025.12.19

背中が丸くなるのは骨盤の後傾が原因?整骨院が教える“骨盤を立てる”基本

デスクワークやスマホの時間が増え、「背中が丸い」「姿勢が悪い」と感じる人が急増しています。
多くの方は “背中を伸ばそう” と意識しますが、実は背中だけを意識しても正しい姿勢にはなりません。

その原因は、背中ではなく 骨盤の後傾(こうけい) にあります。

本記事では、整骨院の視点から

  • なぜ骨盤の後傾が背中の丸さにつながるのか
  • なぜ「骨盤を立てる」ことが基本になるのか
  • 日常でできる骨盤の立て方・改善方法
    をわかりやすく解説します。

キーワード
後傾 骨盤
骨盤 立てる

をしっかり盛り込みながら、専門性と分かりやすさを両立しています。


骨盤が後傾すると、なぜ背中が丸くなるのか?

骨盤の「後傾」が上半身の姿勢を崩すメカニズム

骨盤は身体の土台であり、上半身と下半身をつなぐ“中心点”です。
正常であれば、骨盤は軽く前に倒れた「前傾」と後ろに倒れた「後傾」の間でバランスを取っています。

しかし、長時間の座り姿勢や筋力低下が続くと、骨盤が後ろに倒れる 後傾骨盤 になりやすくなります。

骨盤が後ろへ倒れると、

  • 腰のカーブ(前弯)が消える
  • 代わりに背中が丸くなる
  • 頭が前に突き出る
    という“猫背姿勢”へと連鎖していきます。

つまり、背中が丸いのは背中の問題ではなく、 スタート地点が骨盤の後傾にある のです。

骨盤が後傾する主な原因とは?

骨盤の後傾をつくる原因は以下の通りです。

  • 大殿筋やハムストリングの過緊張(骨盤を引っ張る)
  • 腸腰筋の弱化(骨盤を支えられない)
  • 腹筋の低下(体幹が崩れて後ろに倒れる)
  • 背もたれに寄りかかる習慣
  • 足を投げ出して座るクセ

特にデスクワークでは、
「椅子に深く座って背もたれに頼る姿勢」
が習慣化しており、無意識に後傾骨盤をつくってしまいます。


“骨盤を立てる”とはどういう状態?

前傾でも後傾でもない「中間位」が理想

多くの人が誤解しているのが、「前傾=いい姿勢」だと思ってしまうこと。
しかし、前傾しすぎれば腰を痛めるし、後傾すると背中が丸くなります。

理想は 前傾と後傾の間の中間位
これが、一般的にいう 骨盤を立てる 状態です。

骨盤が立つと姿勢全体が整う理由

骨盤を立てることで、以下の良い連鎖が生まれます。

  • 背骨が自然なS字カーブになる
  • お腹と背中の筋肉がバランスよく働く
  • 首が前に出なくなる
  • 呼吸が深くなる
  • 腰への負担が減る

つまり、骨盤を立てるだけで姿勢改善の“基盤”が整うのです。


整骨院が行う「骨盤後傾」の評価と改善アプローチ

まずは骨盤位置の評価から始める

整骨院では、まず以下を確認します。

  • 骨盤の傾き
  • 腰のカーブの状態
  • 背中の丸さ(円背)
  • 股関節の可動域
  • 腰痛や肩こりの有無

後傾骨盤は、姿勢だけでなく 腰痛・肩こり・頭痛 の原因になっていることが非常に多いため、全身の連動をチェックします。

筋肉の硬さを取り除き、動きを整える

後傾を改善するために重要なのは、
硬すぎる筋肉を緩め、弱くなった筋肉を働かせること。

整骨院では次のような施術を行います。

  • 大殿筋・ハムストリングの調整
  • 腸腰筋・内転筋の機能回復
  • 腰椎の可動域改善
  • 股関節の動きの改善
  • 肋骨の動き改善(呼吸の改善)

特に 腸腰筋の活性化 は骨盤を立てるうえで最重要ポイント。
座り姿勢が長い人ほど弱りやすいため、施術+エクササイズの組み合わせが効果的です。


今日からできる!骨盤を立てる簡単エクササイズ

ここからは、自宅や仕事中でもできるシンプルな方法を紹介します。

① イスでできる骨盤リセット

  1. 骨盤を軽く後ろに倒す
  2. 次に、軽く前に倒す
  3. その中間で止める

この「中間位」が骨盤を立てた状態です。
動かす感覚を身につけるだけで姿勢が安定します。

② 腸腰筋を使う“膝持ち上げ”

椅子に座ったまま片膝をゆっくり上げます。
腸腰筋が働くことで、骨盤が自然と立ちやすくなります。

③ ハムストリングストレッチ

硬くなりやすい太もも裏を伸ばすことで、後傾のクセが改善されます。


後傾骨盤を放置するとどうなる?

骨盤後傾は見た目の問題だけでなく、身体のトラブルにもつながります。

  • 慢性腰痛
  • 坐骨神経痛
  • 呼吸が浅くなる
  • 肩こり・首こり
  • ぽっこりお腹
  • 歩行のクセが強くなる

「背中が丸いのは仕方ない」と放置してしまうと、改善に時間がかかる“悪いループ”に入ってしまうため、早めのケアが必要です。


まとめ ― 骨盤を立てることが姿勢改善の第一歩

背中が丸くなる原因は、背中の筋力不足ではなく 骨盤の後傾 にあることが多いです。
骨盤を立てることで姿勢の基盤が整い、肩こり・腰痛・猫背の改善にもつながります。

整骨院では、

  • 骨盤の傾きチェック
  • 使えていない筋肉の活性化
  • 骨盤周囲の筋バランス調整
    など専門的なアプローチが可能です。

「姿勢を直したい」「背中が丸いのが気になる」という方は、骨盤から整えていきましょう。

2025.12.18

タオルより効果的?整骨院が厳選する“ストレートネック改善グッズ”とは

「ストレートネックを改善したいけど、タオルで首を支えるだけじゃ不安…」
「市販の改善グッズはどれが本当に効果的?」

ストレートネックに悩む方の多くが、このような疑問を抱えています。
実際、タオルを使った簡易的な方法は一時的なサポートにはなりますが、根本的な改善には正しい姿勢を支えるグッズと全身のバランス調整が必要です。

今回は整骨院の視点から、

  • ストレートネックの原因と症状
  • タオルでの改善法とその限界
  • 整骨院が推奨するおすすめ改善グッズ

について詳しく解説します。


ストレートネックとは?その原因と症状

首の自然なカーブが失われる状態

本来、首(頚椎)は横から見たときに緩やかな前弯カーブがあります。
このカーブがあることで、頭の重さ(約5〜6kg)を首や肩にかかる負担として分散しています。

しかし、

  • スマホやパソコンで前傾姿勢が続く
  • デスクワークで首が前に出る
  • 長時間の運転や抱っこ姿勢

などの生活習慣により、首のカーブが失われるとストレートネックになります。

ストレートネックが引き起こす症状

  • 首のこり・痛み
  • 肩こり・肩甲骨周囲の張り
  • 頭痛・目の疲れ
  • 呼吸が浅くなる
  • 姿勢の悪化による猫背

さらに放置すると、肩や背中、腰にまで負担が広がり、全身の不調につながります。


タオルでのストレートネック改善法と限界

タオルを使った簡易ストレッチ

一般的に、タオルを首の後ろに丸めて置き、仰向けで頭を軽く支える方法があります。

  • タオルで首のカーブを補助
  • 胸を開き、肩甲骨を寄せる感覚を作る
  • 呼吸を深くして首周りの緊張を緩める

タオル改善法の限界

タオルはあくまで簡易補助に過ぎません。
理由は以下の通りです。

  • 首だけのサポートで全身の歪みは改善できない
  • 肩甲骨や胸椎の硬さ、体幹の弱さには作用しない
  • 長時間使用で姿勢が悪いまま固定されるリスク

そのため、タオルだけでは「根本的な改善」にはつながりにくいのです。


整骨院が推奨するストレートネック改善グッズ

整骨院では、タオルより効果的で安全に使えるグッズを患者様に提案しています。

① ストレッチポール

  • 背骨全体のカーブをサポート
  • 肩甲骨を自然に寄せる
  • 胸を開き巻き肩を改善

特にストレートネックは首だけの問題ではなく、胸椎・肩甲骨の位置が重要です。
ポールは全身のバランスを整えながら、首の負担を軽減できます。

② 首枕・ネックサポート枕

  • 頚椎の自然なカーブを維持
  • 仰向けで寝るときに使用
  • デスクワーク時に背もたれに置くことで姿勢をサポート

首の筋肉が硬い方や、寝ている間の姿勢が乱れやすい方におすすめです。

③ 肩甲骨サポートベルト

  • 肩が前に巻き込むのを防止
  • 姿勢を正しい位置にリセット
  • ストレートネックと巻き肩の両方にアプローチ

日中の作業中でも使用できるため、首への負担軽減が期待できます。

④ インナーマッスルトレーナー

  • 背中や体幹の深層筋を強化
  • 姿勢を保持しやすくする
  • ストレッチポールと併用で効果倍増

筋力が不足すると、ストレートネックは再発しやすくなります。
グッズとトレーニングの組み合わせが理想です。


整骨院で行う根本改善アプローチ

骨格の調整

  • 首・肩・背骨・骨盤を整え、全身のバランスを回復
  • 手技で硬くなった筋肉をほぐし、正しい姿勢をサポート

筋肉の活性化

  • インナーマッスルや背中の深層筋を動かす
  • 姿勢保持筋を鍛え、再発予防

生活習慣・姿勢指導

  • デスクワークやスマホ使用の姿勢改善
  • 枕・寝姿勢・ストレッチグッズの効果的な使い方
  • 日常動作での首・肩への負担を減らす方法

整骨院では、グッズだけでなく全身バランスを整える施術とセルフケアの指導がセットで行われます。


まとめ ― タオルだけではなく全身アプローチが重要

  • ストレートネック改善には、タオルだけでなく専用グッズと全身バランス調整が効果的
  • ストレッチポールや首枕、肩甲骨ベルトなどは根本改善をサポート
  • 整骨院での骨格調整・筋肉活性化・姿勢指導が改善効果を長続きさせる

「タオルで首を支えるだけでは改善できない」と感じている方は、整骨院でプロの指導を受けながら、正しい改善グッズを取り入れることをおすすめします。

2025.12.17

巻き肩×ストレートネックで横顔が崩れる?整骨院が全身バランスから改善

「最近、鏡を見ると横顔の首や肩のラインが丸くなった気がする」
「ストレートネックや巻き肩で姿勢が悪くなっているのでは…」

このような悩みは、スマホやデスクワークが日常になった現代人に多く見られます。
実は、ストレートネックは首だけの問題ではなく、全身のバランスの乱れが原因 です。

この記事では、整骨院の視点から

  • ストレートネックと巻き肩が横顔に与える影響
  • ストレッチポールを使った効果的なセルフケア
  • 根本改善のための全身バランス調整

について詳しく解説します。


ストレートネックと巻き肩が横顔に与える影響

ストレートネックとは?横から見た首の変化

健康な首は、横から見ると自然なカーブ(前弯)が描かれています。
しかし、ストレートネックになるとこのカーブが失われ、首が前に突き出した姿勢になります。

結果として、

  • 横顔の首のラインがまっすぐになり不自然に見える
  • 顎が前に出て、二重あごに見えやすくなる
  • 首・肩の筋肉に負担がかかり肩こりや頭痛が増える

という症状が現れます。


巻き肩との関係

巻き肩は、肩が前に丸まった姿勢のことです。
ストレートネックと組み合わさると、次の影響が出ます。

  • 鎖骨下の筋肉が縮む
  • 胸の筋肉が硬くなる
  • 背中の筋肉が引き伸ばされ、猫背になりやすい

この結果、横から見た姿勢がさらに悪化し、首・肩・胸のラインが崩れます。


ストレートネックが横顔に与える美容面の影響

  • 顎のラインがぼやける
  • 首のシワが目立つ
  • 肩の高さが左右で不揃いに見える

美容面でも悩みが出るため、姿勢改善と同時に筋肉の柔軟性や骨格のバランスを整えることが重要です。


ストレッチポールは横顔改善に役立つ?

ストレッチポールのメリット

ストレッチポールを使うと、

  • 背骨のカーブを整える
  • 肩甲骨の位置を正しく戻す
  • 胸の筋肉を開き巻き肩を改善
  • 呼吸が深くなり全身の緊張を緩める

といった効果が期待できます。

正しい使い方が重要

ただ横になるだけでは効果は限定的です。
整骨院では、患者に合わせて以下のポイントを指導します。

  1. ストレッチポールに縦に寝る(頭〜骨盤まで)
  2. 肩甲骨を軽く乗せて胸を開く
  3. 両手を広げ深呼吸を繰り返す(1〜2分)

→ 肩甲骨が自然に寄り、首の前突が緩和されやすくなります。


セルフケアだけでは不十分な理由

首・肩だけをケアしても横顔は戻らない

ストレートネックと巻き肩の原因は首・肩だけではなく、

  • 背中の硬さ(胸椎の固さ)
  • 骨盤の傾き
  • 体幹筋の弱さ

など全身にあります。
セルフケアだけでは、根本的なバランスを整えることは難しいです。

誤った姿勢でのストレッチは逆効果

  • 首を反りすぎる
  • 腕を無理に上げる
  • 背骨を支えずにポールに乗る

と、首や肩に負担がかかり痛みを誘発することもあります。
整骨院での指導があると安全に効果を出せます。


整骨院で行うストレートネック改善アプローチ

骨格のバランス調整

  • 背骨・骨盤の歪みを整え、首の位置を正しいカーブに戻す
  • 肩甲骨の可動域を確保し巻き肩を改善

筋肉の柔軟性向上

  • 胸の硬さを取るストレッチ
  • 背中・肩の深層筋をほぐす手技
  • インナーマッスルを活性化する軽いトレーニング

姿勢指導と生活習慣の改善

  • デスクワークでの座り方・モニターの高さ
  • スマホの使い方
  • 寝る姿勢や枕の高さ
    これらを指導することで、横顔・首・肩のラインが長期的に改善します。


自宅でできるストレッチポール活用法

胸を開くポジション

  1. ストレッチポールに縦に寝る
  2. 肩甲骨を軽く乗せる
  3. 両腕を広げ胸を開く
  4. 3〜5分深呼吸を繰り返す

肩甲骨はがし

  • 肘を曲げて腕を外側に広げる
  • 肩甲骨が背中の中央に寄る感覚を意識

首と背中のリラックス揺らし

  • 膝を立てて左右に軽く揺らす
  • 背骨全体の緊張を緩める


まとめ ― 横顔の美しさも全身バランスから

  • ストレートネック×巻き肩は横顔を崩す原因
  • ストレッチポールは改善に有効だが単独では不十分
  • 根本改善には骨格・筋肉・生活習慣のトータルアプローチが必要

整骨院で全身バランスを整えることで、首や肩の負担を軽減し、横顔ラインも自然に改善できます。
「横顔の崩れが気になる」「首や肩のこりが慢性的」という方は、一度プロに相談することをおすすめします。

2025.12.16

ストレッチポールでストレートネックは治る?整骨院が効果と注意点を解説

「ストレートネックがつらくて、ストレッチポールを使えば良いと聞いた」
「改善グッズを買ったけど、効果を感じられない…」

このようなお悩みはとても多く、整骨院にも毎日のように相談が寄せられます。

今回は、
ストレッチポールはストレートネック改善に本当に効果があるのか?
そして どんな使い方をすれば良いのか・逆に注意すべき点は何か
を整骨院の視点から徹底解説します。


ストレートネックとは?スマホ・デスクワークで急増する現代病

本来の首は「30〜40度の前弯カーブ」が保たれている

健康な首は、横から見たときに緩やかなカーブを描いています。
このカーブがあることで、頭の重さ(約5〜6kg)をうまく分散し、首・肩への負担を最小限にしています。

しかし、スマホ姿勢やうつむき姿勢が続くと…

  • 首が前に出る
  • 肩甲骨が広がる
  • 頭を支える筋肉が疲労
  • 首のカーブが失われる

これが ストレートネック(スマホ首)です。

ストレートネックが引き起こす症状

以下のような不調が出やすくなります。

  • 肩こり
  • 首の張り・痛み
  • 目の疲れ
  • 頭痛
  • めまい
  • 寝違えを繰り返す
  • 呼吸が浅い
  • 腰痛まで連動して悪化

症状が複数併発するケースが多く、放置すると慢性化します。


ストレッチポールはストレートネック改善に効果があるのか?

結論 ― 正しく使えば効果はあるが「治る」と断言はできない

ストレッチポールは、

  • 胸を開く
  • 肩甲骨を正しい位置に戻す
  • 背骨のカーブを整える

といった目的では非常に有効です。

特にストレートネックは「首だけ」の問題ではなく、
背骨の歪み・肩甲骨の位置・呼吸の浅さ と深く関係しています。

そのため、

✔ 胸椎の動き改善
✔ 肩甲骨の可動域回復
✔ 呼吸の改善
✔ 深層筋のリラックス

といった働きをもつストレッチポールはストレートネック改善に向いています。

しかし、残念ながら…

ストレッチポールだけでストレートネックが完全に治るわけではありません。

理由は次章で詳しく解説します。


ストレッチポールだけではストレートネックが治らない理由

原因は「首」ではなく身体全体の歪みにあるから

多くの人は「首だけが悪い」と思い込んでいますが、実際は違います。

ストレートネック患者の多くに共通するのは

  • 骨盤の後傾
  • 背中の丸まり(猫背)
  • 肩甲骨の外側への広がり
  • 呼吸の浅さ
  • 体幹筋の弱さ

です。

首の骨(頚椎)は、身体の最上段にあるため、
身体全体の歪みの影響を強く受ける のです。

ストレッチポールで姿勢を整える事はできますが、

  • 骨盤の歪み
  • 体幹の弱さ
  • 肩甲骨の固定化
  • インナーマッスルの緊張

など、根本的な原因はポールだけでは改善しにくいのが現実です。

ストレッチ後、すぐに姿勢が戻る人が多い理由

整骨院ではよく「ストレッチした直後は楽だけど、元に戻る」と相談を受けます。

これは、

使うべき筋肉が弱く、間違った筋肉を使う癖が直っていない

からです。

ポールで「整える」だけでは不十分で、

  • 正しい姿勢を支えるインナー筋の強化
  • 日常姿勢の改善
  • 身体の使い方の癖修正

が必要なのです。


ストレートネック改善に効果的なストレッチポールの使い方

① 胸を開くベーシックポジション(最も重要)

  1. ストレッチポールに縦に寝る(頭〜骨盤まで乗せる)
  2. 両手を軽く広げる
  3. 深い呼吸を繰り返す(1〜2分)

→ 胸が開き、肩甲骨が自然に寄り、背骨のカーブが整いやすくなる。

② 肩甲骨を動かすエクササイズ

  • 万歳するように腕を上げる
  • 横方向に大きく広げる
  • 肘を曲げて肩を後ろに引く

肩甲骨が正しい位置に戻り、首への負担が軽減します。

③ 背骨をゆらす「リラックス揺らし」

  • 膝を立てたまま左右に小さく揺れる
  • 背骨の緊張が解ける
  • 自律神経が整い、呼吸が深くなる

※ 寝る直前に行うと睡眠の質がアップするという声も多い。


ストレートネックに使えるおすすめ改善グッズ

ストレッチポール以外にも、効果的な改善グッズはあります。

① 首枕(カーブを作る設計のもの)

  • 頚椎の自然なカーブをサポート
  • デスクワークの休憩や就寝時に使用可

② 姿勢矯正ベルト

  • 肩が前に入る人に有効
  • 過剰な力みを防ぎ、正しい位置にリセット

③ 肩甲骨はがしグッズ

  • 固まって動かない肩甲骨をほぐす
  • ストレートネックと強く関係する部位

④ ストレッチポール(ショートタイプ・ソフトタイプ)

  • 女性や初心者でも使いやすい
  • 背中のカーブを作るトレーニングと相性◎


整骨院だからできるストレートネックの根本改善とは?

① 骨盤・背骨の歪みを整える

土台である骨盤が歪んだままだと、いくらストレッチをしても首が前に出たままになります。
整骨院では手技で骨盤〜背骨のバランスを整えます。

② 肩甲骨の位置リセット(手技調整)

肩甲骨の動きが悪い人はストレートネックになりやすいです。
丁寧にほぐし、正しい位置に戻すことで首への負担が大きく減ります。

③ インナー筋の活性化トレーニング

硬くなった筋肉をただ緩めるだけでは不十分。
整骨院では、正しい姿勢を維持するための筋肉を目覚めさせるトレーニングを行います。

④ 日常姿勢・デスク環境の指導

スマホ姿勢・パソコン作業の姿勢を見直さない限り、再発しやすいです。


ストレートネックに悩む方へ整骨院からのまとめ

  • ストレッチポールはストレートネックに効果がある
  • ただし「治る」ではなく「改善の一助」になるもの
  • 首単体ではなく、全身を整える必要がある
  • 改善グッズだけでは根本的な解決にならない
  • 整骨院で歪み・筋肉バランスを整えると効果が長続きする

ストレートネックは、“首だけの問題”ではありません。
身体全体を整えながら、正しいケアを続けることで根本改善につながります。

2025.12.15

うつ伏せ・仰向けで腰が痛い人へ ― 整骨院が教える筋肉と関節のメカニズム

「寝る体勢によって腰が痛い」
「うつ伏せになると腰がつらい」
「仰向けで寝ると腰が浮いてしんどい」
「椅子に座っていると腰が痛い」

そんな悩みに共通しているのが、腰の筋肉と関節の“アンバランス” です。

多くの方が「姿勢が悪いからだろう…」と自己判断していますが、実はもっと深く、筋膜のねじれ・関節の固定・骨盤の傾き といった複合的な原因が絡んでいます。

この記事では、
整骨院だからこそ分かる腰痛のメカニズム
うつ伏せ腰痛・仰向け腰痛・椅子腰痛を改善するためのポイント を詳しく解説します。


うつ伏せで腰が痛くなる理由 ― 腰だけが原因とは限らない

腰の筋肉(脊柱起立筋)が縮みすぎている

うつ伏せ姿勢では、自然と腰が反るため、背中〜腰に走る 脊柱起立筋 が縮みます。

しかし、すでに筋肉が硬くなっている場合、

  • 反らされた瞬間に張力が強くなる
  • 圧迫された神経が刺激される
  • 腰椎に負担が増す

これらによって うつ伏せ腰痛 が起こります。

特にデスクワーカーは、猫背姿勢で一日中丸まっているため、
「伸ばされることに弱くなった腰の筋肉」が反る姿勢で悲鳴を上げやすい状態になります。


股関節の動きが悪いと“腰だけが反る”

本来、うつ伏せになると腰だけでなく 股関節の前側(腸腰筋) も伸びるべきです。

しかし腸腰筋が固まっている人は伸びず、代わりに腰だけが反ろうとします。
これが 反り腰タイプのうつ伏せ腰痛

特に産後・運動不足の方は腸腰筋が弱りやすく、腰への負担が増えます。


胸椎(背中)が固くて反れない】

胸の背骨が固まっていると、反る動きを腰だけで代償します。
結果、腰に一点集中で負荷がかかり痛みが出ます。

うつ伏せ腰痛の多くは
「腰が悪いのではなく、ほかの関節が動かないから腰が代わりに頑張っている」
という状態です。


仰向けで腰が痛い理由 ― “浮いている腰”がポイント

骨盤が前傾しすぎて腰が浮いている

仰向けで寝たとき腰が浮くのは、
骨盤が前に傾いている 反り腰タイプ の特徴です。

腰が浮いた状態で寝ると、

  • 腰のカーブが強すぎる
  • 腰の関節(椎間関節)に圧がかかる
  • 腰回りの筋肉が常に緊張

この循環が 仰向け腰痛 を生みます。


太もも前(大腿四頭筋)が硬い

大腿四頭筋が硬いと、骨盤を引っ張って前傾させます。

結果として:

  • 仰向け → 腰が浮く
  • 浮いた腰 → 圧迫が強くなる
  • 痛み → 睡眠の質低下

という悪循環に陥ります。


お尻(大殿筋・中殿筋)が弱い

お尻の筋肉が弱くなると骨盤を支えられず、腰だけで姿勢を保つようになります。

夜に仰向けで寝ると、
腰周囲の筋肉が休めず痛みを起こすケースもよくあります。


椅子に座ると腰が痛い理由 ― 座り姿勢の“クセ”が腰を壊す

骨盤が後ろに倒れた“骨盤後傾姿勢”

座ると腰が丸くなる座り方は、腰への負担が最大級です。

骨盤後傾になると:

  • 腰の筋肉は引き伸ばされながら力を強制される
  • 腰椎の隙間が狭くなる
  • 椎間板に圧が集中
  • 神経が圧迫されやすい

こうして 椅子腰痛 が起こります。


デスクワークで胸が縮み、呼吸が浅くなる

背中が丸いと肋骨の動きが悪くなり、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと、代わりに腰の筋肉が姿勢を支えようとするため負担増。

結果、座っている時間が長ければ長いほど腰痛が強くなります。


股関節の曲がる角度が悪い

椅子に座る姿勢は股関節を90度曲げる体勢ですが、
股関節が固いと腰が丸くなることで代償します。

つまり、
固い股関節 → 腰が丸まる → 腰痛
という流れができるのです。


整骨院だからできる“うつ伏せ・仰向け・椅子腰痛”の根本ケア

骨盤の角度を整える矯正

骨盤の前傾・後傾が正しくなると、
うつ伏せ・仰向け・座り姿勢すべてが改善されます。

整骨院では患者に合わせて、

  • 前傾が強い → 前もも・腸腰筋のリリース
  • 後傾が強い → お尻・ハムストリングスの調整
  • 左右差 → 骨盤のねじれ矯正

など個別に調整できます。


動かない関節を動くようにする“関節モビライゼーション”

胸椎・股関節など動かない関節をほぐすことで
腰の負担が激減します。


腰回りの筋膜リリースで硬さを取る

筋膜のねじれを解くと腰の負担が一気に軽くなります。

特に、

  • 脊柱起立筋
  • 腰方形筋
  • 腸腰筋
  • 大殿筋

これらの部位を整えると姿勢全体が安定します。


生活と姿勢の指導で“痛みが戻らない”身体に

整骨院では、患者のライフスタイルに合わせて

  • 椅子の高さ
  • 座り方のクセ
  • 寝る姿勢の調整
  • 自宅での軽い筋トレ
  • 反り腰・猫背の改善習慣

などの指導も行います。

「施術だけで改善」「セルフケアだけで改善」
というのはどちらも不完全です。

施術+生活指導=痛まない身体
これが整骨院の強みです。


自宅でできるセルフケア(簡単にできるものを厳選)

① 腸腰筋のストレッチ(仰向け腰痛に最適)

  1. 片膝を立てて反対側の脚を後ろに伸ばす
  2. 骨盤を前に押し出す
  3. 太もも付け根が伸びる感覚があればOK


② お尻(大殿筋)ストレッチ(椅子腰痛に効果)

  1. 椅子に座って片足を反対の膝に乗せる
  2. 背筋を伸ばして前に倒れる
  3. お尻が伸びればOK


③ 背中(胸椎)を反らすタオルストレッチ(うつ伏せ腰痛に)

丸めたタオルを肩甲骨の下に置いて仰向けになるだけ。
背中が柔らかくなると腰の負担が大きく減少します。


まとめ ― 腰が痛い姿勢ごとに原因は違う。だから根本改善が必要

  • うつ伏せの腰痛 → 腰・股関節・胸の硬さ
  • 仰向けの腰痛 → 反り腰・骨盤前傾
  • 椅子腰痛 → 骨盤後傾・背中の丸まり・股関節の硬さ

共通して言えるのは、

「腰だけに原因があることはほとんどない」

ということです。

姿勢ごとのクセ・筋肉の状態・骨盤の歪みを見抜き、
全身のバランスを整えることが根本改善につながります。

もし、

  • 寝ると腰が痛い
  • うつ伏せがつらい
  • 座ると痛む
  • 朝起きると腰が固い

そんな症状が続いているなら、
一度整骨院で身体の状態をチェックしてみてください。

「どの姿勢で痛いか?」をヒアリングすることで、
腰痛の原因は明確になります。

2025.12.14

ピラティスと整骨院の併用が効果的!腰痛改善のための体幹アプローチ

「ピラティスを始めたら腰痛が軽くなった気がする」
「整体とピラティス、どっちが腰痛に効くの?」
「腰痛 整体で治療中だけど、ピラティスを併用しても大丈夫?」

このように“ピラティス 腰痛”という組み合わせは、近年とても注目されています。
実際、整骨院でもピラティスとの相性は抜群で、併用することで腰痛改善のスピードが大きく変わるケースも珍しくありません。

本記事では、整骨院が専門的な視点から、
「なぜピラティスは腰痛に良いのか?」
「整体との併用はどう効果的なのか?」
「腰痛改善のための正しい体幹アプローチとは?」
を徹底解説します。


なぜピラティスは腰痛に効果があるのか?

①“体幹の安定”が腰を守る最大のポイントだから

ピラティス最大の特徴は、体幹(コア)を鍛えることにあります。

体幹とは、

  • 腹横筋
  • 多裂筋
  • 横隔膜
  • 骨盤底筋

などの深層筋(インナーマッスル)の総称です。

この体幹が弱いと、
✔骨盤が前後にブレる
✔姿勢が不安定になる
✔腰の筋肉に負担が集中する
といった状態が起こり、腰痛が悪化しやすくなります。

ピラティス 腰痛がよく検索されるのは、
「ゆっくり動きながら体幹を鍛える」
「身体の使い方を再教育できる」
という点が腰痛に非常に相性が良いからです。

②呼吸を使うことで深層筋が活性化する

ピラティスでは“胸式呼吸”を基本とします。
この呼吸法によって横隔膜がしっかり働き、腹圧が高まり、腰を支える力が強化されます。

呼吸そのものが体幹トレーニングになるため、
腰痛のある人でも安全に取り組めるのが大きなメリットです。

③猫背・反り腰などの姿勢改善に強い

ピラティスは背骨の柔軟性を引き出し、
骨盤の位置を整える効果に優れています。

  • 猫背(背中が丸い)
  • 反り腰(腰が反ってしまう)
  • 骨盤の左右の歪み
  • 背骨のS字カーブの崩れ

これらはすべて腰痛の原因になるため、姿勢改善効果は腰痛改善と直結します。


整体とピラティスを併用すると腰痛改善が加速する理由

多くの方は「整体かピラティスか」のどちらかを選ぼうとしますが、実は併用が最も効果的です。

整体=整える、ピラティス=動かす

腰痛 整体とピラティスではアプローチが異なります。

【整体の役割】

  • 骨盤の歪みを整える
  • 筋膜のねじれをリセット
  • 関節の可動域を改善
  • 深層筋が使いやすい状態をつくる

【ピラティスの役割】

  • 整えた身体を安定させる
  • 動きのクセを修正する
  • 正しい姿勢を維持する筋力を育てる
  • 多裂筋・腹横筋など体幹を強化する

つまり、
整体は“土台づくり”、ピラティスは“維持・強化”
という関係にあり、どちらか一方では補えない部分を支え合うのです。

整体後に体幹トレーニングをすると効果が倍増する理由

整体で骨盤や背骨が整った直後は、
「正しい位置で筋肉が働きやすい」状態になっています。

その状態でピラティスを行うことで、
正しい筋肉を学習しやすく、回復がスピードアップするのです。


腰痛の種類別|ピラティス併用が向いているケース

①反り腰による腰痛

反り腰タイプは腹筋よりも背筋が強く、腰を過度に反らせてしまいます。

ピラティスでは、

  • 腹横筋の活性化
  • 骨盤ニュートラルの獲得
  • 腰椎の負担軽減

これらが得られるため非常に効果的。

②デスクワークからくる慢性腰痛

座り姿勢で体幹が弱くなり、腰が支えられなくなっているタイプです。

ピラティスは体幹の持久力向上に優れ、
長時間の座位で疲れにくくなる効果があります。

③運動不足による腰の硬さ

柔軟性不足・運動不足から来る腰痛にもピラティスがピッタリです。
筋肉をゆっくり動かしながら伸ばすため、ケガの心配が少なく安全です。


腰痛改善のために整骨院が提案するピラティスの取り入れ方

①週1〜2回が最も効果が出やすい

深層筋は毎日少しずつ刺激するのがベストですが、
通室する場合は週1〜2回で十分効果が出ます。

②整体の日とピラティスの日を分ける

整体直後は効果が高まりやすいですが、
強度の高い運動は避けるのが安全です。

【おすすめの流れ】

  1. 整骨院で整体(姿勢を整える)
  2. 翌日〜2日以内にピラティス(正しい動きを定着させる)

このサイクルが、腰痛改善のゴールデンパターンです。

③痛みの強い日は無理をしない

ピラティスは安全な運動ですが、痛みが強い日は逆効果になることがあります。
その場合は整体で炎症や筋緊張を抑えてから再開するのがベストです。


腰痛に悩む人がやらない方がよいピラティスの動き

ピラティスにも種類があり、動きによっては腰痛を悪化させるものもあります。

反り腰を強調する動き

  • 背中を大きく反らせるエクササイズ
  • 腰で体を支える動き

これらは腰椎への負担が大きいため注意。

腹筋の屈曲動作(首を上げる系)

痛みが強い場合は、
首や腰に負担がかかりやすい “クリスクロス・ロールアップ” などは控えることがあります。

整骨院では、腰痛のタイプに合わせた安全なメニューを選ぶため、
「ピラティスをやりたいけど、何をしていいかわからない」
という方こそ併用が向いています。


まとめ|ピラティス×整体は腰痛改善の最強コンビ

  • ピラティス 腰痛は相性抜群
  • 整体で整え、ピラティスで維持・強化
  • 姿勢改善と体幹強化で腰痛の根本改善につながる
  • デスクワーク・反り腰・運動不足の腰痛にも効果的
  • 適切なメニュー選びには整骨院との併用がおすすめ

腰痛の改善は「整える × 動かす」の両方が揃って初めて効果が出ます。
整体だけ、ピラティスだけよりも、併用することでより早く、より確実に結果が出ます。

「慢性腰痛を本気で改善したい」
「姿勢から整えたい」
そんな方は、ぜひ整骨院での整体とピラティスを組み合わせてみてください。

2025.12.12

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