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めまいで吐き気がする時は要注意 — 良性発作性頭位めまい症と吐き気の関係を整骨院が解説

「めまいと一緒に吐き気が出てしまう…」という症状は、日常生活に大きな支障を与えるだけでなく、不安感を強めてしまうものです。
特に 「良性発作性頭位めまい症」 は代表的なめまいの一つですが、吐き気を伴う場合には早めの見極めが重要です。

本記事では、整骨院の視点から「めまいと吐き気の関係」、そして「良性発作性頭位めまい症」の特徴や施術の考え方をわかりやすく解説していきます。


めまいと吐き気が同時に起こる理由とは?

平衡感覚の乱れが自律神経に影響する

めまいの多くは、耳の奥にある「三半規管」や「前庭」と呼ばれる平衡感覚をつかさどる器官の不調で起こります。
これらが乱れると脳が「身体が揺れている」と誤認し、自律神経が過剰に反応することで吐き気や冷や汗が出てしまいます。

良性発作性頭位めまい症の場合

良性発作性頭位めまい症では、耳の奥にある耳石(じせき)が本来の場所からずれ、三半規管の中に入り込むことで異常な信号を脳に送ります。
この信号が「体が回転している」と脳を錯覚させ、強いめまいや吐き気を引き起こすのです。


良性発作性頭位めまい症の特徴と見分け方

典型的な症状

  • 横になる、寝返りを打つ、起き上がるなど 頭を動かした時に強いめまいが出る
  • 数十秒〜1分程度でおさまるが、繰り返し起こる
  • めまいに伴って 吐き気・気持ち悪さ を伴うことが多い
  • 難聴や耳鳴りはほとんどない

他のめまいとの違い

  • メニエール病:めまいに加えて耳鳴り・耳の閉塞感がある
  • 自律神経失調症由来のめまい:ふらつきが中心で吐き気は比較的軽い
  • 良性発作性頭位めまい症:頭の位置で発作的に起こる点が特徴的


めまいと吐き気を放置するリスク

慢性化する恐れ

繰り返すめまいは身体が「揺れるのが当たり前」と誤学習してしまい、吐き気やふらつきが慢性化する可能性があります。

転倒リスクの増加

特に高齢の方では、めまいや吐き気によるふらつきで転倒・骨折につながるケースもあります。

ストレスや不安による二次的悪化

「まためまいが来るかもしれない」という予期不安が強まることで、交感神経が緊張し吐き気をさらに悪化させてしまう悪循環が起こります。


整骨院でできるアプローチ

首・肩周囲の緊張をゆるめる

良性発作性頭位めまい症は耳の奥が関与しますが、首や肩まわりの筋肉が硬直して血流が悪くなると症状が強まります。
整骨院では手技療法や温熱療法を用いて、筋緊張をやわらげることでめまい・吐き気を軽減することを目指します。

自律神経を整える施術

めまいや吐き気は自律神経の乱れとも密接に関係します。
整骨院では呼吸や姿勢の調整を通して、副交感神経が働きやすい環境を作り、身体全体の安定をサポートします。

姿勢改善と動作指導

猫背や首の前傾姿勢は、首周囲の血流を悪化させてめまい・吐き気を助長します。
整骨院では正しい座り方や寝姿勢、日常でできる動作改善を指導し、再発防止につなげます。


セルフケアと日常生活での注意点

発作時の安全対策

  • 急に立ち上がらない
  • めまいが出た時はすぐに安静にする
  • 車の運転や高所作業は控える

睡眠と生活リズムを整える

自律神経の乱れはめまい・吐き気を悪化させます。
十分な睡眠、規則正しい生活を意識することが回復に役立ちます。

エプリー法(耳石置換法)

良性発作性頭位めまい症に対して有効とされるセルフケアの一つが「エプリー法」です。
ただし、やり方を間違えると症状を悪化させることがあるため、必ず専門家に指導を受けてから行うことをおすすめします。


こんなときは病院受診を優先すべき

吐き気が止まらない

吐き気が強く水分も取れない場合は脱水や栄養不足のリスクがあるため、耳鼻科や内科を早めに受診しましょう。

手足のしびれ・ろれつの回らなさを伴う

脳血管障害の可能性もあるため、整骨院ではなく救急搬送が必要です。

めまいが数時間以上続く

良性発作性頭位めまい症は数十秒〜数分でおさまることが多いため、長時間続く場合は他疾患の可能性が高いです。


まとめ

  • 良性発作性頭位めまい症は頭の位置を変えた時に起こりやすく、吐き気を伴うことが多い
  • 吐き気を伴うめまいは、自律神経や筋緊張の影響が大きい
  • 整骨院では首肩の緊張緩和、自律神経調整、姿勢改善で症状の軽減と再発予防をサポートできる
  • 強い吐き気や長引くめまい、神経症状を伴う場合は必ず医療機関を受診する

「めまいと吐き気」に悩む方は、まずはご自身の症状を正しく理解し、適切な施術やケアを受けることが大切です。整骨院はその一歩を踏み出すサポート役となります。

2025.10.14

良性発作性頭位めまい症って本当にこれ?整骨院が解説する原因と身体の仕組み

「急に天井が回るような感覚に襲われて動けなくなった」
「寝返りを打つとグルグルするめまいが起きる」

このような症状を訴えて病院を受診すると、多くの場合「良性発作性頭位めまい症」と診断されることがあります。
しかし、めまいの原因は一つではなく、必ずしも全員がこの病気であるとは限りません。

今回は整骨院の立場から、「良性発作性頭位めまい症」と「めまいの原因」 の関係を掘り下げ、身体の仕組みとケア方法を解説します。


良性発作性頭位めまい症とは?

病名の意味と仕組み

「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」とは、

  • 良性:命に関わる病気ではない
  • 発作性:突然起こる
  • 頭位:頭の位置を変えたときに起こる
  • めまい症:回転感や浮遊感を伴う症状

を意味します。

耳石の移動が原因

耳の奥にある「三半規管」や「耳石器」がバランス感覚を司っています。
本来あるべき場所から耳石が剥がれて三半規管に入り込み、頭を動かすたびに過剰な刺激を与えることで「グルグルするめまい」が生じます。

特徴的な症状

  • 寝返りを打つと数秒〜数十秒のめまい
  • 朝起き上がるときに強い回転感
  • 吐き気や冷や汗を伴うこともある
  • 聴力の低下や耳鳴りは伴わないことが多い


良性発作性頭位めまい症以外の「めまいの原因」

「めまい=BPPV」と思われがちですが、実際には多様な原因があります。

内耳由来のめまい

  • メニエール病(耳の水ぶくれ現象)
  • 突発性難聴に伴うめまい
  • 前庭神経炎

首・自律神経由来のめまい

  • 頚椎の歪みや筋肉の過緊張による血流障害
  • 自律神経失調症
  • ストレスや睡眠不足によるホルモンバランスの乱れ

脳・循環器系の異常によるめまい

  • 脳梗塞や脳出血の前触れ(特に片側のしびれや言語障害を伴う場合は要注意)
  • 不整脈や低血圧・高血圧による立ちくらみ

このように、「めまいの原因」は耳だけでなく、首や自律神経・脳血管まで幅広く関係しているのです。


整骨院から見た「めまいと身体のつながり」

首こり・肩こりとの関係

長時間のデスクワークやスマホ操作で首・肩が硬直すると、後頭部の血流が低下し、三半規管や前庭器官にも影響が及びます。

自律神経の乱れ

自律神経は耳・内臓・血流をコントロールする重要なシステムです。ストレスや姿勢不良によって交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、めまい発作を引き起こしやすくなります。

骨格の歪み

骨盤や背骨の歪みは全身のバランス感覚に影響します。実際、体の重心が傾いている人は「ふらつき」や「めまい」を訴えるケースが多く見られます。


セルフチェック「本当に良性発作性頭位めまい症?」

めまいの原因を見極めるには、自分の症状を振り返ることが大切です。

  • めまいは数秒〜1分以内で治まるか?
  • 耳鳴りや難聴を伴っていないか?
  • 頭の位置を変えるときに強く出やすいか?
  • 吐き気や冷や汗が同時に出るか?

これらに当てはまればBPPVの可能性が高いですが、長時間続くめまい・言語障害や手足のしびれを伴うめまいは緊急性が高いため、すぐに病院を受診することが必要です。


整骨院でできるケアとアプローチ

首・肩まわりの筋緊張を緩める

手技療法や温熱療法で筋肉を緩めることで、血流を改善し自律神経を整えます。

姿勢改善のための施術

骨盤・背骨を調整することで重心を安定させ、めまいの再発リスクを減らします。

セルフエクササイズ指導

  • 耳石を元の位置に戻すための「Epley法」や「Brandt-Daroff体操」
  • 首ストレッチや深呼吸での自律神経リセット法

を症状に応じて提案します。


医療機関と整骨院の使い分け

  • まずは病院(耳鼻科・神経内科)で検査を受ける
  • 脳や内耳に異常がなければ整骨院でのケアが有効
  • 「原因不明」と言われた場合も、姿勢や筋肉の緊張を整えることで改善例は多数


まとめ

  • 良性発作性頭位めまい症は、耳石の移動によって起こる代表的なめまい
  • ただし「めまいの原因」は耳だけでなく、首・自律神経・脳血管など多岐にわたる
  • 整骨院では「首や肩の緊張、自律神経の乱れ、骨格の歪み」に着目してケアできる
  • 不安な場合は必ず医療機関で検査を受け、その上で整骨院での施術を組み合わせることが効果的

めまいに悩まされる日々を改善するために、まずは原因を見極めることが第一歩です。

2025.10.12

スポーツや日常で手首を痛めたら?整骨院直伝のリハビリ手順と早期改善ポイント

手首は日常生活やスポーツで頻繁に使われる部位です。しかし、痛みを感じても「そのうち治る」と放置してしまう方は少なくありません。手首の痛みは軽度でも放置すると慢性化し、生活や運動に支障をきたすことがあります。本記事では、整骨院の視点から「手首を痛めた場合の対処法」や「リハビリ手順」、早期改善のポイントを解説します。


手首を痛める主な原因

日常生活での負担

  • スマホやパソコンの長時間使用による手首の疲労
  • 重い荷物の持ち運びや家事動作での反復負荷
  • 手首の不自然な曲げ伸ばしや捻り動作

スポーツによる手首の負傷

  • バスケットボールやテニスでの突き指や捻挫
  • バレーボールや体操での手首の過伸展
  • 筋力不足やフォーム不良による負担の蓄積


手首痛みを放置するとどうなる?

慢性化のリスク

軽度の痛みでも繰り返す動作で炎症が蓄積すると、腱や靭帯に負担がかかり慢性痛に発展します。

日常生活への影響

  • ペットボトルを開ける、箸を持つなどの基本動作が辛くなる
  • パソコン作業やスマホ操作での手首疲労が増す
  • スポーツパフォーマンスの低下


整骨院での手首ケアとリハビリ

手首の状態チェック

整骨院ではまず痛みの部位、動きの範囲、腫れや熱感の有無を確認。早期に原因を特定することで、的確な施術計画を立てられます。

施術の基本

  • 関節の可動域改善:手首の動きをスムーズにする施術
  • 筋肉・腱の緩和:超音波や手技で炎症を抑制
  • テーピングやサポーター:動きを制限しつつ負担を軽減


自宅でできる早期改善ポイント

安静とアイシング

  • 初期は無理に動かさず、炎症部分を冷やす
  • 1回15分程度を目安に、1日数回実施

軽いストレッチと筋力強化

  • 手首の前後・左右にゆっくり動かすストレッチ
  • ゴムバンドや軽いダンベルでの前腕筋トレ
  • 痛みが出ない範囲で行うことが重要

日常生活での手首ケア

  • キーボードやスマホ操作の手首角度に注意
  • 重い荷物を持つときは手首の位置を安定させる
  • 長時間同じ動作を避け、こまめに休憩


手首痛みの早期改善のための整骨院活用法

症状に応じた施術計画

  • 炎症期はアイシングと安静を優先
  • 可動域回復期には筋膜リリースや関節調整
  • 筋力強化期にはリハビリメニューを提案

予防と再発防止

  • 日常生活での姿勢や手首使い方を指導
  • スポーツフォームの改善指導
  • 定期的なケアで慢性化や再発を防ぐ


まとめ

手首の痛みは、日常生活やスポーツで繰り返し負担をかけることで慢性化しやすい部位です。整骨院での早期診断と適切な施術、自宅でのストレッチ・筋力強化を組み合わせることで、痛みの早期改善と再発防止が可能です。痛みが長引く場合や強い場合は、自己判断せずに専門家に相談することが重要です。

2025.10.10

仕事で手首が痛む人へ — 整骨院が示す職業別ケアと『手首が痛い 何科』に行くべき目安

日常生活や仕事で「手首痛み」を感じる方は少なくありません。特に、パソコン作業や調理、介護、重い荷物の持ち運びといった職業では、手首に負担が集中しやすく、慢性的な痛みに悩まされることがあります。

「手首が痛いけど、どの科に行けばいいの?」「整骨院でも診てもらえるの?」と迷う方も多いでしょう。この記事では、整骨院の視点から 職業別の手首痛みの原因とケア方法、そして「手首が痛い 何科」と迷ったときの受診目安について解説します。


手首痛みが起こりやすい職業とその特徴

デスクワーク(キーボード・マウス操作)

長時間のタイピングやマウス操作で起こるのが「腱鞘炎」や「手根管症候群」。同じ動作を繰り返すことで手首周囲の腱や神経が圧迫され、しびれや痛みを伴います。

料理人・調理スタッフ

包丁を握る動作やフライパンの振り下ろしなど、手首のひねりと力を同時に使う職業は、炎症や筋膜の緊張が強くなりやすいです。特に右手首に片寄った痛みが多く見られます。

介護士・保育士

抱き上げる・支える動作で手首に負担が集中。慢性的な手首痛みだけでなく、腱の断裂に近い強い炎症を起こすこともあります。

建設業・運搬業

重量物を持つ動作で、関節そのものや靭帯に強いストレスがかかり、急性の「手首の捻挫」や「関節炎」になるケースが少なくありません。


整骨院が考える手首痛みの主な原因

腱や靭帯の炎症

「手首痛み」の多くは、腱や靭帯に炎症が起きている状態。過度な使用や同じ動作の繰り返しで負担が集中します。

関節のアライメント不良

骨格や姿勢の影響で手首の関節が正しい位置からズレると、炎症や摩耗が起きやすくなります。整骨院ではこのズレに着目した調整が可能です。

筋膜の癒着

パソコン作業や力仕事で筋肉が硬くなると、筋膜が癒着して動きが悪くなり、結果的に「手首が痛い」と感じることがあります。


セルフケアでできること

ストレッチと温冷法

・手首を軽く反らすストレッチで柔軟性を回復
・炎症初期は冷却、慢性期は温めて血流改善

サポーターの活用

固定することで炎症部位の負担を軽減。ただし、長期使用は筋力低下のリスクもあるため注意が必要です。

作業環境の改善

・デスクワークではキーボードの高さを調整
・調理では包丁のグリップを工夫
・重量物の持ち上げでは正しい姿勢を意識


整骨院でのアプローチ

手技による関節調整

手首や前腕の関節を整え、炎症部位への負担を減らします。

筋膜リリース

固まった筋膜を緩め、動きを改善。ストレッチ効果だけでは届かない深層部にもアプローチ可能です。

物理療法(超音波・電気刺激など)

炎症の鎮静や血流改善を促進。急性・慢性の痛みに応じて使い分けます。


「手首が痛い 何科?」病院受診の目安

整形外科に行くべきケース

  • 強い腫れや熱感がある
  • 手首の変形や骨折が疑われる
  • 痛みと同時にしびれが強い

整形外科ではレントゲンやMRIなど画像診断で明確に状態を把握できます。

整骨院で対応できるケース

  • 軽度~中度の手首痛み
  • 慢性的な使いすぎによる炎症
  • 姿勢や筋膜の硬さが原因の痛み

整骨院と整形外科を組み合わせて利用するのが最も安心です。


仕事で手首痛みを抱える方へ

  • 職業によって手首にかかる負担の種類は異なる
  • セルフケアで改善するケースもあるが、慢性化や強い痛みには専門家の判断が必要
  • 「手首が痛い 何科?」と迷うときは、まず整形外科で検査、その後に整骨院でケアを組み合わせるのがベスト

手首痛みは放置すると慢性化し、日常や仕事に大きな影響を与えます。早めに専門家に相談し、適切な施術とセルフケアを組み合わせて、健康な手首を取り戻しましょう。

2025.10.9

首からの負担を見逃すな!くび肩こりに効く筋膜ローラーの使い方と注意点

デスクワークやスマホの長時間利用により「くび肩こり」に悩む人は増えています。中でも最近注目されているのが、筋膜ローラーを使ったセルフケアです。
一方で、「正しく使えず逆効果になっている人」や「一時的に楽になるけれど根本改善につながらないケース」も少なくありません。

この記事では、整骨院の視点から

  • くび肩こりの原因
  • 筋膜ローラーの効果と注意点
  • 来院が必要なケース

を解説し、セルフケアと専門施術のバランスをお伝えします。


そもそも「くび肩こり」とは?

首と肩は一体で動いている

「肩こり」と聞くと肩周辺だけの問題と思いがちですが、実際には首と肩は筋肉で密接に連動しています。
特に代表的なのは「僧帽筋」や「肩甲挙筋」といった首から肩甲骨にかけて走る筋肉です。これらが硬くなることで、首の動きにも制限がかかり「くび肩こり」という一体化した不調を引き起こします。

日常生活での主な原因

  • 長時間のデスクワーク
  • スマホを見るときの前傾姿勢(スマホ首)
  • 重い荷物を肩掛けで持つ
  • 運動不足による血行不良

これらの生活習慣が蓄積し、筋肉が硬直 → 血流が悪化 → 痛みや重だるさが慢性化、という流れで「くび肩こり」が進行していきます。


筋膜ローラーは「くび肩こり」にどう効く?

筋膜リリースによる柔軟性アップ

筋膜ローラーを使うと、筋肉を覆う「筋膜」の癒着をほぐす効果が期待できます。これにより

  • 血流の改善
  • 筋肉の柔軟性向上
  • 一時的な疲労回復

が見込めます。特に「筋膜ローラー 肩こり」の検索が増えている背景には、セルフケアで即効性を求める人が多いことが関係しています。

自宅で簡単にできる手軽さ

ジムに行かなくても、床にマットを敷き、筋膜ローラーを当てて転がすだけでケアできる点が人気です。
とくに肩甲骨まわりに当てて体重をかけると、硬くなった筋肉がじんわりほぐれていく感覚を得られる人が多いでしょう。


筋膜ローラーを使うときの注意点

首に直接当てない

首そのものはデリケートな部位です。頸椎や神経が集まっているため、筋膜ローラーを直接押し当てるのは危険です。
安全に行うには、肩甲骨まわりや僧帽筋の上部を中心にほぐすことがポイントです。

強く押しすぎない

「痛い=効いている」と思って、強く体重をかけすぎるのは逆効果です。筋繊維や血管を傷める可能性があり、翌日余計に肩が張ることもあります。
目安は「気持ちいい圧」で止めること。30秒~1分程度をゆっくり繰り返す方が安全です。

即効性より継続が大切

筋膜ローラーは一度で劇的に治す道具ではありません。日常的に正しい姿勢を意識しつつ、軽めのケアをコツコツ続けることが大切です。


筋膜ローラーでは改善しない「くび肩こり」のサイン

しびれや頭痛を伴う場合

「肩がこる」だけでなく、手のしびれや頭痛、めまいが出ている場合は単なる筋肉の硬直ではなく、頸椎の歪みや神経圧迫の可能性があります。

繰り返しすぐに再発する場合

一時的に楽になっても、またすぐに肩が重くなるのは「骨格の歪み」や「筋肉のバランス不良」が背景にあることが多いです。この場合、整骨院などで根本原因を見極めた施術が必要になります。


整骨院での施術とセルフケアの使い分け

整骨院でできること

  • 骨格の歪み矯正
  • 筋肉バランスの調整
  • 手技による血流改善
  • 生活習慣のアドバイス

筋膜ローラーはあくまで補助的なケア。整骨院では「根本改善」に向けて個々の状態に合わせたアプローチができます。

セルフケアと併用するのがベスト

  • 普段 → 筋膜ローラーやストレッチで日々の疲労をリセット
  • 定期的 → 整骨院で根本的な歪みや筋肉の硬直を調整

この組み合わせが、再発しにくい肩こり改善の黄金バランスです。


まとめ

「くび肩こり」は日常生活で多くの人が悩む不調であり、筋膜ローラーは手軽なセルフケアとして役立ちます。
ただし、

  • 首に直接当てない
  • 強すぎる圧を避ける
  • 継続して取り組む

といった注意点を守る必要があります。

もし「しびれ・頭痛・再発の繰り返し」がある場合は、自己判断せず整骨院での診察・施術を受けることが大切です。

あなたの肩こりは一時的な疲労なのか、それとも根本改善が必要なサインなのか?
セルフケアと専門施術を上手に組み合わせて、快適な毎日を取り戻しましょう。

2025.10.7

枕や寝姿勢が原因?整骨院が診る『寝起き 手首が痛い』のメカニズムと改善ポイント

「朝起きたら手首がズキッと痛む」「寝起きだけ手首の動きが硬い」――そんなお悩みはありませんか?
実は、寝ている間の姿勢や枕の高さ、あるいは隠れた手首のトラブルが関係していることも少なくありません。今回は整骨院の視点から、『寝起き 手首が痛い』原因と改善方法を徹底解説します。


寝起きに手首が痛いのはなぜ?考えられる主な原因

1. 枕や寝姿勢による手首への圧迫

睡眠中は無意識に腕や手首を曲げたまま寝てしまうことがあります。特に「手を顔の下に敷く」「枕の下に腕を入れる」姿勢は、手首関節を不自然に曲げ、神経や腱に負担をかけます。
➡ 朝起きた時に「ジンジン」「ズキズキ」とするのはこの圧迫が影響している可能性があります。

2. 手首の腱鞘炎や炎症の影響

日常でスマホ操作やパソコン作業が多い人は、手首の腱鞘炎を起こしている場合があります。腱に炎症があると、夜間に血流が低下し、朝起きたときに痛みが強く出やすいのです。

3. 神経の圧迫(手根管症候群)

「手首の痛み+しびれ」がある場合は、手根管症候群の可能性があります。夜から朝にかけて症状が強くなりやすい特徴があり、放置すると指の動きにまで影響することがあります。

4. 枕の高さや寝返り不足による血流不良

枕が高すぎたり低すぎたりすると、肩から腕への血流が滞りやすくなり、結果的に手首に「だるさ」や「痛み」を引き起こすこともあります。


『手首痛み』と関係する日常習慣

スマホ・PC作業の長時間使用

スマホの片手操作や長時間のタイピングは、手首の腱に繰り返し負担をかけます。特に寝る直前までスマホを触っている人は、寝起きの痛みに直結しやすい傾向があります。

重い荷物の持ち運び

買い物袋や仕事での重い荷物などを手首だけで持ち上げる癖がある人は、腱や関節への負担が蓄積しやすくなります。

スポーツでの負荷

テニス、ゴルフ、バドミントンなど、手首を酷使するスポーツも「寝起き 手首が痛い」につながることがあります。


自宅でできるセルフチェック方法

手首の可動域チェック

  • 朝、手首を上下に動かしてみる
  • 左右で動きや痛みの差があるか確認

握力チェック

  • 握りこぶしを作って強く握れるか
  • 握った時に痛みが出ないか

しびれの有無

  • 親指から薬指にかけてしびれがある場合は手根管症候群の疑いあり


寝起きの手首痛みを和らげるセルフケア

1. 起床後のストレッチ

  • 手首を上下にゆっくり曲げ伸ばす
  • 手のひらを合わせて軽く押し合うストレッチ
    ➡ 血流改善と関節の柔軟性アップにつながります。

2. 温めて血流改善

寝起きに痛みが強い時は、蒸しタオルやお風呂で温めることで血流を促進し、症状を和らげることができます。

3. サポーターやリストバンドの活用

就寝時に手首を固定することで、寝返りによる過度な曲げ伸ばしを防ぎ、炎症を落ち着ける効果が期待できます。


整骨院での『手首痛み』施術

筋肉・腱の調整

手首だけでなく、前腕や肩の筋肉の硬さを緩めることで手首の負担を減らします。

姿勢や寝具のアドバイス

「枕の高さ」「寝姿勢」も重要な原因の一つ。整骨院では寝具環境を含めた改善アドバイスを行います。

超音波や手技による施術

炎症を抑えるために超音波治療や、関節の動きを整える手技を組み合わせて施術することで、回復を早めます。


受診を検討すべきサイン

  • 痛みが数日以上続く
  • 朝だけでなく日中も痛みやしびれが出る
  • 握力の低下を感じる
  • 指先の感覚が鈍くなってきた

➡ このような場合はセルフケアだけでは改善が難しく、整骨院や医療機関の受診が必要です。


寝起きの手首痛みを軽視しないで

「寝起きに手首が痛い」症状は、単なる寝姿勢の影響だけでなく、腱鞘炎・手根管症候群・血流不良など複数の要因が隠れていることがあります。

  • 枕や寝姿勢を見直す
  • 朝のストレッチで血流を改善する
  • しびれや握力低下があれば整骨院で相談する

これらを意識することで、つらい手首痛みを和らげ、快適な毎日を取り戻せます。

2025.10.8

自宅マッサージで逆効果になることも?院長が語る『肩凝り』の本当の原因と正しい施術

「肩凝りがつらいから、とりあえずマッサージをしてほぐしている」
そう考えている方は非常に多いのではないでしょうか。

確かに一時的に気持ち良さを得られるものの、実はそのマッサージ方法が肩凝りを悪化させたり、症状を長引かせてしまうことがあります。

本記事では、整骨院院長の視点から 『肩凝りの本当の原因』と『肩こりマッサージの落とし穴』 を徹底解説します。正しいセルフケアの方法や整骨院での施術の必要性についてもご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


肩凝りとは?放置できない現代人の国民病

肩凝りの定義と症状

肩凝りとは、首から肩、背中にかけての筋肉が緊張し、張りや痛み、重だるさを感じる状態を指します。
具体的には以下のような症状がよくみられます。

  • 肩や首が重くてだるい
  • 頭痛や吐き気を伴う
  • 目の奥が疲れる
  • 朝起きても肩が硬いまま

このように肩凝りは単なる疲労感にとどまらず、全身の不調に直結します。

なぜ肩凝りは現代人に多いのか?

  • 長時間のデスクワークやスマホ操作
  • 運動不足による筋力低下
  • 精神的ストレス
  • 冷えや血流不良

特に「同じ姿勢を長時間続ける」ことが大きな要因で、首や肩周囲の筋肉が硬直してしまいます。


肩凝りの本当の原因とは?

「肩の筋肉が固まっているからマッサージでほぐせば良い」と考えるのは一見正しいように思えます。
しかし、実際には 肩凝りの原因は肩そのものにないことが多い のです。

原因① 姿勢の歪み

猫背や前傾姿勢になると、頭の重みを支えるために首・肩の筋肉に過剰な負担がかかります。
その結果、肩だけをマッサージしてもすぐに再発してしまいます。

原因② 血流不足

血行不良により老廃物が溜まりやすくなり、筋肉の緊張が慢性化します。
マッサージで一時的に血流が良くなっても、根本の血流障害が改善されなければ効果は長続きしません。

原因③ ストレスと自律神経の乱れ

精神的ストレスによって交感神経が優位になると、全身の筋肉が緊張しやすくなります。
肩凝りは「心の疲れ」とも密接に関わっているのです。


肩こりマッサージで逆効果になるケース

強い力で揉みほぐす

「強めにマッサージすると気持ちいい」と感じる方も多いですが、強すぎる刺激は筋肉や血管を傷つけ、炎症を悪化させる可能性があります。

長時間同じ部位を揉む

同じところを繰り返し刺激すると、かえって筋肉が硬直し「もみ返し」と呼ばれる痛みを引き起こします。

自己流で首を強く押す

首の周囲には大切な血管や神経が走っているため、誤ったセルフマッサージは危険です。めまいやしびれを起こすこともあります。


整骨院での正しい肩凝りアプローチ

姿勢と動作のチェック

整骨院では、肩の痛みだけを見るのではなく「姿勢や動作のクセ」から根本原因を特定します。

筋肉と関節のバランス調整

  • 肩や首だけでなく背中・骨盤まで含めた全体的なアプローチ
  • 筋肉の過緊張を和らげ、弱っている部分を補強

このように「全身のバランス」を整えることが肩凝り改善に欠かせません。

血流改善のための施術

  • 手技療法
  • 温熱療法
  • 電気治療

などを組み合わせ、血液循環を促進し、疲労物質の排出をサポートします。


肩凝りに有効なセルフケア

正しいストレッチ

  • 首をゆっくり横に倒すストレッチ
  • 肩甲骨を動かす体操

無理のない範囲で動かすことが、血流改善と筋肉の柔軟性維持につながります。

温めて血流を促進

入浴や蒸しタオルで首肩を温めると、血流が良くなり症状緩和に効果的です。

生活習慣の見直し

  • 姿勢を意識して長時間のデスクワークを避ける
  • 適度な運動を取り入れる
  • 睡眠の質を確保する

日常生活の改善が肩凝りの再発防止につながります。


整骨院に相談するタイミング

以下のような症状がある場合は、自己流マッサージではなく整骨院への相談がおすすめです。

  • マッサージをしても肩凝りが取れない
  • 頭痛やめまいを伴う
  • 腕や手のしびれが出ている
  • 姿勢の歪みが気になる

早期に適切な施術を受けることで、慢性化や悪化を防ぐことができます。


まとめ

  • 肩凝りは「肩だけの問題」ではなく、姿勢・血流・ストレスなど全身に関係する
  • 自己流の肩こりマッサージは逆効果になるケースもある
  • 整骨院では姿勢や筋肉のバランスを整え、根本改善を図ることができる
  • セルフケアと施術を組み合わせることが肩凝り解消の近道

つらい肩凝りを「仕方ない」と我慢せず、正しい知識と施術で改善していきましょう。

2025.10.5

ツボ押しで一時的にラクになる人へ — 鍼とツボ、それぞれの役割を整骨院が比較解説

「肩こりがつらいから、まずはツボを押してみる」
「ツボ押しは一時的に楽になるけど、またすぐ肩が重くなる」
「鍼(はり)が肩こりに良いと聞くけど、何が違うの?」

このような疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。肩こりは日本人の国民病ともいえる症状であり、マッサージやストレッチ、ツボ押し、さらには鍼(はり)治療まで多くの方法が紹介されています。しかし、「どの方法が本当に効果的なのか」「なぜツボ押しは一時的なのか」を理解している人は意外と少ないのです。

この記事では、整骨院の視点から**「肩こり ツボ」と「肩こり 鍼」**という二つのアプローチを比較し、それぞれの役割や注意点を解説していきます。


肩こりが起こるメカニズム

筋肉の緊張と血流の低下

肩こりの主な原因は、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)が過度に緊張し、血流が滞ることです。長時間のデスクワーク、スマホ操作、猫背姿勢などによって筋肉が硬直し、乳酸などの疲労物質がたまりやすくなります。

自律神経やストレスの影響

肩こりは単なる筋肉疲労だけではありません。ストレスや睡眠不足により交感神経が優位になると、常に筋肉が緊張状態になり、肩こりが慢性化します。ツボや鍼はこの「自律神経のバランス」にも関わるため、効果を実感しやすいのです。


肩こり ツボの役割と効果

代表的な肩こりのツボ

  • 肩井(けんせい):肩の中央付近にあり、肩こりケアの代表的なツボ。
  • 天柱(てんちゅう):後頭部の付け根、首筋の外側に位置し、首・肩のこわばりに有効。
  • 合谷(ごうこく):手の甲、人差し指と親指の間。肩だけでなく全身の緊張を和らげる作用。

ツボ押しで得られるメリット

  • 一時的に血流を改善し、肩の重さや痛みを和らげる
  • 自分でも簡単にできるセルフケア
  • リラックス効果があり、ストレス軽減につながる

ツボ押しの限界

しかしツボ押しは「筋肉の表面的なこわばりを和らげる」程度に留まることが多く、深部の筋肉硬直や根本的な姿勢不良、自律神経の乱れを改善するには不十分です。そのため、「押しているときは楽」「翌朝にはまた肩が重い」という人が多いのです。


肩こり 鍼の役割と効果

鍼治療が肩こりに効く理由

鍼はツボを狙って細い鍼を刺すことで、筋肉の深部に直接アプローチします。これにより:

  • 血流改善がより持続しやすい
  • 自律神経のバランスを整えやすい
  • 痛みの信号を抑制する効果が期待できる

肩こりにおすすめの鍼アプローチ

  • トリガーポイント鍼:肩こりの原因となる「筋肉のしこり」をピンポイントで刺激
  • 経絡鍼:ツボ(経穴)を通じて全身の気血の流れを整える
  • 電気鍼:鍼に低周波を流し、筋肉を柔らかくほぐす

鍼治療のメリットと注意点

  • ツボ押しより深部に作用し、効果の持続性が高い
  • 慢性的な肩こりや頭痛の改善が期待できる
  • 医師や鍼灸師の国家資格者による施術が必要
  • 衛生管理の整った治療院で受けることが大切


肩こり ツボ vs 肩こり 鍼の比較

項目ツボ押し鍼治療
アプローチ表面的な刺激深部の筋肉・神経へ直接刺激
効果の持続短時間〜半日程度数日〜1週間程度
セルフケア自分で可能専門家による施術が必要
適応軽度の肩こり・一時的な疲れ慢性的・強い肩こり、頭痛を伴う場合
コスト無料〜低コスト来院費用がかかる

整骨院で行う肩こりケアとは?

ツボ押しと鍼のいいとこ取り

整骨院では、ツボを意識した手技療法(マッサージ・指圧)と、鍼治療を組み合わせるケースもあります。表面の緊張を和らげつつ、深部のこりを鍼で解消することで、即効性と持続性を両立できます。

姿勢改善や運動療法の導入

肩こりは「悪い姿勢」が大きな原因の一つです。整骨院では鍼やマッサージに加え、肩甲骨ストレッチや体幹トレーニングなどの運動指導を行うことで、再発を防ぐことを重視します。

来院の目安

  • ツボ押しや市販マッサージで効果が続かない
  • デスクワーク後に肩こりが毎日悪化する
  • 頭痛やめまいを伴う
    こうした場合は、セルフケアだけでなく専門家に相談するのが安心です。


まとめ

  • 肩こり ツボは、手軽で一時的に肩を軽くするセルフケア
  • 肩こり 鍼は、深部までアプローチできる専門的な治療法
  • 整骨院では両者を組み合わせ、さらに姿勢改善や運動指導を行うことで根本改善を目指す

「ツボ押しで楽になるけど、またすぐ戻る…」と感じる方は、鍼や整骨院での施術を検討してみてください。セルフケアと専門ケアをうまく使い分けることで、肩こりを長期的に改善する道が見えてきます。

2025.10.6

運動後に頭痛が出る理由を整骨院が読み解く — 筋・関節由来の原因と対処法

「運動すると頭痛がする」「トレーニング後にズキズキ痛む」…こうした経験をした方は少なくありません。
多くの人は「脱水かな?」「疲れすぎ?」と自己判断してしまいますが、実は筋肉や関節の状態が影響しているケースも多いのです。

本記事では整骨院の視点から、運動と頭痛の原因の関係を深掘りし、さらに効果的な対処法についてお伝えします。


運動と頭痛の関係とは?

なぜ運動後に頭痛が出るのか?

運動による頭痛には大きく分けて2つのパターンがあります。

  1. 全身性の要因(脱水、低血糖、血圧の変化など)
  2. 筋・関節性の要因(首や肩の緊張、姿勢不良、噛みしめなど)

特に整骨院で多く見られるのは後者で、首や肩周囲の筋肉の過緊張による血流障害や神経圧迫です。

「頭痛 運動」でよくある症状

  • ランニング後に後頭部がズキズキする
  • 筋トレ後に首すじからこめかみにかけて締め付けられる
  • ヨガやストレッチ後に頭が重い
  • デスクワーク+運動の組み合わせで慢性的に頭痛が続く

これらの頭痛は「ただの疲れ」ではなく、姿勢や動作のクセに根本原因が潜んでいることが多いのです。


頭痛の原因を整骨院が解説

首・肩の筋肉由来の頭痛

運動後に最も多いのが、首こり・肩こりからの頭痛です。
特に僧帽筋・後頭下筋群の緊張が強まると、後頭部からこめかみにかけて血流が滞り、締め付け型の頭痛を引き起こします。

節のゆがみからくる頭痛

  • 頚椎(首の骨)の配列が崩れている
  • 顎関節の噛み合わせが悪い
  • 胸椎や肩甲骨の可動性が低い

こうした関節のアンバランスは、運動後に一気に症状が出やすいのが特徴です。

呼吸の浅さと頭痛の関係

腹式呼吸ができず胸式呼吸が優位になると、首の前の筋肉(胸鎖乳突筋や斜角筋)が過緊張します。
その結果、首から頭にかけての血流や神経伝達が阻害され、頭痛につながるのです。


運動後に出る頭痛のチェックポイント

セルフチェック方法

  • 頭痛が出るのは運動中か、運動後か
  • 片側か両側か
  • 脈打つような痛みか、締め付け型か
  • 首や肩のこりを伴っているか

このチェックで「筋・関節性か、それ以外の内科的要因か」を切り分けることができます。

危険な頭痛のサイン

  • 突然の激しい頭痛
  • 吐き気やめまいを伴う
  • 手足のしびれや視覚異常を伴う

これらは整骨院ではなく、すぐに医療機関を受診すべき頭痛です。


整骨院での頭痛アプローチ

筋肉のリリース

運動で硬直した首・肩の筋肉を手技で緩め、血流を改善します。

関節調整

頚椎や肩甲骨の動きを改善し、神経や血管への圧迫を取り除くことが可能です。

姿勢指導と運動フォームの改善

運動のフォームが間違っていれば、頭痛は再発します。
整骨院では姿勢・体幹の安定性をチェックし、頭痛を繰り返さないための運動指導を行います。


自宅でできる頭痛予防ケア

首と肩のストレッチ

  • 耳を肩に近づける側屈ストレッチ
  • 肩甲骨を寄せる肩甲骨はがし運動
  • 後頭部を軽く押しながらの首伸ばし

これらは筋・関節性の頭痛予防に有効です。

水分・栄養管理

「頭痛 運動」と検索する人の多くが見落としがちなのが、水分不足や栄養不足
特に運動後はミネラル補給と血糖維持を意識することで頭痛を防げます。

温める vs 冷やす

  • 筋肉性の頭痛 → 温めて血流改善
  • 血管拡張型(ズキズキ脈打つ痛み) → 冷却で収縮を促す

頭痛の種類に応じたケアが必要です。


運動後の頭痛は整骨院で根本改善

「頭痛 運動」で悩む多くの方は、首・肩の筋緊張や関節の不調が隠れた原因になっています。
一時的に薬で抑えるだけでなく、整骨院での施術や姿勢改善を組み合わせることで、頭痛の原因を根本から取り除くことが可能です。

2025.9.25

筋トレで肩が痛い…整骨院が教える原因解析とマッサージで悪化させない正しい対応

筋トレで肩が痛い…整骨院が教える原因解析とマッサージで悪化させない正しい対応


筋トレ後に肩が痛くなる人が増えている理由

肩の痛みはどこから来るのか

筋トレ中や後に肩が痛くなる場合、その多くは肩関節や周囲の筋肉、腱に負荷がかかりすぎていることが原因です。特に三角筋や棘上筋、肩甲下筋などの小さな筋肉が疲労や炎症を起こすと、肩の動きに制限が出て痛みが生じます。

フォームや重量の影響

間違ったフォームや重すぎる負荷でトレーニングを続けると、肩関節に不自然な圧力がかかり痛みが悪化します。特にベンチプレスやショルダープレスでは、肩関節の可動域を超える動きが痛みの原因になりやすいです。


筋トレによる肩の痛みを見分けるポイント

痛みの部位で原因を推測

  • 肩の前側:胸筋や肩関節前方の腱の炎症の可能性
  • 肩の横:三角筋や肩関節周囲の筋肉疲労
  • 肩の後ろ:肩甲骨周囲の筋肉や棘下筋の炎症

動作で痛みが出る場合の注意

肩を上げる・回す・押すなど、特定の動作で痛みが出る場合は、筋肉や関節に過負荷がかかっているサインです。放置すると炎症が慢性化し、回復に時間がかかります。


自己判断でのマッサージは逆効果になることも

痛みが強い場合のマッサージのリスク

痛い部分を強く押すと、一時的に楽になる場合もありますが、炎症を悪化させることがあります。特に筋肉や腱の損傷がある場合、無理なマッサージは回復を遅らせます。

正しいマッサージのポイント

  • 痛みがない範囲で優しくほぐす
  • 肩周囲だけでなく、肩甲骨周りや背中の筋肉も同時にケア
  • マッサージ前後に軽いストレッチで血流促進


整骨院での肩痛ケアのメリット

痛みの根本原因を特定

整骨院では、筋肉の状態だけでなく関節の可動域や姿勢、肩甲骨の動きをチェックすることで、痛みの本当の原因を特定できます。

専門的な手技と運動指導

  • 筋肉のバランス調整
  • 関節の可動域改善
  • 筋トレフォームや負荷の調整
    これにより、痛みを悪化させず安全にトレーニングを続けられます。


家庭でできる肩痛予防とセルフケア

軽いストレッチで肩周囲をほぐす

肩を回す・肩甲骨を動かす・胸を開くなど、血流を促す軽いストレッチが有効です。無理に痛い動きを行わないことが大切です。

トレーニング時のフォーム改善

  • 肩が上がりすぎないように注意
  • 重量を無理せず段階的に増やす
  • ウォームアップを丁寧に行う


筋トレ中の肩痛は無視せず早めのケアを

筋トレによる肩の痛みは、フォームや負荷、筋肉や関節の疲労が重なって起こります。自己判断でのマッサージは悪化のリスクがあるため、症状が続く場合は整骨院で原因を特定し、適切な施術を受けることが回復への近道です。

安全に筋トレを続けるために、肩痛のサインを見逃さず、適切なケアとフォーム指導を活用しましょう。

2025.10.4

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