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「朝起きると背中がギシギシして痛い」「仰向けで寝ていると背中がつらくて目が覚める」――そんなお悩みを抱えていませんか?
実はこの症状、「背中が痛い 寝起き」と「仰向けに寝ると 背中が痛い」という2つのキーワードに共通する原因が、姿勢の乱れや筋肉の硬直、血流不良にあります。さらに、日常生活のちょっとしたクセや寝具の選び方が、背中への負担を増大させている可能性も。
本記事では整骨院の視点から、寝起きの背中痛や仰向けでの痛みの原因、放置のリスク、そして整体による根本ケアのアプローチまで、徹底的に解説します。
寝ている間の姿勢は、思った以上に体へ影響を及ぼします。特に仰向けの姿勢では、背中全体がベッドに密着し、圧迫を受けやすくなります。
・猫背の方は仰向けで背中が反って緊張状態になる ・肩甲骨周辺の筋肉が固く、リラックスできない
このような状態で寝ていると、寝返りも少なくなり、同じ姿勢を長時間続けることで血流が滞り、筋肉に疲労物質がたまって「ギシッ」とした不快感や痛みとなって現れるのです。
筋肉は筋膜という薄い膜で包まれており、同じ姿勢が続くことでこの筋膜が周囲の組織と癒着しやすくなります。
とくに長時間デスクワークをしている方や、スマホを長時間見ている方は、背中や肩周辺の筋膜が常に緊張しっぱなし。夜寝ている間にその緊張が回復できず、朝起きた時に痛みとして現れやすくなるのです。
人間の背骨は、本来緩やかなS字カーブを描いており、これが体重や圧力を上手に分散する仕組みになっています。しかし、日常的に姿勢が悪いと、このカーブが崩れてしまい、仰向けで寝たときに背中全体に圧が集中しやすくなります。
特に胸椎(背中の中央あたりの骨)がストレート化していると、仰向けで寝た時にベッドと背中がフラットに接触し、逃げ場のない圧力が痛みの原因になります。
仰向けの姿勢で背中に痛みがある方の多くは、呼吸が浅く、肋骨の動きが制限されていることが多いです。これは背中や脇腹周辺の筋肉が硬くなっている証拠。
睡眠中に浅い呼吸が続くと、自律神経のバランスが崩れ、筋肉の緊張が抜けづらくなり、結果的に寝起きの背中痛に繋がります。
背中の痛みを我慢して過ごしていると、無意識に体をかばった姿勢を取るようになります。これにより、背骨のゆがみがさらに進行し、肩こりや腰痛、さらには頭痛など、全身の不調に波及していく可能性があります。
背中の緊張が続くと、胸郭の可動性が低下し、呼吸が浅くなります。これが続くと酸素の取り込み量が減り、自律神経や内臓機能にも悪影響を及ぼします。
「最近、朝から疲れが抜けない」「呼吸がしづらい」と感じる方は、背中の痛みと関連している可能性があるため、早めの対応が必要です。
整骨院では、表面的なマッサージだけでなく、筋膜リリースという手技を用いて、筋膜の癒着を解きほぐします。これにより血流が改善され、深部の筋肉までリラックスさせることが可能です。
さらに、背中全体の筋肉バランスを見ながら、左右差や筋力低下の部位にアプローチし、再発しにくい体へと導きます。
背中の痛みを根本的に改善するためには、姿勢のゆがみや骨格のずれを正すことが必要です。整骨院では、背骨や骨盤のアライメントをチェックし、適切な手技療法で調整します。
また、正しい寝姿勢の指導や、枕やマットレスの選び方についてもアドバイスを行い、寝起きの背中痛を起こさない環境づくりをサポートします。
これらの動作を寝る前に行うことで、背中の筋肉のこわばりをリセットし、睡眠中の血流を促進します。
・マットレスが柔らかすぎると腰が沈み背中が緊張します ・硬すぎると背中に圧が集中しやすくなります
体圧分散に優れたマットレスや、自分の体型に合った枕を使うことで、背中の負担を軽減し、仰向けでの快適な睡眠を得られるようになります。
「背中が痛い 寝起き」「仰向けに寝ると 背中が痛い」という症状は、筋肉の緊張、姿勢の乱れ、寝具の影響など、さまざまな要因が絡み合って起こります。
整骨院では、これらの根本原因にアプローチし、痛みを和らげるだけでなく再発予防にも力を入れています。
「朝の背中の痛みをスッキリ解消したい」「仰向けでぐっすり眠りたい」という方は、ぜひ一度、整骨院で専門的なケアを受けてみてください。
2025.8.10