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「健康診断では“軽度の側弯症”と言われたけれど、見た目は全然大丈夫」と思っていませんか?実はこの“軽度”という表現こそが、将来的な見た目のギャップを招く落とし穴となることがあります。
本記事では、「側弯症 軽度 見た目」と「側弯症 見た目」というキーワードに焦点を当て、整骨院ならではの視点から、軽度の側弯症でも見逃してはいけない理由、進行と見た目の関係性、そして早期ケアの重要性について詳しく解説していきます。
側弯症とは、背骨が左右に弯曲し、さらにねじれを伴う状態を指します。単なる姿勢不良とは異なり、骨格そのものに変位があることが特徴です。
医療機関では、「コブ角」と呼ばれる指標で曲がりの角度を測定し、10度未満は「側弯症とは診断しない」範囲、10〜25度は「軽度」、25〜40度は「中等度」、40度以上が「重度」と分類されます。
軽度側弯の方は、一見すると外見上の左右差や姿勢の歪みがわかりにくいのが特徴です。しかし実際には、
といった微細なサインが現れているケースもあります。
軽度の段階では骨の変形よりも、筋肉の左右非対称な緊張が目立ちます。筋肉のバランスが乱れることで日常動作にも歪みが生まれ、それが結果的に姿勢の崩れへとつながります。
放置することで以下のような見た目のギャップが起こる可能性があります。
側弯症は進行性の側面を持つため、軽度であっても完全に静的とは限りません。特に思春期の成長期や、デスクワーク中心の生活をしている成人では、ゆるやかに進行することが多く、気づいた時には「見た目にハッキリ現れる」状態になっていることも。
整骨院で多く見られるのは、以下のような日常動作によって側弯が進行・固定化されてしまっているケースです。
これらは軽度の段階では本人が「違和感を感じにくい」ため、改善に至りにくく、気づかないうちに歪みが強くなっていきます。
当院では側弯症の初期段階で以下のような観点から身体全体を評価しています。
これにより、症状の根本要因を明らかにし、ストレッチや手技療法、生活指導を組み合わせてケアを行います。
「側弯症にはストレッチがいい」とよく言われますが、実際には
といった問題が発生することもあります。
ストレッチはあくまで補助的手段であり、進行を抑えるためには、より専門的な身体評価と調整が必要です。
整骨院では、
といった技術で身体の左右差を整え、姿勢のリセットを図ります。これらの施術を受けることで、日常のクセに引っ張られない身体の軸を取り戻すことができます。
軽度側弯でも、以下のような変化が出てきたら要注意です。
これらは初期の見た目のギャップが始まっている証拠かもしれません。
当院では、以下のような流れで施術を行います。
側弯症は“生活の中で作られる歪み”でもあります。日常に潜む側弯リスクを見直し、定期的に身体をリセットすることが非常に重要です。
このような方は、軽度であっても定期的なチェックをおすすめします。
「軽度だからまだ大丈夫」と思っていると、いつの間にか身体のラインに明らかな左右差が出てきたり、疲れやすさや慢性的な痛みに悩まされる可能性があります。
側弯症は進行の仕方が人それぞれ異なるからこそ、“見た目に変化が出る前”のケアが最も重要です。
整骨院での専門的なチェックとケアを早期に取り入れることで、見た目も姿勢も、自信を持って過ごせる身体を手に入れましょう。
2025.8.20