治療事例
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9歳女の子。
前日に体育で走ってから急に右膝が痛くなり、立ったり座ったり歩く事も辛くなったとの事で来院されました。
右膝の下にある大腿四頭筋の付着部に圧痛と腫れ、熱感があり、膝を曲げると痛みがありましたが、骨や靭帯には異常がない様子でした。
ご家族の方は自粛期間中に運動せずに急激に体重が増加した事が原因ではないかと言われていましたが、よくよくお話を聞いてみると、走る前に膝をついて移動するような運動をしていて、その時から膝に違和感を感じていた事と、最近身長が伸びたということもありました。
身長が伸びるときは、筋肉より先に骨が伸びるため、骨の筋付着部が痛くなる事があります。今回の場合は、この成長によって筋の付着部にもともと負担がかかっていた状態で久しぶりに運動をした事と、膝を着いた刺激により大腿四頭筋の付着部に大きな負荷がかかったことにより炎症が起こり、大腿四頭筋付着部炎になったと判断しました。
まず炎症を抑えるために氷嚢で患部を冷却してから、付着部の負担を軽減させるために大腿四頭筋を緩めてからテーピングにて圧迫固定しました。固定により歩行時の痛みは軽減しましたが、まだまだ腫れは残るため安静と自宅での冷却を指示してその後も通院していただきました。
現在6日目になり、圧痛はまだ残りますが歩行やしゃがむ時の痛みはかなり軽減しました。しかし運動は大事をとって来週の状態を見てからと納得していただけました。
子供に限らず、自粛が明けてから急に運動を始めた事で身体の不調を訴える方が多くなっています。早く良くなるためには出来るだけ早い処置が必要になりますので、身体の不調がある方はできるだけはやく当院までご連絡下さい。
品川接骨院
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2020.6.19