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『寝方』を変えて頭痛を防ぐ:整骨院院長が教えるストレートネックの正しい寝姿勢

「朝起きると首が痛い」「ストレートネックと診断されてから頭痛が増えた」——そんな声をよく耳にします。実は、ストレートネックの方にとって 寝方(睡眠時の姿勢) は症状を左右する大きなポイントです。

本記事では、整骨院の視点から 「ストレートネック 寝方」「ストレートネック 頭痛」 をキーワードに、正しい寝姿勢の選び方、セルフケア、来院の目安を徹底的に解説します。


ストレートネックとは?症状の基本を理解しよう

ストレートネックの定義

ストレートネックとは、本来ゆるやかに前弯しているはずの首のカーブ(頸椎の湾曲)が失われ、首がまっすぐに近い状態になっていることを指します。

よく見られる症状

  • 首や肩のこり
  • 朝の寝起き時の首痛
  • 頭痛、特に後頭部や側頭部に出やすい
  • 手や腕のしびれを伴うこともある

頭痛が起こるメカニズム

ストレートネックでは、首の筋肉が常に引っ張られ、頭部を支えるバランスが崩れます。これにより血流や神経が圧迫され、「ストレートネック 頭痛」 という症状が発生するのです。


ストレートネックに悪影響を与える寝方

高すぎる枕

首が押しつぶされ、気道や血流が制限される原因に。頭痛やいびき、起床時のだるさを招きます。

低すぎる枕・枕なし

一見リラックスできそうですが、首の重みを筋肉が直接支えるため、朝の首痛や肩こりを引き起こします。

横向きでの崩れた姿勢

横向き自体は悪くありませんが、肩の高さや枕の厚みが合わないと、首と背骨のラインが曲がり、筋緊張を強めてしまいます。

うつ伏せ寝

首を左右どちらかに大きくねじるため、ストレートネックには最も負担の大きい寝方です。


整骨院が推奨する「ストレートネックに優しい寝方」

仰向けが基本

背骨全体の自然なカーブを保ちやすく、頸椎の前弯をサポートできます。

理想的な枕の条件

  • 高さ:首の後ろに手が入らない程度(約3〜6cm)
  • 硬さ:柔らかすぎず、しっかり支えられるもの
  • 形状:首のカーブを埋められる頸椎サポート型

横向き寝の工夫

  • 肩幅に合わせたやや高めの枕を選ぶ
  • 背骨と首が一直線になるように調整
  • 抱き枕を使うと姿勢が安定


「ストレートネック 頭痛」を防ぐためのセルフケア

就寝前ストレッチ

  • 軽くあごを引いて首の後ろを伸ばす
  • 肩甲骨まわりを動かし、血流を促す

日中の姿勢改善

スマホやPC作業時に首が前に出ないよう意識。就寝時だけでなく、日常の姿勢習慣 が頭痛の頻度を減らす大きなカギです。

枕以外の寝具の見直し

敷布団やマットレスの硬さが合わないと首や背中に歪みが出やすいため、自分に合った反発性の寝具を選びましょう。


整骨院でできるストレートネック改善アプローチ

頸椎の歪み矯正

専門的な手技で首のバランスを整え、筋肉や神経への負担を軽減します。

肩甲骨・背骨の調整

首だけでなく、土台となる背骨・肩甲骨の動きを改善することで、より根本的な改善が可能です。

生活指導

寝方やデスクワーク姿勢、運動方法を具体的に指導することで再発予防につなげます。


来院を検討すべきサイン

  • 毎朝、首や頭が痛くてつらい
  • 枕を変えても改善しない
  • めまいや手のしびれがある
  • 姿勢を意識しても症状が続く

これらは単なる寝方の問題ではなく、ストレートネックが進行しているサイン です。早めに整骨院での施術を受けることをおすすめします。


まとめ

  • 「ストレートネック 寝方」 は症状改善のカギ
  • 仰向け+適切な枕が基本
  • 頭痛が続く場合は、寝方だけではなく日常姿勢や首の構造的な問題を疑うべき
  • 整骨院での施術と生活習慣の見直しで根本改善が可能

ストレートネックによる頭痛を「仕方ない」と放置せず、まずは 寝方の改善 から始め、必要に応じて整骨院に相談してください。

2025.10.23

寝違えで肩が痛いときにやりがちなNG行動と、整骨院で早く楽になる理由

「朝起きたら首だけでなく肩まで痛くて動かせない…」
そんな経験をした方は少なくありません。特に 「寝違えて肩が痛い」 状態では、首だけでなく肩関節や肩甲骨周りまで強い不調が広がります。

さらに、放置すると 「肩の関節が痛い」 と感じるような慢性的な肩関節障害や四十肩・五十肩に発展するケースもあります。

この記事では、寝違えで肩が痛いときに避けるべきNG行動と、整骨院での適切な施術がどのように改善につながるのかを、専門的な視点からわかりやすく解説します。


なぜ「寝違えて肩が痛い」状態になるのか?

寝違えといえば首の痛みをイメージしがちですが、実は肩の痛みと深く関係しています。

寝返り不足による筋肉の緊張

長時間同じ姿勢で眠ると、首から肩にかけての筋肉が血流不足を起こし、硬直してしまいます。特に肩甲挙筋や僧帽筋の緊張は、肩の動きに直接影響します。

神経の圧迫や炎症

寝違えによって首の関節や筋肉が炎症を起こすと、そこを通る神経が刺激されます。その結果、肩の奥深くまで「肩の関節が痛い」と感じることがあります。

姿勢の歪みの影響

猫背やストレートネックなどの不良姿勢がある方は、もともと首肩に負担がかかりやすく、寝違えが肩にまで広がるリスクが高くなります。


寝違えて肩が痛いときのNG行動

症状が出たとき、多くの人が自己流で対処して悪化させてしまいます。

無理にストレッチをする

「固まっているから伸ばせば治る」と思いがちですが、炎症がある状態で強引に動かすと悪化します。

湯船やホットパックで温めすぎる

急性の炎症がある時期に温めると血流が増え、痛みや腫れが強まる場合があります。

放置して日常生活を続ける

「そのうち治るだろう」と放っておくと、筋肉の防御反応で動きが制限され、肩関節の可動域が狭まる恐れがあります。

シップだけに頼る

湿布は一時的な痛みの緩和には有効ですが、根本的な原因改善にはつながりません。


「肩の関節が痛い」と感じたら要注意

寝違えから肩の痛みが広がり、「肩の関節が痛い」と感じる場合は、以下のような状態が隠れている可能性があります。

四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)

肩の関節包が硬くなることで、寝違えの痛みをきっかけに強い動作制限が出るケースがあります。

腱板損傷

肩の回旋筋腱板(ローテーターカフ)が炎症や損傷を起こし、腕を上げる動作で痛みが出やすくなります。

頸椎由来の痛み

首の神経圧迫(頸椎症や椎間板ヘルニア)が原因で肩関節まで痛みが放散している場合もあります。


整骨院での評価と施術の流れ

「寝違えて肩が痛い」と訴える患者さんに対して、整骨院では以下の流れで対応します。

問診と検査

痛みが出た状況、姿勢のクセ、生活習慣をヒアリングし、首と肩の動きをチェックします。

炎症の有無を確認

急性炎症期には無理な施術は避け、まずは炎症を落ち着かせる処置を行います。

筋肉と関節の調整

首から肩甲骨、肩関節にかけての筋膜リリースや関節調整を行い、血流と可動域を回復させます。

姿勢改善アプローチ

猫背やストレートネックが原因の場合、骨盤・背骨から全体のバランスを整える施術を行います。


自宅でできるセルフケア

整骨院での施術と並行して、自宅でできるケアも重要です。

アイシング

炎症が強い場合は保冷剤をタオルに包み、1回15分を目安に冷却します。

肩甲骨の軽い体操

痛みが落ち着いてきたら、肩甲骨を前後に動かす体操で血流を促進します。

枕や寝具の見直し

寝違え予防には、自分の首に合った高さの枕や適度な硬さのマットレスを選ぶことが大切です。


受診を検討すべきサイン

次のような場合は、早めに整骨院を受診することをおすすめします。

  • 肩や首の痛みが3日以上続く
  • 腕のしびれや力が入りにくい
  • 夜間痛で眠れない
  • 肩の可動域が急に制限されている


まとめ

「寝違えて肩が痛い」状態は一時的な不調に思えますが、放置すると 「肩の関節が痛い」 という深刻な症状につながることがあります。

  • 無理なストレッチや温めすぎはNG
  • 炎症期には安静と適切な冷却を
  • 整骨院での施術で根本改善が可能

つらい肩の痛みを繰り返さないためには、自己流ではなく専門家の評価と施術が欠かせません。
「たかが寝違え」と思わず、正しいケアで早期回復を目指しましょう。

2025.10.24

整骨院が判定するストレートネックの重症度 — 症状でわかる受診サイン

ストレートネックとは?現代人に急増する首の不調

スマホやPCの普及により、「ストレートネック」と呼ばれる状態に悩む人が増えています。
通常、首の骨(頸椎)は前方にゆるやかなカーブを描いています。このカーブがあることで、頭の重さを分散し、首や肩に過度な負担がかからないようになっています。

しかし ストレートネック ではこのカーブが失われ、首の骨がまっすぐに近い状態になります。
その結果、首や肩の筋肉が過緊張し、痛み・しびれ・頭痛などさまざまな不調を引き起こすのです。


ストレートネック 症状 — 代表的なサインをチェック

ストレートネックは軽度の不快感から、生活に支障をきたす重度の症状まで幅広く現れます。
ここでは、症状を段階的に整理してみましょう。

初期症状(軽度)

  • 首や肩のこり
  • デスクワークやスマホ使用後の首の重だるさ
  • 姿勢が崩れやすく、猫背気味になる
  • 寝違えを繰り返す

この段階では「ちょっと疲れたかな」と感じる程度ですが、放置すると悪化していきます。

進行期(中等度)

  • 頭痛や目の奥の痛み
  • 肩甲骨周囲の張りや痛み
  • 首の可動域が狭くなる(左右や上下に動かしづらい)
  • 背中のこわばり

このレベルになると、日常生活や仕事に支障が出始めます。

重症化(高度)

  • 腕や手にしびれや感覚異常
  • 握力低下や物を落としやすくなる
  • めまい・吐き気を伴う
  • 睡眠の質が著しく低下

ここまで進行すると 「ストレート ネック 重症 度」 が高く、整骨院での施術だけでなく整形外科での精査も必要になることがあります。


ストレートネックの重症度をどう判定する?

整骨院では、症状の有無や姿勢分析を通して「重症度」を判定していきます。

姿勢チェック

横から見たときに耳の位置が肩より前に出ているかどうかを確認します。前に出るほどストレートネックの重症度が高いと判断されます。

可動域テスト

首を上下左右に動かした際の可動域を確認します。動きが制限されていれば、進行度が高いサインです。

神経症状の有無

しびれや感覚異常、筋力低下など神経症状がある場合は、重症度が高く早期対応が必要です。


整骨院でのストレートネック改善アプローチ

症状や重症度に応じて、整骨院ではさまざまな施術を行います。

手技による筋肉調整

首や肩周囲の緊張した筋肉をほぐすことで、血流改善と痛みの軽減を図ります。

肩甲骨はがし・姿勢矯正

猫背や巻き肩を改善するために、肩甲骨の可動性を高め、正しい姿勢を取り戻すサポートを行います。

運動療法・ストレッチ指導

ストレートネックは日常生活の習慣が大きな原因です。自宅でできるストレッチや首を支える筋肉を鍛えるエクササイズも提案します。


セルフケアでできる予防と対処法

ストレートネックは生活習慣病ともいえる状態です。日常生活の中でできる工夫も取り入れましょう。

スマホ首対策

スマホは顔の正面に持ち上げ、下を向きすぎないようにします。
「ながら見」をやめ、15分ごとに首を回す習慣をつけましょう。

正しいデスク環境

パソコンの画面は目線の高さに調整し、椅子の高さも調整します。背筋を伸ばしやすい姿勢づくりが大切です。

簡単ストレッチ

  • 首の前後ストレッチ
  • 肩甲骨寄せ運動
  • 胸を開くストレッチ

これらを1日数回行うだけでも、ストレートネックの進行を防げます。


受診の目安 — 放置せず専門家に相談すべき症状

  • 首や肩の痛みが数週間以上続いている
  • 手や腕にしびれが出てきた
  • 頻繁に頭痛・めまいが起こる
  • 睡眠や仕事に支障をきたしている

こうした場合は、セルフケアでは限界があるため、整骨院や整形外科での専門的な評価が必要です。


まとめ

  • ストレート ネック 症状 は軽度の肩こりから重度の神経症状まで幅広い
  • ストレート ネック 重症 度 は姿勢・可動域・神経症状で判定できる
  • 整骨院では筋肉調整・姿勢矯正・セルフケア指導を組み合わせ改善を目指す
  • 放置せず、早めに受診することで日常生活の質を取り戻せる

スマホ・PC社会の現代において、ストレートネックは誰にでも起こりうる問題です。違和感を感じたら、ぜひ早めに整骨院へご相談ください。

2025.10.22

急に右側がズキッとしたら読んでほしい:整骨院が解説する『肩甲骨 痛み 右 突然』と『肩甲骨ゴリゴリ音』の対処

肩甲骨の痛みは突然やってくる — 不安を感じる瞬間とは?

「特にぶつけた覚えもないのに、肩甲骨の右側が突然ズキッと痛んだ」
「肩を回すとゴリゴリ音がして不快…」

こうした症状は、仕事や家事の最中、あるいは就寝中に急に現れることが多く、患者さんからもよく相談を受けます。
肩甲骨周囲は多くの筋肉や関節、神経が集まる部位であるため、原因は一つではありません。ここでは、整骨院の視点から「肩甲骨 痛み 右 突然」と「肩甲骨 ゴリゴリ音」について詳しく解説し、正しい対処法をお伝えします。


肩甲骨 痛み 右 突然の主な原因

右肩甲骨に突然痛みが出る背景には、筋肉・関節・神経・内臓の異常など複数の要因が考えられます。

筋肉の過緊張や疲労

デスクワークやスマホ操作により、右の僧帽筋や菱形筋が過剰に緊張すると、突然の鋭い痛みが走ることがあります。特に姿勢が前かがみになりがちな方に多いです。

肩甲骨周囲の関節の不具合

肩甲骨と肋骨の間には滑らかな動きを可能にする「肩甲胸郭関節」があります。この動きが制限されると、動作時に痛みや違和感が出やすくなります。

神経の圧迫

頸椎(首の骨)の不具合や椎間板の問題が、肩甲骨周囲の神経に影響を与えることがあります。右だけ突然痛む場合、神経由来の痛みの可能性も考えられます。

内臓由来の痛み

心臓や胆のうなど内臓疾患の関連痛として、右肩甲骨に痛みを感じるケースもまれにあります。突然強い痛みが続く場合は整骨院だけでなく、医療機関での精査も必要です。


肩甲骨 ゴリゴリ音の正体

肩を回したり肩甲骨を動かすと「ゴリゴリ」「パキパキ」と音が鳴ることがあります。これにはいくつかのメカニズムがあります。

筋肉や腱の摩擦音

肩甲骨の周囲を通る筋肉や腱がこすれ合い、音が発生します。特に筋肉が硬い状態ではゴリゴリ感が増します。

関節の気泡現象

関節内の圧力変化により、気泡が弾けることで音が鳴る場合もあります。これは一般的に無害ですが、頻繁に鳴るときは注意が必要です。

姿勢不良による骨の動きの乱れ

猫背や巻き肩などで肩甲骨の位置がずれると、動作時に骨と骨が擦れ合い、ゴリゴリ音が出やすくなります。


肩甲骨 痛みとゴリゴリ音を悪化させる生活習慣

長時間のデスクワーク

同じ姿勢で作業を続けることで肩甲骨周囲の筋肉が固まり、痛みと音の両方を悪化させます。

運動不足と過度な負荷

運動不足で筋力が低下すると、肩甲骨を支える力が弱まり痛みや音につながります。一方、急な筋トレや無理な運動も悪化要因です。

睡眠時の姿勢

横向きやうつ伏せで長時間寝ると、肩甲骨に負担がかかり、翌朝の痛みや違和感につながります。


整骨院での対処法 — 痛みとゴリゴリ音の改善アプローチ

整骨院では、原因を見極めた上で施術を行います。

筋肉の緊張を和らげる手技療法

マッサージや指圧で硬くなった筋肉をほぐし、肩甲骨の動きをスムーズにします。これによりゴリゴリ音や痛みが軽減します。

甲骨はがしで可動域改善

肩甲骨はがしは、固まった肩甲骨を解放し血流と動きを改善する手技です。ゴリゴリ音の原因である摩擦や姿勢不良を改善する効果があります。

姿勢矯正と運動指導

猫背や巻き肩を改善するためのストレッチやトレーニングを取り入れ、再発防止につなげます。


家庭でできるセルフケアと注意点

肩甲骨ストレッチ

両腕を大きく回す、肩甲骨を寄せる動作など簡単なストレッチを習慣化すると、痛みやゴリゴリ音の予防に役立ちます。

温熱療法で血流改善

蒸しタオルや入浴で温めると筋肉のこわばりが和らぎます。ただし、炎症がある場合は冷却を優先しましょう。

無理に鳴らさない

「ゴリゴリ音を消したい」と強引に肩を回すのは逆効果。かえって筋肉や関節に負担をかけるため注意が必要です。


受診の目安 — こんなときは整骨院・病院へ

  • 痛みが数日経っても改善しない
  • 右側だけに強い痛みが突然出た
  • ゴリゴリ音に加えてしびれや力が入らない症状がある
  • 呼吸や内臓の不調も伴う

これらのサインがある場合は、自己判断せず早めに受診しましょう。


まとめ

  • 肩甲骨 痛み 右 突然 は、筋肉・関節・神経・内臓など多くの原因が関与する
  • 肩甲骨 ゴリゴリ音 は筋肉や関節の摩擦、姿勢不良で起こる
  • 整骨院での肩甲骨はがしや姿勢改善で、痛みと音の両方に対応可能
  • 放置せず、セルフケアと専門的な施術を組み合わせることが改善の近道

突然の肩甲骨痛やゴリゴリ音に悩んでいる方は、無理をせず整骨院へご相談ください。

2025.10.21

セルフでゴリゴリしても大丈夫?整骨院が警告する『肩甲骨ゴリゴリ音』と背骨間の痛みの危険サイン

肩を回したときに「ゴリゴリ」「バキバキ」と音が鳴る経験をしたことがある方は多いでしょう。特にデスクワークやスマホ操作が多い現代では、肩甲骨の可動域が狭くなり、音や違和感が出やすくなっています。

しかし、ただの「鳴る音」と思って放置していると、肩甲骨と背骨の間が痛いという深刻な症状に進行することもあります。

本記事では、整骨院の視点から以下を解説します。

  • 肩甲骨ゴリゴリ音の正体
  • 背骨間に痛みが出る原因
  • セルフでやってよいケアと危険なセルフケア
  • 整骨院での施術と来院の目安


肩甲骨ゴリゴリ音の正体とは?

なぜ音が鳴るのか?

肩を動かしたときに聞こえる「ゴリゴリ音」にはいくつかの原因があります。

  • 肩甲骨と肋骨の摩擦音:筋肉が硬くなり、肩甲骨の動きがスムーズでなくなると、摩擦が発生します。
  • 筋膜の癒着:肩甲骨周囲の筋膜が硬くなることで、動作に伴い“はがれる音”のように鳴ることがあります。
  • 関節包の硬さ:関節自体の可動性が低下すると、音と違和感を伴います。

音が出ても痛みがなければ大丈夫?

一般的に「音だけ」であれば大きな問題はないことが多いです。
しかし、肩甲骨と背骨の間が痛い場合には要注意。これは筋肉や神経の圧迫、炎症が進行しているサインかもしれません。


肩甲骨と背骨の間が痛いときに考えられる原因

姿勢の乱れ(猫背・ストレートネック)

長時間のデスクワークやスマホ操作で背中が丸まり、肩甲骨が外側に広がることで背骨との間に負担が集中します。

筋肉の過緊張

特に「菱形筋」「僧帽筋」といった肩甲骨を支える筋肉が硬くなると、背骨間に痛みが出やすくなります。

神経への圧迫

肩甲骨周囲には神経が走っており、過緊張や炎症が神経を刺激すると「ズキズキ」「ピリピリ」とした痛みを感じることもあります。

呼吸の浅さも関係

肩甲骨と背骨周囲は呼吸筋ともつながっており、浅い呼吸が続くと緊張が慢性化し、痛みに結びつきます。


セルフでの肩甲骨ケア — やってよいこと・やってはいけないこと

やってよいセルフケア

  • 肩甲骨はがしストレッチ
    肘を大きく回す/タオルを背中に回して肩甲骨を寄せるなどの動きは安全で効果的です。
  • 軽い筋膜リリース
    テニスボールを壁との間に挟み、痛気持ちいい範囲でほぐすのは有効。

やってはいけないセルフケア

  • 強すぎる筋膜ローラー:ゴリゴリ押しすぎると炎症を悪化させます。
  • 無理な肩甲骨はがし:YouTubeなどの動画を見て強引に引っ張るのは危険です。関節や神経を損傷するリスクがあります。


整骨院での肩甲骨ゴリゴリ音・背骨痛へのアプローチ

姿勢評価と原因の特定

痛みの部位や姿勢のクセをチェックし、「筋肉・関節・神経」のどこに負担がかかっているかを特定します。

筋肉と筋膜の調整

硬くなった菱形筋・僧帽筋・肩甲挙筋を中心に緩め、肩甲骨の動きを改善します。

肩甲骨はがし施術

整骨院の「肩甲骨はがし」は無理に剥がすのではなく、筋肉の柔軟性を高めて自然に可動域を回復させる施術です。

呼吸改善とストレッチ指導

肩甲骨の動きは呼吸筋と直結しているため、呼吸トレーニングを組み合わせることで再発を防ぎます。


来院を検討すべきサイン

以下の症状がある場合は早めに整骨院や医療機関へ相談しましょう。

  • ゴリゴリ音に加えて強い痛みがある
  • 肩甲骨と背骨の間にしびれやピリピリ感が出る
  • 動かすたびに痛みが強くなる
  • 夜眠れないほど痛みが続く


ゴリゴリ音と背骨痛は放置しないことが大切

「肩甲骨ゴリゴリ音」は多くの場合ただの摩擦音に過ぎません。しかし、肩甲骨と背骨の間が痛いという症状が重なる場合は注意が必要です。

セルフストレッチや軽いケアは有効ですが、無理な肩甲骨はがしや過度なローラーは逆効果になりかねません。

もし不快な症状が長引いている場合は、整骨院での正しい評価と施術を受けることが、早期改善と再発防止の近道です。

2025.10.19

痺れや違和感になる前に:肩甲骨はがし効果の裏側と内側の痛みに対する整骨院アプローチ

肩甲骨はがしは、肩こりや猫背改善のセルフケアや整体施術として注目を集めています。しかし、

  • 「肩甲骨はがし 効果は本当にあるの?」
  • 「肩甲骨内側の痛みが出てきた場合はどうすればいい?」

という疑問を抱える方も少なくありません。

肩甲骨は体の中でも重要な関節のひとつで、首・肩・背中の不調とも密接に関わります。
本記事では、整骨院の専門家の視点から、肩甲骨はがし 効果の実際肩甲骨内側の痛みへのアプローチを解説します。


肩甲骨はがしとは?その目的と仕組み

肩甲骨はがしとは、肩甲骨周囲の筋肉をほぐし、肩甲骨の可動域を取り戻す施術のことです。

肩甲骨周囲の筋肉は硬くなりやすい

肩甲骨には僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋など多くの筋肉が付着しており、日常生活での姿勢や動作で硬くなりやすい部位です。
特にデスクワークやスマホ操作で前傾姿勢が続くと、肩甲骨は外側に引っ張られたまま固まり、肩こりや首こりの原因になります。

肩甲骨はがしの基本的な狙い

  • 肩甲骨周囲の筋肉をほぐし血流改善
  • 猫背や巻き肩の姿勢改善
  • 呼吸を深くしやすくする
  • 肩関節の可動域を広げる


肩甲骨はがし 効果の実際

「肩甲骨はがし 効果」は即効性のあるものと、長期的に期待できるものがあります。

即効性のある効果

施術直後に感じやすい効果は以下です。

  • 肩の軽さや動かしやすさ
  • 血流改善によるポカポカ感
  • リラックス効果

これは筋肉の緊張が一時的に和らぐために得られる変化です。

長期的な効果

定期的な施術や日常の姿勢改善と組み合わせることで、次のような効果が期待できます。

  • 慢性的な肩こりの軽減
  • 猫背・巻き肩の改善
  • 呼吸のしやすさの向上
  • 肩関節の可動域拡大によるケガ予防

ただし、一度の施術で劇的に改善するわけではなく、継続したケアが重要です。


肩甲骨内側の痛みの原因

肩甲骨内側に痛みが出る場合、さまざまな原因が考えられます。

筋肉疲労やトリガーポイント

デスクワークやスマホ操作で肩甲骨周囲の筋肉がこわばり、しこり(トリガーポイント)ができると、局所的な痛みや首・腕への放散痛が出ることがあります。

姿勢不良

猫背や巻き肩の姿勢が続くと、肩甲骨内側の筋肉が引っ張られ痛みが出やすくなります。

神経の圧迫

頚椎や胸郭出口症候群などにより神経が圧迫されると、肩甲骨内側に痺れや違和感、痛みが生じる場合もあります。


肩甲骨はがしで内側の痛みを改善する方法

肩甲骨内側の痛みには、正しい肩甲骨はがしのアプローチが重要です。

筋肉をほぐして可動域を改善

肩甲骨周囲の筋肉を適切にほぐすことで、肩甲骨が本来の動きを取り戻し、痛みが軽減します。

姿勢矯正と生活習慣の調整

  • デスクワーク中の座り方やスマホの持ち方
  • 肩を丸めない意識
  • 定期的な肩甲骨ストレッチ

これらを整骨院で指導することで、再発予防が可能です。

セルフケア

  • 肩甲骨寄せ運動:背筋を伸ばして肩甲骨を背骨に寄せる
  • タオルストレッチ:頭の後ろでタオルを持ち胸を開く
  • 軽い肩回し運動:肩甲骨周囲の血流を促す


整骨院での施術方針

整骨院では、肩甲骨はがしと組み合わせて総合的にアプローチします。

筋肉・関節の評価

姿勢や可動域をチェックし、どの筋肉が硬くなっているかを見極めます。

安全な施術

自己流で無理に肩甲骨を動かすと筋肉や靭帯を痛めるリスクがあります。整骨院では安全な範囲で可動域を広げます。

再発予防のアドバイス

施術後の効果を長持ちさせるために、日常生活の姿勢やセルフケアの指導も行います。


医療機関の受診を検討すべきサイン

次の症状がある場合は整骨院だけでなく、整形外科などでの受診も検討してください。

  • 肩甲骨内側の痛みが強く続く
  • 肩の可動域が制限される
  • 手や腕に痺れ・脱力感がある
  • 夜間痛で眠れない


まとめ

  • 肩甲骨はがし 効果は、肩こりや猫背改善、血流改善に有効
  • 肩甲骨内側の痛みは、筋肉疲労・姿勢不良・神経圧迫などが原因
  • 正しい施術とセルフケアで再発予防が可能
  • 症状が強い場合は整骨院や医療機関で早めに相談

肩甲骨は体のバランスを支える重要な部位です。痺れや違和感になる前に、正しいケアと専門家のサポートで健康を維持しましょう。

2025.10.18

ゴリゴリと痛みのセットは要注意!肩甲骨ゴリゴリ鳴る×内側痛の見分け方と施術方針

「肩を回すと肩甲骨がゴリゴリ鳴る…」「さらに肩甲骨内側の痛みまで出てきた…」
こんな症状に心当たりはありませんか?

肩甲骨は体幹と腕をつなぐ重要な部位であり、首や肩、背中の不調とも密接に関わります。音だけなら心配ないこともありますが、ゴリゴリ鳴る症状と痛みがセットで現れる場合は注意が必要です。

本記事では、整骨院の専門家として、

  • 肩甲骨 ゴリゴリ鳴る現象の原因
  • 肩甲骨内側の痛みの正体
  • それぞれの見分け方とセルフケア
  • 整骨院での施術方針

をわかりやすく解説します。


肩甲骨がゴリゴリ鳴る原因とは?

肩甲骨を動かしたときに鳴る「ゴリゴリ音」にはいくつかの原因があります。

筋肉や腱のこわばりによる摩擦音

肩甲骨の周りには、僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋など多くの筋肉がついています。これらが緊張すると、肩甲骨が動く際に筋肉や腱が擦れ、ゴリゴリとした音が鳴ることがあります。

関節内の気泡が弾ける音

指の関節を鳴らしたときと同じ現象です。肩甲骨の動きに合わせて関節内の気泡が弾けることで音が出ます。この場合は特に心配はいりません。

関節や軟骨の変性

加齢や過度な使用で関節がすり減っている場合、動かすたびにゴリゴリと摩擦音が出ることがあります。痛みを伴う場合は変形性関節症や関節障害を疑う必要があります。


肩甲骨内側の痛みの主な原因

「肩甲骨 ゴリゴリ鳴る」だけでなく「肩甲骨内側の痛み」まで出ているときは、筋肉や神経の問題が関わっているケースが多いです。

姿勢不良による筋肉疲労

デスクワークやスマホ操作で猫背姿勢が続くと、肩甲骨内側の菱形筋や僧帽筋が引っ張られ続け、痛みが発生します。

肩甲骨周囲のトリガーポイント

筋肉が硬直し、いわゆる「しこり(トリガーポイント)」ができると、局所的な痛みだけでなく首や腕に放散痛が広がることもあります。

神経の圧迫や炎症

胸郭出口症候群や頚椎の問題によって神経が圧迫されると、肩甲骨内側にしびれや痛みが出る場合もあります。


ゴリゴリ音と痛みの組み合わせで見極める症状

「音だけ」「痛みだけ」ではなく、両方がセットで現れるときは注意が必要です。

ゴリゴリ鳴るが痛みはない場合

  • 多くは筋肉や腱のこわばり、または関節の気泡音
  • 特に問題がないことが多い
  • ストレッチや軽い運動で改善可能

ゴリゴリ鳴って肩甲骨内側の痛みもある場合

  • 筋肉疲労やトリガーポイントの可能性
  • 姿勢不良やデスクワークが影響
  • 整骨院での施術や姿勢矯正が必要になるケースも

ゴリゴリ音+強い痛み+可動域制限がある場合

  • 腱板損傷や肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)などの疾患が疑われる
  • 整形外科での精密検査が必要


肩甲骨 ゴリゴリ鳴る×肩甲骨内側の痛みへのセルフケア

軽度の症状であれば、日常生活でのセルフケアが有効です。

姿勢改善

  • スマホを目線の高さで使用する
  • 座るときに骨盤を立てて座る
  • デスクワーク中は1時間ごとに姿勢をリセット

ストレッチ

  • 肩甲骨寄せ運動:背筋を伸ばして肩甲骨を背骨に寄せる
  • タオルストレッチ:頭の後ろでタオルを引っ張り胸を開く

温熱療法

肩甲骨内側の血流を改善するために、蒸しタオルや入浴で温めるのも有効です。


整骨院での施術方針

整骨院では、原因を正しく見極めて以下の施術を行います。

筋肉の緊張を和らげる手技

肩甲骨内側の筋肉にアプローチし、血流を改善。ゴリゴリ音や痛みを軽減します。

姿勢矯正・骨格調整

猫背や巻き肩を改善し、肩甲骨の動きをスムーズにする施術を行います。

自律神経調整

慢性的な緊張やストレスによる筋肉のこわばりを整えるために、自律神経を意識した施術も取り入れます。


医療機関を受診すべき症状

セルフケアや整骨院での施術で改善しない、または以下のような症状がある場合は整形外科を受診しましょう。

  • ゴリゴリ音に加えて強い痛みが続く
  • 肩が90度以上挙がらない
  • 夜間痛で眠れない
  • 手のしびれや脱力を伴う


まとめ

  • 肩甲骨 ゴリゴリ鳴るだけなら大きな問題はないことが多い
  • しかし肩甲骨内側の痛みがセットで現れる場合は、筋肉疲労や神経の問題が隠れている可能性がある
  • セルフケアでは姿勢改善・ストレッチ・温熱が有効
  • 痛みや動きの制限を伴う場合は、整骨院での施術や医療機関の受診が必要

肩甲骨は体のバランスを保つ大切な部位。ゴリゴリ音と痛みを放置せず、早めに原因を見極めて適切に対処することが、健康的な生活への近道です。

2025.10.17

『効果あり?』を見極める:肩甲骨はがし効果とゴリゴリ音のリスクを専門家が解説

近年、SNSやメディアで注目されている「肩甲骨はがし」。
肩こりや猫背の改善に効果があるとされ、セルフケア動画や整体の施術メニューとして人気を集めています。

しかし患者さんからよく質問されるのが、

  • 「本当に肩甲骨はがしは効果あるの?」
  • 「肩を回すと肩甲骨がゴリゴリ鳴るのは大丈夫?」

という疑問です。

今回は整骨院の専門家として、肩甲骨はがし 効果の実際と、肩甲骨 ゴリゴリ鳴る音の正体やリスクについて詳しく解説します。


肩甲骨はがしとは?その目的と仕組み

「肩甲骨はがし」とは、肩甲骨周囲の筋肉をストレッチやマッサージでほぐし、肩甲骨本来の可動域を取り戻す施術のことを指します。

肩甲骨周囲の筋肉は硬くなりやすい

肩甲骨は「背中の要」とも言える部位。
僧帽筋、菱形筋、肩甲挙筋など多くの筋肉が付着しており、日常生活の姿勢や動作で硬くなりやすい特徴があります。

特にデスクワークやスマホ操作で前傾姿勢が続くと、肩甲骨が外側に開いたまま固まり、肩こり・首こりの原因となります。

肩甲骨はがしの基本的な狙い

  • 肩甲骨周囲の筋肉をゆるめて血流改善
  • 巻き肩や猫背の改善
  • 呼吸を深くしやすくする
  • 肩関節の動きをスムーズにする

このように「肩甲骨を本来の位置に戻すこと」で、肩や首への負担を軽減するのが目的です。


肩甲骨はがし 効果は本当にあるのか?

巷で言われている「肩甲骨はがし 効果」には誤解も多いため、正しい知識を整理してみましょう。

即効性のある効果

施術を受けた直後に感じやすい効果は以下の通りです。

  • 肩の軽さ・動かしやすさ
  • 血流改善によるポカポカ感
  • リラックス効果

これは筋肉の緊張が一時的に和らぐために得られる変化です。

長期的な効果

継続して受けたり、日常生活の姿勢改善と組み合わせることで期待できる効果は、

  • 慢性的な肩こりの軽減
  • 猫背や巻き肩の改善
  • 呼吸機能の向上
  • 可動域拡大によるケガ予防

ただし、一度の施術だけで劇的に改善するわけではありません
定期的なケアと生活習慣の見直しが伴ってこそ、本当の意味での「肩甲骨はがし 効果」が実感できます。


肩甲骨 ゴリゴリ鳴る音の正体

肩を回したときに「ゴリゴリ」「バキッ」といった音が鳴ることがあります。これに不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

音の原因1:筋肉や腱の摩擦音

筋肉や腱が硬くなり、肩甲骨と擦れることで「ゴリゴリ」と音が出ることがあります。
特に肩甲骨内側の筋肉がこわばっていると、関節の動きと同調できずに音が鳴りやすくなります。

音の原因2:関節内の気泡

関節の中で気泡がはじけることでも音が出ます。これは指の関節を鳴らしたときと同じ現象で、多くの場合は心配ありません。

音の原因3:関節や軟骨の変性

加齢や使いすぎで関節に変性が起こっている場合、動かすたびにゴリゴリ音がすることもあります。
この場合は痛みを伴うことが多く、医療機関での検査が必要です。


肩甲骨 ゴリゴリ鳴る音とリスク

単なる「音」だけであれば問題ないことが多いですが、以下の場合は注意が必要です。

痛みを伴う場合

  • 動かすたびに痛い
  • 腕を挙げると鋭い痛みが走る
    → 腱板損傷や肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の可能性があります。

動きが制限される場合

  • 肩が挙がらない
  • ゴリゴリ音と共に可動域がどんどん狭くなる
    → 関節内の異常や石灰沈着が関与している可能性があります。

音が急に大きくなった場合

普段より明らかに大きなゴリゴリ音が続く場合は、関節や筋肉に急な変化が起きているサインかもしれません。


整骨院で行う肩甲骨はがしの特徴

整骨院での肩甲骨はがしは、ただのストレッチではなく、専門的な知識をもとに施術します。

筋肉・関節の評価をしてから施術

患者さんの姿勢や可動域をチェックし、どの筋肉が硬くなっているかを見極めます。

痛みのない範囲での施術

自己流で無理に肩甲骨を動かすと、筋肉や靭帯を痛めるリスクがあります。整骨院では安全な範囲で可動域を広げます。

再発予防のアドバイス

施術後の効果を長持ちさせるために、日常生活の姿勢やセルフストレッチも指導します。


セルフケアでできる肩甲骨はがし

整骨院での施術とあわせて、自宅でできる簡単なセルフケアもご紹介します。

タオルストレッチ

両手でタオルを持ち、頭の後ろで軽く引っ張りながら胸を開くストレッチ。肩甲骨を内側に寄せる効果があります。

肘回し運動

肘を肩の高さまで上げ、円を描くように回します。肩甲骨を大きく動かすことで血流を促します。

壁押しストレッチ

壁に手をつき、胸を開くように体を前に倒します。肩甲骨が外側から内側へスライドしやすくなります。

※ただし「肩甲骨 ゴリゴリ鳴る音+痛み」がある場合は自己流で行わず、専門家に相談してください。


医療機関の受診を検討すべきサイン

肩甲骨はがしやセルフケアで改善が見られない場合や、以下の症状があるときは整形外科での受診が必要です。

  • 動かすたびに強い痛みがある
  • 肩が90度以上挙がらない
  • 夜間にズキズキ痛んで眠れない
  • 数週間続いても改善しない


まとめ

「肩甲骨はがし 効果」は正しく行えば、肩こりや姿勢改善に有効です。
しかし、ゴリゴリ音が鳴る=必ずしも良いサインではないことを理解することが大切です。

  • ゴリゴリ音が痛みを伴わなければ大きな問題はない
  • 痛み・動きの制限を伴う場合はリスクあり
  • 整骨院では安全に肩甲骨はがしを行い、生活習慣の改善もサポート

肩甲骨は体の健康を支える重要なパーツ。正しい知識を持ち、専門家と一緒にケアを続けることで、長期的な効果を実感できるでしょう。

2025.10.16

めまいの原因を見極める方法 — 整骨院が教える原因別の対処法と受診の目安

ふと立ち上がったときにクラッとしたり、歩行中にフワフワと揺れるような感覚に襲われる「めまい」。一度でも経験すると不安になり、「大きな病気ではないか」と心配される方も少なくありません。
実はめまいの原因は一つではなく、耳や脳、首、ストレスなど多岐にわたります。そして原因ごとに適切なめまい 対処法も異なります。

この記事では、整骨院の視点からめまいの原因を見極める方法を解説しながら、日常でできるセルフケアと医療機関を受診すべき目安をお伝えします。


めまいの原因とは?主な種類を知ろう

めまいと一口に言っても、その背景にはさまざまな要因があります。大きく分けると以下の3つに分類されます。

耳の異常によるめまい

耳の奥にある「内耳」は平衡感覚をつかさどっています。ここにトラブルが起こると、回転性のめまいやフラフラ感が生じます。
代表的なものは以下です。

  • 良性発作性頭位めまい症:頭の動きで耳の中の結晶がずれ、めまいが発生。
  • メニエール病:耳の水ぶくれ(内リンパ水腫)が原因。耳鳴りや難聴を伴うことも。
  • 前庭神経炎:ウイルス感染などで前庭神経に炎症が起きる。

脳の異常によるめまい

脳梗塞や小脳出血など、脳の血流障害でもめまいが起こります。

  • 突然激しいめまいが出る
  • ろれつが回らない
  • 手足のしびれや麻痺を伴う
    このような場合は救急外来レベルでの受診が必要です。

首や自律神経の乱れによるめまい

意外に多いのが、首や肩の筋緊張、姿勢の悪化、自律神経の乱れからくるめまいです。

  • デスクワークによるストレートネック
  • ストレスや不眠
  • 気候の変化による自律神経の乱れ
    これらは整骨院での施術やセルフケアが有効なケースが多いです。


めまいの原因を見極めるチェックポイント

「めまいが起きたとき、まず何を確認すべきか?」を整理しましょう。

発生したシチュエーションを記録する

  • 朝起きたとき?
  • 寝返りをうったとき?
  • 長時間のパソコン作業後?
    めまいの原因はタイミングで推測できることがあります。

随伴症状を確認する

  • 耳鳴り・難聴 → 耳のトラブルを疑う
  • 頭痛・しびれ → 脳血管障害の可能性
  • 肩こり・首の張り → 姿勢や筋肉の緊張によるもの

めまいの持続時間を知る

  • 数秒〜1分以内:良性発作性頭位めまい症が多い
  • 数時間〜数日:メニエール病や前庭神経炎の可能性
  • 突然で長引く:脳の異常を疑い、すぐ受診


めまい 対処法 — 日常でできるセルフケア

原因によって変わりますが、整骨院の視点から実践しやすい対処法をまとめます。

耳に由来するめまいの対処法

  • 頭位治療(エプリー法など):耳石を元の位置に戻す体操
  • 水分をしっかりとる(特にメニエール病予防に有効)
  • 塩分・カフェイン・アルコールを控える

首や姿勢が原因のめまいの対処法

  • 首まわりのストレッチ
  • スマホを目線の高さで使う
  • 姿勢矯正や骨格調整を整骨院で受ける

自律神経の乱れが原因のめまいの対処法

  • 規則正しい生活リズムを意識
  • 深呼吸・腹式呼吸でリラックス
  • 軽い運動やウォーキング


整骨院でできるサポート

整骨院では「体の歪みや筋緊張の改善」を通じてめまいの軽減をサポートします。

姿勢改善と骨格調整

首や肩のこりを和らげ、血流を改善。内耳や自律神経への負担を軽減します。

自律神経を整える施術

リラクゼーション効果のある手技で交感神経と副交感神経のバランスを整えます。

セルフケアの指導

患者さん一人ひとりに合わせたストレッチや生活習慣のアドバイスを行います。


医療機関を受診すべきめまいのサイン

整骨院やセルフケアでは対応できないケースもあります。以下の症状がある場合は早急に受診してください。

  • 急に激しいめまいが起きた
  • ろれつが回らない、手足が動かしにくい
  • 耳の聞こえが急に悪くなった
  • 意識がぼんやりする、頭痛が強い

これらは脳梗塞や脳出血の可能性があり、命に関わるケースもあります。


まとめ

「めまい」と一言で言っても、その原因は耳・脳・首・自律神経など多岐にわたり、対処法も異なります

  • 短時間のめまい → 耳石のずれや姿勢の影響が多い
  • 長時間続くめまい → 内耳や自律神経のトラブル
  • 突発的で強いめまい+神経症状 → 脳の異常を疑い受診

整骨院では、首や肩の緊張を和らげ、姿勢や自律神経を整えることで再発予防につなげるサポートが可能です。

めまいに悩んでいる方は、まずは原因を見極め、セルフケア・整骨院での施術・医療機関の受診を上手に使い分けることが大切です。

2025.10.15

めまいで吐き気がする時は要注意 — 良性発作性頭位めまい症と吐き気の関係を整骨院が解説

「めまいと一緒に吐き気が出てしまう…」という症状は、日常生活に大きな支障を与えるだけでなく、不安感を強めてしまうものです。
特に 「良性発作性頭位めまい症」 は代表的なめまいの一つですが、吐き気を伴う場合には早めの見極めが重要です。

本記事では、整骨院の視点から「めまいと吐き気の関係」、そして「良性発作性頭位めまい症」の特徴や施術の考え方をわかりやすく解説していきます。


めまいと吐き気が同時に起こる理由とは?

平衡感覚の乱れが自律神経に影響する

めまいの多くは、耳の奥にある「三半規管」や「前庭」と呼ばれる平衡感覚をつかさどる器官の不調で起こります。
これらが乱れると脳が「身体が揺れている」と誤認し、自律神経が過剰に反応することで吐き気や冷や汗が出てしまいます。

良性発作性頭位めまい症の場合

良性発作性頭位めまい症では、耳の奥にある耳石(じせき)が本来の場所からずれ、三半規管の中に入り込むことで異常な信号を脳に送ります。
この信号が「体が回転している」と脳を錯覚させ、強いめまいや吐き気を引き起こすのです。


良性発作性頭位めまい症の特徴と見分け方

典型的な症状

  • 横になる、寝返りを打つ、起き上がるなど 頭を動かした時に強いめまいが出る
  • 数十秒〜1分程度でおさまるが、繰り返し起こる
  • めまいに伴って 吐き気・気持ち悪さ を伴うことが多い
  • 難聴や耳鳴りはほとんどない

他のめまいとの違い

  • メニエール病:めまいに加えて耳鳴り・耳の閉塞感がある
  • 自律神経失調症由来のめまい:ふらつきが中心で吐き気は比較的軽い
  • 良性発作性頭位めまい症:頭の位置で発作的に起こる点が特徴的


めまいと吐き気を放置するリスク

慢性化する恐れ

繰り返すめまいは身体が「揺れるのが当たり前」と誤学習してしまい、吐き気やふらつきが慢性化する可能性があります。

転倒リスクの増加

特に高齢の方では、めまいや吐き気によるふらつきで転倒・骨折につながるケースもあります。

ストレスや不安による二次的悪化

「まためまいが来るかもしれない」という予期不安が強まることで、交感神経が緊張し吐き気をさらに悪化させてしまう悪循環が起こります。


整骨院でできるアプローチ

首・肩周囲の緊張をゆるめる

良性発作性頭位めまい症は耳の奥が関与しますが、首や肩まわりの筋肉が硬直して血流が悪くなると症状が強まります。
整骨院では手技療法や温熱療法を用いて、筋緊張をやわらげることでめまい・吐き気を軽減することを目指します。

自律神経を整える施術

めまいや吐き気は自律神経の乱れとも密接に関係します。
整骨院では呼吸や姿勢の調整を通して、副交感神経が働きやすい環境を作り、身体全体の安定をサポートします。

姿勢改善と動作指導

猫背や首の前傾姿勢は、首周囲の血流を悪化させてめまい・吐き気を助長します。
整骨院では正しい座り方や寝姿勢、日常でできる動作改善を指導し、再発防止につなげます。


セルフケアと日常生活での注意点

発作時の安全対策

  • 急に立ち上がらない
  • めまいが出た時はすぐに安静にする
  • 車の運転や高所作業は控える

睡眠と生活リズムを整える

自律神経の乱れはめまい・吐き気を悪化させます。
十分な睡眠、規則正しい生活を意識することが回復に役立ちます。

エプリー法(耳石置換法)

良性発作性頭位めまい症に対して有効とされるセルフケアの一つが「エプリー法」です。
ただし、やり方を間違えると症状を悪化させることがあるため、必ず専門家に指導を受けてから行うことをおすすめします。


こんなときは病院受診を優先すべき

吐き気が止まらない

吐き気が強く水分も取れない場合は脱水や栄養不足のリスクがあるため、耳鼻科や内科を早めに受診しましょう。

手足のしびれ・ろれつの回らなさを伴う

脳血管障害の可能性もあるため、整骨院ではなく救急搬送が必要です。

めまいが数時間以上続く

良性発作性頭位めまい症は数十秒〜数分でおさまることが多いため、長時間続く場合は他疾患の可能性が高いです。


まとめ

  • 良性発作性頭位めまい症は頭の位置を変えた時に起こりやすく、吐き気を伴うことが多い
  • 吐き気を伴うめまいは、自律神経や筋緊張の影響が大きい
  • 整骨院では首肩の緊張緩和、自律神経調整、姿勢改善で症状の軽減と再発予防をサポートできる
  • 強い吐き気や長引くめまい、神経症状を伴う場合は必ず医療機関を受診する

「めまいと吐き気」に悩む方は、まずはご自身の症状を正しく理解し、適切な施術やケアを受けることが大切です。整骨院はその一歩を踏み出すサポート役となります。

2025.10.14

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