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みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
最近は大雨が降ったり、急に暑い日が続いたり寒くなったりと気候が不安定な日が多いですが、皆さん体調を崩してはいないでしょうか?また、これから梅雨に入ると体調を崩す方もいるかもしれません。このように梅雨時になったり、雨が降りそうになると頭が痛くなったり古傷が痛む、季節の変わり目には体がだるくなったりめまいが出るなどの気象や天気が変化すると症状が出たり悪化したりするものを『気象病』と呼ばれています。
『気象病』には痛み、めまい、狭心症、低血圧、ぜんそく、うつ病など様々なものがあり、その中でも偏頭痛や関節痛など痛みを伴うものを『天気痛』と言います。
『気象病』の原因は、主に気圧の変化。変化が急なほど症状が強くなります。気圧が低下するときに不調を訴える人が多いのですが、なかには気圧が上昇するときに不調を訴える人もいます。また、症状が出やすい季節としては、低気圧が定期的に通過する春や秋、梅雨時、そして台風が日本に接近する夏の終わりから秋にかけてです。冬は比較的気候が安定しているので症状が出ることは少ないようです。
『気象病』のメカニズムとしましては、『耳』にある『内耳』と呼ばれる器官には気圧の変化を感じるセンサーがあり、ここで感じた気圧の変化の情報が脳へ送られて自律神経を活性化させます。『気象病』のある人はこのセンサーが敏感に働くため、少し気圧が変化しただけでも過剰に情報が脳に送られてしまうために自律神経のバランスが崩れてしまい症状が現れます。自律神経には交感神経と副交感神経があり、お互いにバランスを保っているのですが、バランスが崩れて交感神経が活発になれば痛みを感じ、副交感神経が活発になればだるくなったり眠くなったりします。『天気痛』で痛みがひどくなるのは、交感神経が活発になりすぎて痛みを感じる神経を刺激したり、血管を過剰に収縮して血流が阻害されることで血管周囲の神経を興奮させるために起こります。
このように『気象病』は自律神経のバランスが崩れることが原因になることが大きいため、予防法としては自律神経のバランスを整えるような生活を送ることが大切です。起床時間を毎日なるべく同じにして、朝食をしっかりとり、軽く汗をかくほどの運動を続けることを意識することです。エアコンも自律神経の働きが弱くなりバランスが崩れてしまうので『気象病』の原因に繋がることもあります。
当院で行なっている「モルフォセラピー』は骨格を整えることで自律神経のバランスを整える作用もあります。『気象病』でお悩みの方はぜひ当院にご連絡ください。
品川接骨院
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2019.5.27
こんにちは!!
品川接骨院の宍倉です。
今回はストレートネックについてお話しさせていただきます。
ストレートネックとは、
本来首の頚椎が持っている30〜40度程の弯曲(生理的前弯)がなくなり、その名のとおり首が直線状になってしまう状態のことです。
専門的には、頚椎の生理的前弯の消失といいます。
ストレートネックになってしまうと、頚椎が頭を支えるという役割を果たすことが出来なくなるため、頭部の重心がずれてしまい、首や肩の筋肉で重い頭部を支えなくてはならなくなります。
そのため、ストレートネックの症状として多いのが、首や肩のコリです。
その他にも、頭痛や手のしびれ、吐き気やめまいといった、様々な症状があります。
外見でストレートネックであることは分かりづらいため、原因に気がつかないまま重症化してしまうこともあります。
また、場合によってはストレートネックから頚椎椎間板ヘルニアや頚椎症を引き起こしてしまうケースもある為、首や肩のこりがなかなか取れず、吐き気や頭痛など他の症状も出てきたら、すぐに治療が必要なので当院にご相談下さい。
ストレートネックの原因として
① 不良姿勢
ストレートネックになる原因として最も多いものが、不良姿勢と言われています。
不良姿勢とは、猫背や頭位前方突出など、関節に負担がかかる悪い姿勢のことです。
最近だと、パソコンやスマホが普及し、仕事でもプライベートでも、うつむいてばかりの不良姿勢を取る機会が多くなったことで、ストレートネックの状態になってしまう方が増加傾向にあります。
うつむく姿勢は、頚椎にかなりの負担がかかっています。
そのため、この姿勢のまま長時間パソコンやスマートフォンを操作する生活を続けていると、慢性的に頚椎に大きな負担がかかり、少しずつ骨がゆがんでしまうのです。
その結果、気づいた時にはすでにストレートネックの状態になってしまっていることがあります。
また、テレビをみているときや読書、勉強しているときなど、不良姿勢になってしまいがちな場面は、日々の生活の中にたくさんあります。
② スポーツや事故の影響
急性外傷を治療しないで放置してしまうとストレートネックになりやすいので、注意しましょう。
③ 加齢(椎間板の変性)
加齢と共に筋肉が弱くなり、姿勢が悪い状態が続くと骨の変性や椎間板の変性になりやすくなります。
④ 自分に合っていない枕の使用
睡眠時間は長い時間なので、合わない枕を使っていると少しずつ首のアーチが乱れていきます。
ストレートネックのならないためにも、自分に合った枕を探すことは大事です。
当院はオーダーメイド枕も取り扱っていますので、いつでもご相談してください。
ストレートネックには、様々な原因があるのでならないためにも、日々身体のメンテナンスが重要になるので、是非当院でメンテナンスをしてストレートネックにならない身体をキープしましょう!!
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2019.5.17
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
GWは満喫できましたか?
休み疲れの方も多いと思います。
私ごとですが、以前より持っていた柔道整復師の国家資格にプラスして4月に鍼灸・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取りました。
柔道整復師も鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取るためには厚生労働省の認めた専門学校で3年間専門知識(座学・実技)を学ばなければいけません。
私も計6年間(途中仕事のみ)学校に通いました。
そしてこの4月より鍼灸・あん摩マッサージ指圧ができるようになりました。
もちろん、今まで通り柔道整復師としての仕事も行います。
今までは常勤の鍼灸師がいなく、鍼灸希望の方がいらしても断ることがありましたが、4月からは今まで以上に鍼灸治療も受けやすくなりましたので、ご興味のある方は是非ご連絡お待ちしています。
さて、鍼灸治療といっても、何をするのかわからないという方も多いと思います。
また、怖い・痛いというイメージを持っている方も多いと思います。
“鍼(はり)を身体に刺して大丈夫?”、や“昔では悪いことをするとお灸を据える”という怖いイメージが強いのではないかと思います。
しかし実際の鍼は髪の毛ほどの太さしかありません。
なのでほとんど痛みを感じることはありません。
お灸も米粒ほどの大きさのお灸をしますので熱すぎることはありません。
人によって個人差がありますので、その方にあった施術をさせていただきます。
鍼灸治療では以前のブログでも話したように様々な症状に適応しています。
今現在鍼灸治療を受けている方で多いのは、頭痛や肩こり、腰痛の方が多く鍼灸治療を受けています。
最近よくテレビでやっているから気になるという方や、もともと鍼灸治療に興味がある方、そしてブログを読んでいただいて興味を持ったという方も是非一度お試しください。
品川接骨院では予約優先で治療していますので、最初に予約していただけるとありがたいです。TEL03-3458-1993
ご相談だけでも大丈夫です。
また、品川接骨院では鍼灸治療以外にもモルフォセラピーや整体などの自費治療もやっていますのでそちらのほうも是非よろしくお願いいたします。
経験豊富なスタッフが施術していますので安心してお越しください。
スタッフ一同お待ちしています。
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品川シーサイドや天王洲アイルをお使いの方もいらっしゃいます。
2019.5.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
当院に施術を受けに来られる患者様は腰の痛みで来院される方が多くいらっしゃいます。
様々な原因の腰の痛みの方がいらっしゃいますが、お話を聞いている中で気になることは『ぎっくり腰』や『坐骨神経痛』を病名だと思っている方が意外に多いということです。
「ぎっくり腰」は急激に起こる腰の痛みの総称で『坐骨神経痛』は坐骨神経に沿って起こる痛みという症状を表す言葉です。ではこれらの原因となるものは何なのでしょうか?今回はこのことについてお話しいたします.
まず初めに『ぎっくり腰』とは急激に起こった強い腰の痛みの総称を指す一般的な名称で、欧米では『魔女の一撃』と言われています。正式には『急性腰痛症』と言い、主な原因の1つに『腰椎捻挫』があります。
重いものを持ち上げたり咳、くしゃみをした時やスポーツで腰をひねった時や顔を洗おうとしてかがんだだけで動けなくなったりと様々な要因がありますが、痛みの原因も様々で、関節や椎間板に大きな力が加わり痛めてしまったものや外力により腰部の筋や靭帯などの軟部組織が損傷したもの、腰椎や骨盤の関節のゆがみによるものなどがあります。その他に『椎間板ヘルニア』により神経が圧迫されて痛みが出るものや『腰部脊柱管狭窄症』や骨折によるものなどなど色々なものがあります。
次に『坐骨神経痛』は坐骨神経の支配領域に沿った臀部や大腿後面や外側に痛みがあるものを言います。坐骨神経は腰椎から出たいくつかの神経根が束になり臀部、大腿部を通って膝の上までの部分を指し、その先はいくつかの神経に分かれて足部にまで分布しています。したがってこのどこかで神経が圧迫されることにより坐骨神経領域に痛みが走り『坐骨神経痛』となります。
原因となるものも様々で、主なものに『腰椎椎間板ヘルニア』や『腰部脊柱管狭窄症』などで腰椎の神経の出口が圧迫されて症状が出るものや『梨状筋症候群』と言って臀部の深いところにある梨状筋という筋肉が何らかの要因で硬くなり、坐骨神経を圧迫して症状が出るものもあります。その他に帯状疱疹で神経が傷ついたり、腫瘍による圧迫で症状が出るものもあります。
原因になるもので対処方法は変わりますが、『ぎっくり腰』も『坐骨神経痛』の症状もどちらも普段の生活習慣を見直して、正しい姿勢を保つことや適度の運動を行うことが予防の1つになりますが、決して無理なトレーニングやストレッチは行わないようにしてください。
当院で行なっている『モルフォセラピー』は骨格にアプローチするため歪みの矯正や血流の改善の効果があるので様々な症状に対応できます。急性の痛みでも慢性のものでもどちらにも対応できますので、痛みのある方はできるだけ早くご来院されることをお勧めします。
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2019.4.30
こんにちは!
品川接骨院の宍倉です。
今回は寝違えについてお話し致します。
寝違え→朝から首が痛い
① 首がまわせない!!
朝起きてみると、突然、首が痛くてまわせない、動かせない。
このような症状は、寝違えと呼ばれます。
一度寝違えると2、3日痛みが続くため、仕事にならないこともしばしばで、たいへん辛いものです。
自転車や自動車(バイク)の方向転換の確認をする際に、首が回らなくて大変とよく患者さんから言われます。
方向転換の確認が出来ないと事故のもとになるので、運転はなるべく避けましょう。
② 骨の異常ではありません!!
寝違えは、不自然な姿勢で寝たりすることで、首に無理な負担がかかるために起こります。
首から肩にかけての筋肉や靭帯などに急性の炎症が起きて、痛みや運動制限は生じると考えられています。
レントゲンの検査をうけても、首の骨に異常がみつかることはほとんどありません。
③ 安静にして冷やしましょう!!
寝違えてしまったときは、まずは首や肩を安静にすることが第一です。
痛みの強い部位にアイシングをすることをおすすめしています。
通常は1週間程度で、徐々に痛みは緩和していきます。
しかし、痛みが良くなっても治ったわけではないので、根本治癒をするために当院に治療することをお勧めいたします。
④ やってはいけないこと!!(特に重要)
首や肩まわりの筋肉が損傷していたり、炎症していたり、寝違えのおもな原因は、筋肉のこりではありませんので、直接さわったり揉んだりすると、かえって悪化してしまう場合があります。
痛む部分のまわりから、間接的にじんわり緩めていくのが効果です。
ストレッチも同様に、筋肉損傷しているところを、伸ばしてしまうとさらに損傷が悪化して、炎症が強くなり、関節の可動域が狭くなってしまうので、ストレッチはオススメできません。
ポイントは、肩、胸、そして背中です。
そして、もっともやらない方がよいことは、お風呂にゆっくり入り、患部を温めてしまうことです。
患部は炎症が強く起こっている可能性があるので、その部位を、温めてしまうと痛みがさらにつよくなり症状がさらに悪化してしまうので気をつけて下さい。
シャワー程度にしてもらい、お風呂から上がった際は、必ずアイシングをして下さい。
まとめに、
当院では、患者さん一人一人の症状にあった治療プランをしています。
特に、モルフォセラピーによる関節調整により症状が改善したと多くの患者さんからいただいていうので、一度寝違えたら、当院にご相談下さい。
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2019.4.22
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
季節の変わり目ですが皆さんは体調を崩していませんか?
さて、今回は『東洋医学』について話をしていきたいと思います。
最近はNHKや各テレビ局などでよく取り上げられていますが見たことはありますか?
まず初めに、
東洋医学とは・・・
<東洋医学の思想>
東洋医学は、人は自然の中の一つであり、「自然界の全ての物」とお互いが関係し影響あっており、また人体の内部の仕組みも自然の中の一つと考えています。
西洋医学では、細胞の組織や器官などはそれぞれ独立しているものとみなしますが、東洋医学では、細胞や組織、器官などは異なった機能を持ちながらも全体として繋がっている一つの自然としてみなします。このように、東洋医学は自然を背景としています。その根底の思想が、「陰陽論(いようろん)」であり、「五行論」(ごぎょうろん) です。
陰陽とは?
陰陽とは、自然のすべての物質は相反しており、陰があれば陽があり、陽があれば陰があるように、互いが存在することで己が成り立つ考え方です。相反する物質同士は、互いに対立関係にある意味を持つと考えられています。
例えば、「水」に対して「火」は相互に代表される性質を持ち、お互いを制御し合いバランスを保っています。
この相互の対立と依存があり、はじめて事物が発生して、活動し衰退していくとされています。
五行とは?
古代の人々は自然のすべての現象を、長い生活上の経験から【木、火、土、金、水】と言う5つの性質に分けてそれらの、相互関係を理解していました。この考え方を五行といいます。
五行の考え方にあてはめられた物が人体の【五臓六腑】です。
自然界の関係を理解する手段として五行は、治療面で多大な影響を与えています。
これは、【陰陽五行】学説として、現在の東洋医学の理論の中核となっており、東洋医学を学ぶ人達に広く認知され、運用されています。
鍼とは?
鍼を用いて病変のある部位や経絡上の経穴に刺激を与え、気血の滞りを改善し体内のバランスを整える治療法です。
お灸とは?
もぐさを燃焼させることによって、病変のある部位や経絡上の経穴に温熱を与え、気血の滞りを改善し体内のバランスを整える治療法です。
鍼灸治療では様々な疾患に対応しています。
品川接骨院では腰痛・肩こり・坐骨神経痛・頭痛などの治療も行っています。
気になる方は是非ご連絡ください。
スタッフ一同お待ちしています。
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2019.4.15
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
暖かい日も多くなってきたので、外に出て運動を始める方も多くなってきていると思います。高校野球やプロ野球も開幕し、草野球など始める方もいらっしゃると思います。そこで今回は野球選手に多い怪我についてお話しさせていただきます。
野球選手、特にピッチャーは繰り返しボールを投げるために肩や肘、また野球選手全般にも投球やバッティングなどで腰回りの筋や関節に大きな負担がかかるためその部位での怪我が多く起こります。
○野球肩:投球動作により引き起こされる肩関節周囲の損傷のことで、原因としては投球時に痛めたなどの外傷によるもの、例えば肩関節の亜脱臼や関節唇損傷など、そのほかにはオーバーユースによるものや投球フォームの不良により肩関節周囲の軟部組織に繰り返し大きな負担が加わったことにより炎症が起こるものとがあります。予防としては投球フォームの見直しと急激な過度の練習は避け、十分なストレッチを行い可動域を大きくするよう心がけてください。
○野球肘:繰り返しの投球動作により起こる肘の痛みの総称で、内側型、外側型、後方型があり内側型が多く起こります。内側型は投球動作により肘の内側に離れようとする力がかかり、この力が繰り返しかかることで靭帯(内側側副靱帯)が損傷して起こります。重症例では靭帯付着部に剥離骨折が起こる場合もあります。外側型は逆に肘の外側で上腕骨と橈骨が繰り返しぶつかる力が加わることで関節面が損傷したり、骨の壊死が起こることもあります。後方型は肘が伸びた時に尺骨の肘頭に牽引力や骨と骨の衝突により起こり、剥離や疲労骨折が起こる事もあります。予防としては肩と同じように投球フォームの見直しと過度の練習は避けることと練習後のアイシングも有効です。そのほかに肘だけでなく体幹や下肢、股関節の柔軟性を上げることも肘への負担を減らすことに繋がります。
○腰痛:野球選手に腰痛が多い原因には、守備の間長時間中腰の姿勢を保っていることやボールを投げる瞬間やバットスイングなど停止の状態から急な動きに移る瞬間に腰に大きな負担がかかるため腰を痛める要因になります。また、野球選手の体型はお尻が大きく太ももの前面が大きいので骨盤が前傾してしまい関節にかかる負担が大きくなることも要因の1つになります。予防には腰回りや股関節の柔軟性を上げることはもちろんのこと、体幹などバランスよく筋力を強化することも重要になります。
野球で起こる怪我の一部を紹介しましたが、このほかにも様々な怪我が起こることがあります。いずれの場合も急性期は速やかにRICE処置を行い、できるだけ早く医療機関にかかることをお勧めします。
痛みを放置していると治りが遅くなってしまいます。症状のある方はお気軽に当院にご連絡ください。
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2019.3.28
こんにちは!
品川接骨院の宍倉です。
今回は坐骨神経痛の中で、梨状筋症候群についてお話しします。
① 梨状筋症候群とは
坐骨神経痛の原因のなかでも、運動と密接な関係にあるのが梨状筋(りじょうきん)症候群です。
梨状筋はお尻にある筋肉の一つで、運動などによって炎症などの障害を起こすと、坐骨神経を刺激し、痛みが生じることがあります。中高年になって運動(ヨガやテニスなど)をはじめたところ、坐骨神経痛を起こしたというケースでは可能性があります。
また、運動とは反対に、長時間のデスクワークのように同じ姿勢をとり続けた場合にも、梨状筋が圧迫され症状を起こすこともあります。
スポーツの世界以外ではあまり知られていない原因ですが、椎間板などに異常がない場合には疑ってみましょう。
② 坐骨神経痛を予防する
坐骨神経痛は、軽度のうちなら体操やストレッチなどによって自分でも予防したり、改善したりすることができます。
ただし、強い痛みがあったり、歩きにくいといった状態の場合には、自己流でやると悪化させてしまうことがあるので、当院にご相談ください。
坐骨神経痛の予防や改善には、ストレッチと筋肉運動が効果的です。
ストレッチは背骨や筋肉などをゆっくり伸ばし、緊張をほぐすことで、椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。
デスクワークや立ち仕事で同じ姿勢を続けることが多い人は、ときどきストレッチをしましょう。
⑴ ストレッチ
立った姿勢で足を軽く開き、からだの力を抜いて手を前に伸ばし、からだを前にゆっくり倒していきます。腰部の骨や筋肉を伸ばすのが目的なので、無理に倒す必要はありません。呼吸をしながら2~3秒その姿勢をキープしたら、ゆっくり元の姿勢にもどります(同じ運動を4、5回くり返します)。
⑵ ストレッチ
立ったままがつらい場合は、いすに腰かけた姿勢で、同じように手を伸ばしてからだを前に倒す方法でもかまいません。自宅なら、床に座って足を伸ばし、手を前に出してからだを倒す方法もいいでしょう。
一方、筋肉運動は、中高年になるにつれて衰えた腰部や太ももの筋肉を強化することで、椎間板や脊柱管への負担を軽減する運動です。いろいろな運動がありますが、ここでは運動不足の人や高齢者でも無理なくできるスクワット(屈伸)をご紹介します。
⑴ スクワット
両足を軽く開いて立ち、からだの力を抜きます。いすに腰かける感じでお尻をゆっくり下ろしていきます。ひざが90度以上は曲がらない位置でとめ、呼吸をしながらその姿勢を2~3秒キープしたら、元にもどります。同じ運動を一度に 5~6回、できれば1日に2~3回やりましょう。
お年寄りの場合はお尻を下ろしたときにバランスをくずすと、転倒する危険性もあるので、壁の前やいすの前でやるといいでしょう。
いずれの運動も、痛みなどを感じた場合には中止し、けっして無理をしないでください。
当院は坐骨神経痛に力を入れている院ですので、まずはご相談をして下さい。
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2019.3.25
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
3月に入りスポーツを再開した方も多いのではないでしょうか?
品川接骨院でもゴルフや野球を再開した方が増えてきています。
先日はさっそくケガをされた方も来院されました。
ケガをしないためにも“ストレッチ”大事になります。
ですので、今回は『ストレッチ』について話していきましょう。
まず初めに、一般の方がイメージするストレッチはスタティック(静的)ストレッチといいます。ひとつのポーズで、20~30秒ゆっくりと筋肉を伸ばすストレッチです。
安全に筋肉を伸ばすことが特徴で、お風呂上りや、運動後のクールダウンなどに行うと効果的です。
~スタティックストレッチの効果~
〇身体が柔らかくなる
なんといっても一番効果はこれです。固まった筋肉がほぐれ、柔らかくなります。
さらに、身体が柔らかくなることで多くの良いことがあります。
・肩こりや腰痛になりにくい
肩こりや腰痛は、特定の筋肉が硬いことや、筋肉の硬さのアンバランスによる姿勢不良が原因になることが多いです。
普段からストレッチをして身体を柔らかくしておくと、これらのトラブルを防ぐことができます。
また、血行不良や体温低下も肩こり腰痛に結び付きやすいので、ストレッチをすることで血液の循環が促進され、予防することができます。
・ケガをしにくい
スポーツ中や、道で転んだ時などに、身体が硬いとケガをしてしまうことが多いです。
ストレッチを行うと、ケガをしにくい身体を手に入れることができます。
・運動の効果が上がる
同じ運動をしていても、身体が柔らかいほうがエネルギーの消費やトレーニング効果が大きいです。
身体が柔らかいと、関節の動く範囲が広くなり、全身を大きく動かせるためです。
~効果的に行うために~
ストレッチをより効果的に行うためのポイントを5つ紹介します。
〇時間をかけて行う
ゆっくりと時間をかけて行いましょう。ひとつのポーズで最低20~30秒は伸ばし続けましょう。
〇呼吸を意識する
ストレッチをするときは、ゆっくりとした呼吸を続けましょう。
息を吐くときに、筋肉がじんわり伸びることを感じましょう。
〇伸ばし過ぎない
筋肉には、無理に伸ばされると逆に縮もうとする働きがあります。痛みを感じたり、急に伸ばし過ぎるようなストレッチは逆効果になるので、ゆっくりと少しずつ伸ばしましょう。
〇伸びている場所を意識する
どのストレッチにも、どこを伸ばすという目的があります。ストレッチする際は、伸びている場所を意識して行いましょう。意識したほうが効果的です。
〇最も効果的なタイミングで行う
筋肉が温まっている時のほうが、伸びやすく安全です。なので、お風呂上りに行うことはとても理にかなっています。逆に朝起きた直後など、筋肉が固まっている場合は少しずつ動かしながら行ったり、温かい飲み物を飲んだりと気を付けながら行ってください。
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2019.3.18
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
今週末の3月3日は東京マラソンの開催日です。ご出場される方もいらっしゃるでしょうか?品川接骨院グループの中にも出場するスタッフがいますし、当院で施術を受けている患者さんの中にも数名出場される方がいらっしゃいます。
そんなわけで、楽しみにされている方に水を差すようですが、今回はマラソンで起こりやすい怪我についてお話しします。
マラソンは走る競技ですのでやはり下肢に関する怪我が多く、準備運動を十分に行わなかったり、間違ったフォームやシューズで走ったりすることで筋や関節に大きな負担がかかります。軽いものから重いものまでさまざまな症状があります。
○筋痙攣:一般的に脚がつるといわれるものです。マラソン、ランニングで多い部位はふくらはぎ、ハムストリング、大腿四頭筋や足部に起こることもあります。原因は色々ありますが、筋の疲労や冷え、水分やミネラル(電解質)の不足などがあります。筋肉はミネラルを使って収縮していますが、このミネラルバランスが崩れると筋や神経が興奮し痙攣してしまいます。また、冷えや水分が不足すると血流が悪くなるため筋肉に十分なミネラルや酸素などが供給されにくくなり、つってしまう事があります。したがって予防としては十分な水分とミネラルの補給とストレッチ等で筋の疲労をとり、血流を良くする事が必要です。つってしまった場合は患部を冷やさずに温めて血流を良くするようにしてください。つってしまうものもひどい場合は肉離れのような状態になることもあるので注意が必要です。
○肉離れ:肉離れとは筋繊維が部分的または完全に断裂した状態のことを言います。下肢の好発部位は大腿四頭筋、ハムストリング、腓腹筋です。筋肉の柔軟性の不足や筋肉量のバランスが崩れたりすることで起こるため、予防には普段の練習から十分な筋力トレーニングとストレッチが必要になります。
○腸脛靭帯炎:ランナーズニーとも言われます。長距離を走ることにより、大腿外側にある腸脛靭帯と膝の外側の大腿骨外顆が繰り返しこすれ合うことで起こるオーバーユースによる炎症です。O脚の方や脚の外側に荷重がかかる走り方をする方に起こりやすいので、予防としてはフォームの改善やシューズやインソールの見直しをすることも有効です。
○シンスプリント:すねの内側の下1/3に生じる痛みで、オーバーユースによるものの1つです。主にヒラメ筋、後脛骨筋、長趾屈筋付着部が脛骨表面の骨膜を繰り返し牽引することにより起こる炎症で、脛骨疲労性骨膜炎とも呼ばれています。下腿三頭筋の柔軟性の低下、股・膝・足関節の柔軟性の低下や可動域制限、O脚、回内足、扁平足またはランニングフォームや薄く硬いシューズなども発生の誘因となりますので、ストレッチ等を十分に行って筋や関節の柔軟性を保つことやランニングフォームの矯正、シューズの変更やインソールの調整も有効です。
○足底腱膜炎:足底腱膜とは踵から前足部に存在する組織で足部のアーチを保持し、スプリングのように衝撃を吸収する働きがありますが、ランニング等で繰り返し牽引刺激が加わるオーバーユースが原因により付着部などに炎症が起こったものを足底腱膜炎と言います。下腿三頭筋の腱(アキレス腱)も踵の骨に付いているため、下腿三頭筋の柔軟性が低下している場合も足底腱膜に負担がかかるので症状が出やすくなります。予防としては足底及び下腿のストレッチ、インソールやアーチ保持のためのテーピングなども有効です。
このほかにも転倒などによる捻挫、打撲、擦過傷などの怪我もありますが、脱水症状や熱中症、低体温または貧血や心停止をしてしまう方もいますのでくれぐれも無理をなさらないよう楽しんでください。
基本的には受傷した場合は速やかにRICE(S)処置を行いできるだけ早く接骨院や病院に行くことをお勧めします。当院では怪我の処置はもちろん、インソールについてもご相談をお受けしますので症状のある方はお気軽にお越しください。
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2019.2.28