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みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
みなさんは交通事故の治療を接骨院でできることをご存知でしょうか?
大きな事故で強い症状がある場合はすぐに病院で検査を受けることをお勧めしますが、追突事故やちょっとした接触事故などの場合では身体には大きな影響を受けているにもかかわらず、事故直後には症状が現れずに受傷後しばらくしてから症状が現れる事がよくあります。これは事故直後のストレスなどにより神経などが興奮状態になっていて、痛みを感じにくくなっているためと言われています。そしてしばらくして興奮が落ち着いてくると、頚や背中や腰の痛みや手足の痺れ、または頭痛やめまいなどが起こることがあります。この様な場合は接骨院で施術を受けられることをお勧めします。
追突事故で多いものに「むちうち症」というものがあります。「むちうち症」とは追突などで後方から急激な外力が身体に加わることで、身体が前後に大きく揺すられ上半身が前方に押し出された時に、頚の上に乗った重い頭部だけが後方に残る状態になり、支持組織の弱い頚部の後方に障害が起こります。ちょうど鞭がしなったような形になるためこの様に呼ばれています。
「むちうち症」は傷病名ではないため、頚椎捻挫、頸部挫傷、頚椎椎間板ヘルニア、脊髄損傷などと診断されます。
頚椎捻挫や頚部挫傷は外傷性頚部症候群と言い、受傷時に反射的に頚椎に対する損傷を避ける防御防御のための筋緊張が起こり、衝撃の大きさにより筋の部分断裂や靭帯損傷を生じることで、頚部の痛みだけでなく、頭痛やめまい、手の痺れなどが出ることもあります。
頚椎椎間板ヘルニアは神経根症の1つで、椎骨と椎骨の間にある椎間板が強い外力により後方に飛びだすことで、神経根や脊髄が圧迫される事で起こり、頚や肩、腕に痛みや痺れが出たり、細かい作業がしづらくなったりもします。脊髄が圧迫された場合は歩行障害などが出ることもあります。
その他にも様々な症状がありますが、「むちうち症」以外でも受傷直後には強い症状が無く、レントゲン上では異常が見られないことが多いためにとくに異常がないと診断され後日症状が強くなることもあります。なぜならレントゲンは止まっている状態で決まった方向からの画像検査だからです。そのため静止画像では分からない身体の動きやズレを検査するひつようがあり、異常のある部位を矯正する事が症状の改善につながります。
レントゲンで問題がなかったとしても、身体に不調がある場合は、早めに当院へご連絡下さい。
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2019.10.31
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は『疲れた身体を回復させる』をテーマにお話しさせて頂きます。
⑴ いちばん疲れているのは、自律神経である。
脚が重たい、動くのがしんどい、肩こりや腰痛がある。
疲れはもっぱらフィジカル面で自覚しやすい。
しかし、疲れているのは身体だけではない。
もっとも疲れているのは、自律神経だ。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、血圧や体温など生きるために必要な機能を調整する。
二つの働きは対照的で、一般的に交感神経は活動モード、副交感神経は休息モードへ誘う。
ヒトには、体内環境を一定範囲内に保つホメオスタシスという働きがある。
この働きを担うのが自律神経とホルモンである。
クイックレスポンスの対処を強いられる自律神経は、24時間休みなく働く。
自律神経には休みなく働けるキャパシティがありますが、現代のようにつねにストレスに晒される生活は想定外。
それが自律神経の中枢がある脳の視床下部と前帯状回に影響し、疲労となります。
ヒトは発達したより高次の大脳皮質を持つゆえの問題がある。
疲労が生じるのは自律神経の中枢だが、それを疲労感として感じるのは大脳皮質。
しんどい運動や仕事も、やり甲斐や達成感といった報酬があると大脳皮質は疲労を感じにくい。
つまり、疲労をマスキングしてしまうのです。
疲労しているのに感じない。
疲労感なく疲労を放置すると、様々な不調が生じます。
⑵ 秋こそ回復のベストタイミング
メリハリのある四季の移り変わりがある日本では、季節によって疲れやすさにも波がある。
日本人の大半にとって、いちばん過酷なのは夏。
地球温暖化で真夏日と猛暑日が増えたため、そのハードさには年々一段と拍車がかかるようになってきた。
そこから生じる夏バテも、自律神経の過労によるもの。
高温多湿に対応する体温や発汗の制御にいっぱいいっぱいでオーバーヒートすると自律神経の機能が下がり、食欲不振や倦怠感といった症状が出る。
夏場に急増する熱中症も、自律神経が担う体温調整や発汗の仕組みが破綻した結果に他ならない。
夏バテした自律神経の疲労は、根雪のように蓄積しているので、ちょっとやそっとでは軽減されない。
疲労は時間が経てば自然に消えるものではなく、質の高い眠りを中心とした積極的な回復術が不可欠。
多忙で睡眠時間を削ったり、不規則な生活で眠りの質が下がったりすると、夏バテは一向に解消されない。
それが秋になっても夏バテのような症状が続く秋バテの誘因。
冬になって寒さが厳しくなると、またまた自律神経に疲れが溜まる。
さらに年末年始の飲み会は自律神経の負担を増やしてしまうし、疲労軽減に努める時間的な余裕もなくなる。
そう考えると秋こそ、夏バテを早めにリセットして、自律神経を整えて冬に備える回復が求められます。
以上がパート1になります。
自律神経をしっかり回復させてより良い生活をして行きましょう。
身体を回復したい方は是非当院へお越しください。
お待ちしております。
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2019.10.21
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
9月は台風もあり大変でしたね。
今週末も(10月12日、13日)すごい台風が来るみたいなので、みなさん気を付けてください。
さて、今回はツボの話をしていきます。
みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。
今回は疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
まず初めに、
『肩こり』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・天柱(てんちゅう):首の後ろ側、中央のくぼみ(盆のくぼ)の両脇にある太い筋肉の上端、左右両方外側のくぼみにあります。
・風池(ふうち):後頭部の髪の生え際にあり、首の中心にある太い筋肉から指2本分あたりの窪み(くぼみ)にあります。
・肩井(けんせい):首の根元と肩先の骨を結んだ中間点にあります。
・膏肓(こうこう):第4、第5胸椎棘突起間から外方に指4本分のところにあります。
次に
『頭痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。
頭痛といっても様々な原因があります。
筋収縮性頭痛、片頭痛、群発頭痛など。
その中でも今回は1番多い筋収縮性頭痛によく使う経穴を紹介します。
・天柱(てんちゅう)
・風池(ふうち)
・肩井(けんせい)
肩こりが原因になってくるので、肩こりでよく使う経穴とほぼ同じになってきます。
最後に『眼精疲労』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・晴明(せいめい):目頭の斜め上(鼻寄り)に位置しており、小さなくぼみがその目印になります。
・攢竹(さんちく):まゆ毛の内側の端にあります。
・魚腰(ぎょよう):まゆ毛の、ちょうどまん中にあります。
・糸竹空(しちくくう):まゆ毛の外端の端にあります。
・太陽(たいよう):「こめかみ」にあります。
今回はよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。
また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。
品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)
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2019.10.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
ラグビーのワールドカップも始まり、テレビでのラグビー中継やラグビー特番など世間も盛り上がっているようです。
私はラグビーの経験は体育の授業程度であまり詳しいルールも分かっていません。ルールや選手のことはテレビなどを見られると良くわかるでしょう。
ラグビーはケガの多いスポーツです。なので今回のブログでは、ラグビーで起こるケガについて少し調べてみました。
ラグビーは全身でぶつかり合う非常に激しいコンタクトスポーツのため、全身のどこにでも捻挫や打撲、また骨折や脱臼が起こることがあります。
例えば下半身では足関節の捻挫やアキレス腱断裂、膝の靭帯損傷や断裂など、上半身では手指の骨折や捻挫、肩関節の脱臼や鎖骨や肋骨の骨折なども多く起こります。ラグビーは下半身のケガが多いですが、タックルをするため、他のスポーツよりも上半身のケガも多く起こり、頭部や頚椎の損傷にも注意が必要です。
頚椎の大きなケガの1つに頚椎ヘルニアがあります。
正式には頚椎椎間板ヘルニアといいます。椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションのような組織がありますが、この椎間板が強い外力や加齢による変性により亀裂が入り、椎間板の中にある髄核と呼ばれる組織が外に飛び出る事で神経を圧迫し、頚椎の場合、頚や肩や腕に痛みや痺れが出たり、細かい手作業がやりにくくなってきます。また、歩行障害などが出る場合もあります。
ラグビーのタックルなど頭から突進することで椎間板に高負荷がかかり、椎間板が押しつぶされて隆起しヘルニアになってしまいます。
ラグビーでよく起こる頚椎のケガはほかにバーナー症候群と言うものもあります。バーナー症候群とはタックルをされたときなど頚に強い衝撃を受けた時に頚の神経が引き伸ばされ強い痛みや痺れを感じるもので、まるでバーナーで焼かれているような痛みを感じるためこう呼ばれています。
また、重篤なものには頚髄損傷や急性硬膜下出血など後遺障害を残すものもあるので注意が必要です。
代表的な頚部のケガをいくつか上げましたが、この他にも腰のヘルニアや内臓の損傷など様々なもあります。
ラグビーは様々なケガの可能性のあるスポーツです。そのため選手の方々はパフォーマンスを上げるためだけでなく、ケガの予防のためにも全身にバランスの良い筋肉をつけるための筋力トレーニングを行っています。
ラグビーは気軽にできるスポーツではありませんが、他のスポーツでも同じことが言えます。ケガの予防のためにも急に運動することなく日頃から軽くてもいいのでトレーニングやストレッチを行うことをお勧めします。
それでもケガや長く続く痛みがあるときは早めに当院に受診されることをお勧めします。
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2019.9.30
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は自律神経を癒やす方法についてお話し致します。
① 朝の衝動でモニタリングせよ。
自律神経の疲れを回復させて健全に保つには、何よりも量、質ともに十分な睡眠が求められる。
その為に有効なのが、睡眠のセルフモニタリングです。
今日から取り組める手軽なチェック方法は、朝寝床から起きて最初の一歩を踏み出したときの感覚に耳を澄ますこと。
半分寝ぼけた状況だからこそ、覚醒時には自覚しにくい自律神経のコンディションが反映されやすい。
脚が重たい、しんどいと感じたら、自律神経の疲れが完全に抜けていない証拠。
就寝と起床の時刻、運動や仕事といった前日の負荷量を書き出して「見える化」し、疲労感が抜けるように長く眠って質も高め、日中の負荷を減らそう。
初めの一歩の感覚でもう一つモニタリングしたいのは、なにかをしたいという「衝動」の有無。
「なんとなく湧き上がる衝動は、動物的な本能を反映したもの。
自律神経の中枢がある脳の部分は本能に関わるので、衝動があるのは自律神経の状態が良い証しです」
たとえば、今朝は一駅分歩こうかなと思えたら、自律神経が好調なサイン。
逆に日課の筋トレが面倒に感じたら、自律神経は疲れている。
眠りを見直そう。
② 生活にゆらぎを取り入れる
そよ風、川のせせらぎ、木漏れ日、野鳥のさえずりのように、何気にリラックス出来るものには共通点がある。
いずれも適度な「ゆらぎ」があること。
ゆらぎとは、完璧な規則性を持つオフィスの空調や照明、電話の呼び出し音などと異なり、一定の平均値から少しだけズレた不規則な規則性を持つ現象。
自然界に直線がないように、自然現象にも不変の規則性はなく必ずゆらぎを伴う。
自然の一部である人体の脳波や心拍数、血圧や血流などもゆらぎを帯びている。
ゆえにゆらぎに満ちた環境は自らの生体リズムとシンクロして心地よさを感じ、副交感神経が優位になりやすい。
大自然に囲まれた温泉地を訪れたり、深い森を歩いたりすると心が静まってリラックスするのは、温泉や森林浴の効用ではなく、自然のゆらぎによる癒しの賜物である。
都会のマンションやオフィスビルは人口的な空間でゆらぎが少ないため、副交感神経がオンになりにくく心身が休まらない。
窓を少し開けて光や風の変化を感じたり、サーキュレーターの首振り機能でエアコンの風をランダムに巡らせたりすると、ゆらぎが生じてリラックスのきっかけが得られます。
不調を感じる前に、日々実践したいことを2つお話ししました。
日々の生活を少し工夫するだけで、自律神経を癒やすことが出来ます。
是非実践して行きましょう。
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2019.9.24
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
9月に入り、少し暑さが落ち着いてきましたね。
8月よりも運動をする方は増えてくると思いますが調子はいかがでしょうか?
パフォーマンスを上げたい方や、ケガをしたくないという方は普段からストレッチをやるようにしてください。
さて、今回は私が見ている方の中で多い症状を挙げてみました。
ランキング形式になっているので見てみてください。
ちなみに、ケガなどの保険治療ではなく、私の診ている方で半数以上いる整体でのランキングになりますのでご注意ください。
それではいきましょう。
《第5位 坐骨神経痛》
坐骨神経痛の方は年に数人、とてもひどい症状の方がいらっしゃいます。
常にシビレと痛みがあり、筋力の低下がみられる方も少なくはありません。
多い症状だと疲れてきたり、筋肉が張ってきたりしたときに痛みとシビレが出る方がいます。このような症状の方は月に数人いらっしゃいます。
《第4位 ひざ痛》
ひざ痛は筋力が弱くなってきた方に多くみられます。
ひどい方だと変形性の方もいらっしゃいます。
品川接骨院では筋力強化も含めて施術していきます。
《第3位 腕のシビレ》
腕のシビレが気になる方は意外と多いです。
私が診ている方でも腕や指先にシビレがあったり、違和感があったりする方が多いです。
原因が様々なのでしっかり根本治療をすることをおススメいたします。
《第2位 肩こり》
これはみなさんも悩んでいる方が多いと思います。
最近はデスクワークの方が増えたり、スマホのせいで肩こりが出ていたりする方も多いです。
ちなみに肩こりは大人の方だけではございません。
小学生などでも肩こりが増えてきています。
慢性的になり腕のシビレの原因になることもありますのでご注意ください。
《第1位 腰痛》
腰痛がない方はなかなかいませんね。
痛みでなくても、腰が重かったり、だるかったりする方は多いと思います。
原因として多いのは、運動不足で股関節の柔軟性がなくなったことにより腰痛が出ている方が多いです。
品川接骨院ではストレッチも含めて施術していきます。
以上が私の診ている方で多い症状ランキングでした。
このほかにも様々な症状の方がいらっしゃいますので、気になることがあればすぐにお問い合わせください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)
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2019.9.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
突然ですが、私は年に数回顎が外れます。とくに疲れた時などに油断して大きなあくびをするとそのまま口が閉じなくなってしまいます。
みなさんは顎が外れたことがありますか?
顎が外れた経験がない方の方が多いかもしれませんが、もしみなさんも今後顎が外れることがあるかも知れないので、今回は顎関節脱臼(前方脱臼)についてお話をさせていただきます。
○顎が外れるとは?
一般的に顎が外れた状態のことを顎関節脱臼の前方脱臼と言います。
あくびをした時や大きなものを食べる時など大きく口を開けた時に起こることが多く、とくに顎関節症などで顎の関節が緩くなっていると顎が外れる可能性が多くなります。
顎関節は下顎骨の下顎頭と側頭骨の下顎窩とからなる関節で耳の穴の少し前方に存在しています。
顎関節の前方脱臼は「下顎頭が下顎窩から前方に転移し、顎の運動障害が生じた状態」と規定されています。どういうことかと言うと、顎の関節は普通の状態では下顎頭という下の顎の骨の出っ張りが、側頭骨という骨の窪んだところにはまって動いているのですが、大きな口を開けた時に関節に緩みがあると下顎頭が下顎窩の前方にある関節隆起を越えてしいまい下顎頭が前方に移動してしまうことで元に戻ることができずに口が開いたままの状態になってしまうということです。
顎が外れてしまうと、口が閉じないので喋ることが出来ないのは当然ですが、唾が飲み込むことが出来ないためよだれが垂れてしまうことがあります。また顎関節部に痛みや緊張感を伴うこともあり、中には気分が悪くなってしまうこともあるようです。
○治療法は?
顎関節脱臼の整復はヒポクラテス法や口外法などあります。初めて顎が外れた方は医療機関や接骨院で整復をしてもらった方が良いでしょう。初めての場合は特にその後の固定が大事になります。顎関節脱臼は習慣性になり再脱臼しやすくなるので、数日間は包帯などで固定をして、その後も6週間くらいは大きな口を開けないようにすることで再脱臼を予防する事ができます。
私が初めて顎が外れた時は、まだそんな事は知らない若い頃だったので、顎が外れてしばらく途方に暮れていましたが、しばらくするとまわりの緊張していた筋肉が弛緩したためか顎が外れたまま動くようになり、なんとかもとに戻すことが出来ました。ですが、痛みもなかったのでそのまま医療機関にも行かずにいたら、見事に習慣性になってしまい、再脱臼を繰り返すようになってしまいました。
ちなみに習慣性顎関節脱臼の整復法ですが、私はまずリラックスして筋肉の緊張を緩めてヒポクラテス法の様に外れた方の奥歯に親指を当てて下顎を下後方に操作して整復しています。
このように顎関節脱臼には整復と固定が大事になります。当院でも対応していますので、もし顎が外れた場合には慌てずにご来院下さい。
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2019.8.29
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は交感神経と副交感神経についてお話し致します。
① 交感神経と副交感神経の役割
自律神経を構成する交感神経と副交感神経は、二重支配と相反支配という2つの原則で、体内環境を一定範囲内に保つ恒常性を守る。
二重支配とは、1つの臓器や組織を交感神経と副交感神経がダブルで束ねることを指す。
どちらか一方のみが司る臓器は汗腺などの例外を除くと存在しない。
相反支配とは、交感神経と副交感神経が対照的な役割を果たすという意味です。
交感神経は心臓を刺激して心拍を遅くする。
胃腸は交感神経がブレーキを踏んで消化吸収を抑え、副交感神経がアクセルを踏んで消化吸収を進める。
スイッチが入るタイミングも対照的。
交感神経は緊張や興奮、危険や恐怖に呼応し、日中の活動時や運動時、ストレス下で優位となる。
副交感神経は安心・安全で平穏な状況に呼応し、食事中や夕方〜夜間に心身をリラックスへ誘う。
この2系統は別々のルートで全身にネットワークを広げているが、その中枢があるのは脳の視床下部と前帯状回、大脳辺縁系だ。
この中枢で交感神経と副交感神経の働き度合いが決められており、神経ネットワークはその情報を末端まで伝える単なるラインに過ぎない。
② 夏バテの正体は、自律神経の過労。
夏バテの解消のために、うなぎ料理やレバニラ炒めなどのスタミナ食を食べるという人も多いだろう。
うなぎもレバニラ炒めも栄養たっぷりだが、それは夏バテ軽減には結びつかない。
なぜなら夏バテは栄養不足が引き金ではなく、自律神経の過労によるものだから。
うなぎのようなスタミナ食はこってりしているので、思惑とは逆に消化吸収を担う自律神経の疲れを起こすおそれすらある。
高温多湿な日本の夏は、発汗などで温度調整を行う自律神経の作業量が増える。
かんかん照りの野外と冷やしすぎの屋内を出入りするたびに自律神経により強い負荷が加わる。
そして汗をかいたのに水分補給が追いつかずに脱水気味だと、自律神経のダメージに。
また夏の強烈な紫外線を浴びると体内で酸化が起こりやすく、それも自律神経へのボディーブローとなる。
夏バテ予防にはエアコンを賢く使って体温を上下動を抑えて、早め・少なめの水分補給で脱水をブロック。
日傘やサングラスで紫外線を避ける工夫もお忘れなく。
自律神経をいたわるならスタミナ食ではなく、脳の酸化ストレスを抗酸化作用で中和するイミダペプチドを鶏胸肉などからとろう。
当院は患者さん一人一人の生活から身体だけでなく、自律神経のアドバイスもしております。
お悩みのある方いつでもご相談下さい。
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2019.8.19
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
すごく暑くなってきましたが、みなさん調子はいかがでしょうか?
毎週運動をやっている方も増えてきているのではないでしょうか?
今の時期は特に熱中症にお気をつけてください。
さて今回は久しぶりにパフォーマンスUPのお話をしていきましょう。
現在ニュースでとても話題になっていますがAIG全英女子オープンはご覧になりましたか?
日本選手として42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子選手はすごかったですね。
私も夜中テレビで観ていましたが、興奮のあまり眠れなくなってしまいました。
おかげで次の日は寝不足でした・・・。
渋野日向子選手のスイングを見た方はいかがでしたでしょうか?
とてもきれいなスイングでしたよね。
あのスイングに近づくためには全身の柔軟性、体幹の強さ、強靭な下半身の強さが必要になります。
ゴルフをやっている方や、ゴルフ以外のスポーツをやっている方でもスポーツをするため(パフォーマンスUP)に何かトレーニングやストレッチはやっていますか?
ジムに通っている方もいるとは思いますが、ほとんどの方が何もやっていないのではないでしょうか?
何もしてはいないけどうまくはなりたいですよね。
・・・それは無理です。
ジムに行っている方は筋トレだけでパフォーマンスは上がりましたか?
それだけでも難しいと思います。
しかし、身体の使い方や各スポーツに応じた筋力UPや柔軟性を上げるだけでもパフォーマンスは上がるのです。
正しい身体の使い方が出来れば誰でもパフォーマンスUPする可能性があるのです。
品川接骨院では整体や鍼灸治療のほかにもスポーツ時の身体の使い方などを指導しています。
品川接骨院のスタッフは野球・テニス・ゴルフ・バレーボールなど、様々な運動経験があるので、それに応じた身体の使い方を指導させていただきます。
技術指導とは異なりますのでお間違いなく。
ご希望があれば筋トレやストレッチなども一緒にできますのでご興味のある方は是非スタッフまでお声掛けください。
私も今回の全英女子オープンの渋野選手を見て、ゴルフがもっとうまくなりたいと思いストレッチや筋トレを始めています。
みなさんも是非パフォーマンスUPできるように頑張りましょう。
品川接骨院ではいつでもみなさんのお力になれるようお待ちしていますので、ご興味のある方はすぐにご連絡お願いします。(TEL03-3458-1993)
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2019.8.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
長かった梅雨もようやく明けて、これから本格的に暑い夏がやってきます。夏になると海やプールに遊びに行く方や、プールでスイミングを始める方も多いと思います。そこで今回はスイミングで多いケガについてお話しします。
スイミングは比較的ケガをしにくいスポーツと知られています。なぜかというと、スイミングは基本的に決められたレーンを泳ぐため、他のスポーツのように人と接触することが少ないことや、水の中の浮力の影響で体にかかる負荷、とくに下半身にかかる負荷が陸上競技に比べて少ないなどの理由があります。
そのためスイミングは膝の具合の悪い方やケガの後のリハビリなどにもたいへん有効なスポーツであり、心肺機能の向上にも有効です。
このようにケガの少ないスイミングですが、身体を使うスポーツである以上ケガのリスクは付きものです。同じ動きを繰り返し行うため、オーバーユースによる障害が多く、とくに肩、腰、膝の障害が多く起こります。
(1)水泳肩
水泳肩とはその名のとおり肩関節周囲で起こる炎症でとくにクロールやバタフライで多く起こります。水泳でのストローク運動により上腕二頭筋の腱と肩甲骨の靭帯がぶつかって擦れ合うことで、腱の炎症が起こり肥厚することで症状が現れます。
悪化すると痛みで泳ぐことも困難になるため、少しでも違和感がある時は無理せず安静にする事をお勧めします。
(2)腰痛
バタフライや平泳ぎで呼吸をする時に腰椎が過伸展してしまうことがあり、クロールの息継ぎの時にも腰椎の過伸展とねじれにより腰痛を起こすことがあります。常に背筋が緊張しているため、筋力の弱い方はとくに腰への負担が大きくなるため予防には腹筋や体幹のトレーニングが有効になります。
(3)平泳ぎ膝
平泳ぎは膝の使い方が激しいため、膝の障害多く起こります。膝の間隔は狭くし、足部は最大に外側に広げて水を強力に後方に蹴り込みます、膝の外旋・外反が強く起るため、膝の内側の靭帯への繰り返し刺激により炎症が起こります。予防としては大腿四頭筋や内転筋の強化と股関節のストレッチが有効です。
いずれの場合も正しいフォームで泳ぐことと適度に休息を取ることが予防になりますが、痛みが改善されない場合はできるだけ早く治療される事をお勧めします。
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