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こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は『坐骨神経痛』についてお話し致します。
① 坐骨神経痛とは?
坐骨神経は人体の中で最も太い神経であり、腰からお尻、太ももの後ろ側を通り、枝分かれしながら足先までつながっています。
下半身のこの坐骨神経の通る道沿いに、特にお尻や太ももの後ろ側に痛みが出現することを坐骨神経痛と呼びます。
② 坐骨神経には何故なるか?
坐骨神経はひとつの病気の名前ではなく、お尻から太ももの後ろ側が痛くなる症状を指し、その原因は様々です。
最も多いと言われるのが、椎間板ヘルニアによって腰の神経(坐骨神経の出発点)が圧迫されて症状が出る場合です。
他にも、脊柱管狭窄症と言われる病気や、お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫される
梨状筋症候群など
原因は多岐に渡ります。
③ 坐骨神経痛での病院での処置
坐骨神経痛は様々な原因によって引き起こされますから、治療方法もその原因によって様々です。
例えば、 最も多いと言われている椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛であれば、ブロック注射や薬の内服、リハビリなどが行われ、改善が見られない場合や症状が激烈な場合などは手術が選択されることもあります。
病院での検査は、よく行われるレントゲン検査では原因を見つけることは困難なので、MRIやCTなどの精密検査をしています。
④ 主な症状は?
○お尻から足にかけて、痛みやしびれがあり、立っていられない
○体重をかけると痛み、しびれがでる
○足だけではなく、腰も痛い
○安静にしていても、痛みがあり動けない、眠れない
○少し歩くと腰を下ろして休憩をとらないと足が重くてつらい
⑤ 坐骨神経痛が改善しない、悪化する理由
○繰り返しの動作や同じ姿勢が続くことの多い日常生活
○姿勢が悪く、偏った身体の使い方をしている
○痛みやストレスによって筋肉が緊張しやすい
○身体を支える筋肉の不足
⑥ 当院の治療
痛みを感じている部分の筋肉は反射で固くなり、血行が悪くなっていきます。
血行が悪くなると、筋肉のエネルギー不足により、危険信号として痛みを発します。
痛みによってさらに緊張が強くなってしまいます。
このような悪循環が成り立ってしまっていると、坐骨神経への障害が無くならないだけではなく、二次的、三次的に筋肉自体の痛みが出来てしまいます。
「神経反射→血行不良→痛み発症→症状悪化」
当院では、局所的な治療だけでなく、根本的な原因に多い悪い姿勢や骨格の歪みに対してアプローチします。
骨格、姿勢の改善には、当院の矯正法のモルフォセラピーという矯正法をします。
身体の矯正をすることにより元気だった身体を取り戻し神経の伝達や血行改善していき、痛みも軽減します。
坐骨神経痛でお困りの方是非当院に一度ご相談下さい。
お待ちしております。
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2019.12.23
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
12月に入り寒くなってきましたね。
風邪やインフルエンザに罹る方も多くなってくると思います。
まずはこまめな手洗い、うがいなどでしっかり予防しましょう。
さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。
今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
今回は呼吸器疾患などに使う経穴を紹介していきます。
まず初めに、
『咳嗽』の際によく使う経穴を紹介していきます。
咳嗽とは“気道内分泌物や気道に侵入した異物の排除を目的とした生理的防御反射”
一般的には『せき』です。
・尺沢(しゃくたく):肘を曲げた時にできるシワの中央から少し親指側のくぼみにあります。
・天突(てんとつ): 鎖骨と鎖骨の間にある胸骨のくぼみにあります。
・肺兪(はいゆ): まず頭を下に向けて首元あたりに背骨が一番盛り上がるところを探します。そこから背骨の山を3つ下に移動し、左右斜め下に指幅2本のところにあります。
・定喘(ていぜん): 首の付け根と1つ下の骨の間を基点に、指0.5本分外側にあります。
次に
『喘息』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・定喘(ていぜん):咳嗽参照
・天突(てんとつ):咳嗽参照
・身柱(しんちゅう):首の付け根のでっぱった骨の突起から、下に数えて3個目の突起の下にあります。
・肺兪(はいゆ):咳嗽参照
・膻中(だんちゅう): 左右の乳首を結んだ線の真ん中に位置します。
・中府(ちゅうふ):鎖骨と肩の骨の間にあるクボミから指幅1本分下にあります。
今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。
また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。
品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)
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2019.12.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
品川接骨院グループではモルフォセラピーという治療法を用いて矯正を行なっております。
モルフォセラピーとは花山水清先生により開発された、背骨のズレを治すことによって様々な症状を改善できるという特別な治療法です。
花山水清先生はもともと治療家ではなく美術家でした。美術の世界では対象となる人や物の形、質感などを正確に写し取るためにデッサンを行います。このデッサンを行うことで対象を正確にとらえる目の力を培ってこられたそうです。もともと医学と美術は現在ほどかけ離れたものではなく、レオナルド・ダ・ビンチの解剖図などは有名で、彼は「デッサンはあらゆる科学の第一手段である」と断言して、解剖学的に人物を描いていたそうです。
その中で花山先生は人体が左右対象でないことは当たり前のことですが、そこに規則性が存在することを発見されました。椎骨のズレる方向には規則性があり、ズレの位置と症状は呼応しているので、規則にしたがって背骨のズレを戻せば、ズレによる症状は消えてしまいます。
わずかなズレであっても、背骨のズレをというのは様々な疾患にかかわってきます。
例えば、頭部では頭痛、めまい、顔がしびれる、目が見にくい、耳鳴り、耳が聞こえにくい、鼻が詰まる、口を開けると痛いなど。
頚部では、頚が痛い、頚が回らない・反らせない、喉が詰まる、声が出にくい、咳が止まらないなど。
上肢では、肩・肘・手首・腕や手指の痛み、肩がこる、腕が上がらない、肘・手首や指が曲げにくい、腕や手指のしびれ、手に力が入らないなど
体幹部では、胸の痛み、大きく息が吸えない、心臓に妙な鼓動がある、お腹が張る、便秘、下痢、胃が重い・痛い、下腹部の痛み、生理痛、頻尿、背部痛、腰痛(脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア)、腰を反らすことや前屈みができない、尾骨の痛みなど。
下肢では、股関節やお尻の痛み、膝や足部の痛み、股関節や膝の動きの悪さ、足がつる、足の痺れや冷えなど。
その他にも様々な症状が背骨のズレが原因で起こりますが、それらの症状は背骨のズレにより神経や血管、リンパが圧迫されることにより起こると考えられます。
モルフォセラピーはその原因となっているズレを治すことにより症状を改善させるという施術です。
規則性をベースにして背骨のズレを戻しているので、原理さえわかっていれば強い力も必要なく矯正を行うことができるため、今では医師や歯科医、柔道整復師や理学療法士、介護福祉士、看護師、獣医師など様々な治療の現場で使われるようになっています。
もし様々な症状でお悩みの方は、当院にご連絡いただき、モルフォセラピーを受けられることをお勧めします。
ちなみに軽度の腰や膝の痛みに対しては、ご家庭内で、ご家族やご自分でもモルフォセラピーの手技を使ていただくことができます。
詳しい内容はこちらの本に書いてありますのでご希望の方はご連絡下さい。
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2019.11.27
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は自律神経を癒やす方法パート2についてお話し致します。
3、血流アップで自律神経を守る。
多種多芸の自律神経でいちばんプライオリティが高い仕事は血流の調整。
血液は酸素、二酸化炭素、栄養素、熱を運び、免疫や代謝の維持にも貢献する。
血流が良好だと自律神経の負担が減るし、自律神経の酸化で生じる疲労因子FFも排泄されやすい。
血流を促すために習慣にしたいのは、座りっぱなしを避けて定期的に立ち、ほっつき歩くこと。
じっと座った姿勢では股関節近辺で血管が折れ曲がって圧迫され、血流が妨げられる。
また、心臓より低いところを巡る血液を重力に逆らって心臓へ還流させるのは、「第二の心臓」と称されるふくらはぎの筋肉の伸縮によるポンプ作用。
心臓は血液を送り出せても、吸い上げることはできない。
座りっぱなしだとポンプ機能がオフになったままだから、血流は悪くなりやすい。
新幹線や飛行機などによる長時間の移動で疲れるのは、座りっぱなしで血流が滞るからです。
デスクワーク中や長時間の移動中は意識してちょくちょく席を立って血管の圧迫を解消し、歩き回ってふくらはぎの筋肉パンプを動かすべきです。
仕事中は時間が許すならオフィスを離れて、ゆらぎのある近所の公園をプチ散策しよう。
4、仕事は手抜きをするべき。
以前よりマシになったとはいえ、日本にはまだ「徹夜で仕上げた」といった長時間集中する努力を称賛する文化が根強く残る。
本人も達成感があってまんざらではないかもしれないが、睡眠不足で働きっぱなしだと自律神経はヘトヘト。
過度な運動と同じく、達成感で疲労がマスキングされる「疲労感なく疲労」が生じやすい。
「100%集中して100%の結果を出そうとしても長続きしない。
集中しすぎると危険に気づかないので、注意を分散させるのが生き物としては正しい。
適度に休みを入れて手を抜きながら、60%の努力で70%の成果を出して満足する方が自律神経も疲れず、安定してパフォーマンスが出せます」
投手だって全球全力投球したら、いずれ肩を壊す。
仕事も全力を傾けず、省エネ投法で済まそう。
「手を抜く」というと聞こえは悪いが、集中を続けると自律神経の疲労で能率は下げる。
省エネ投法ならそれがないから効率的です。
その日にやるべきタスクを並べたTODOリストを活用するなら、タスクを全部やろうと無理をせず、疲労度に応じて優先順位の高いものだけ片付けて過労を避けたい。
明日できることは明日やろう。
血流と疲労は自律神経にとってきってもきれない関係です。
生活環境としっかり付き合って行きましょう。
生活のクセで、姿勢のズレがおきて自律神経の乱れも起きますので、当院の矯正法のモルフォセラピーで常に自律神経を整えましょう。
お悩みのある方、是非当院にご相談下さい。
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2019.11.20
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
11月に入り少し寒くなってきましたね。
寒くなってくると腰痛や肩こりなどの様々な症状が出てきますので、しっかり対処していきましょう。
さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。
今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
まず初めに、
『腰痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・脾兪(ひゆ): 背中にあるツボです。第11胸椎棘突起下縁と同じ高さ、背骨中心から指2本分外側にあります。
・胃兪(いゆ): 背中にあるツボです。第12胸椎棘突起下縁と同じ高さ、背骨中心から指2本分外側にあります。
・腎兪(じんゆ): ウエストの一番くびれたラインの背骨中心から指2本分外側にあります。くびれがよく分からない場合は「おへその位置」をウエストラインの目安にしてください。
・志室(ししつ):ウエストの一番くびれたラインの背骨中心から指4本分外側にあります。
・大腸兪(だいちょうゆ): ベルトをするライン上(または骨盤のライン)にあり、背骨から指幅2本分外にあります。
次に
『坐骨神経痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・環跳(かんちょう):お尻にキュッと力を入れた時にできる「くぼみ」にあります。
・殷門(いんもん):太もも裏のほぼ中央にあるツボになります。膝(ひざ)の裏の真ん中と、お尻と太ももの付け根の真ん中を結んだ線のほぼ中央辺りにあります。
・胞肓(ほうこう):お尻にあるツボです。第2後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨稜の外方3寸にあります。
・委中(いちゅう):ひざの後ろにある横ジワの真ん中にあります。
・承山(しょうざん):「ひざ裏の横ジワ」と「踵」と結ぶ直線の真ん中あたりにあります。
・足三里(あしさんり):ヒザのお皿の下のくぼみから指幅4本分下にさがった「すね」の外側にあります。
今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。
また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。
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2019.11.9
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
みなさんは交通事故の治療を接骨院でできることをご存知でしょうか?
大きな事故で強い症状がある場合はすぐに病院で検査を受けることをお勧めしますが、追突事故やちょっとした接触事故などの場合では身体には大きな影響を受けているにもかかわらず、事故直後には症状が現れずに受傷後しばらくしてから症状が現れる事がよくあります。これは事故直後のストレスなどにより神経などが興奮状態になっていて、痛みを感じにくくなっているためと言われています。そしてしばらくして興奮が落ち着いてくると、頚や背中や腰の痛みや手足の痺れ、または頭痛やめまいなどが起こることがあります。この様な場合は接骨院で施術を受けられることをお勧めします。
追突事故で多いものに「むちうち症」というものがあります。「むちうち症」とは追突などで後方から急激な外力が身体に加わることで、身体が前後に大きく揺すられ上半身が前方に押し出された時に、頚の上に乗った重い頭部だけが後方に残る状態になり、支持組織の弱い頚部の後方に障害が起こります。ちょうど鞭がしなったような形になるためこの様に呼ばれています。
「むちうち症」は傷病名ではないため、頚椎捻挫、頸部挫傷、頚椎椎間板ヘルニア、脊髄損傷などと診断されます。
頚椎捻挫や頚部挫傷は外傷性頚部症候群と言い、受傷時に反射的に頚椎に対する損傷を避ける防御防御のための筋緊張が起こり、衝撃の大きさにより筋の部分断裂や靭帯損傷を生じることで、頚部の痛みだけでなく、頭痛やめまい、手の痺れなどが出ることもあります。
頚椎椎間板ヘルニアは神経根症の1つで、椎骨と椎骨の間にある椎間板が強い外力により後方に飛びだすことで、神経根や脊髄が圧迫される事で起こり、頚や肩、腕に痛みや痺れが出たり、細かい作業がしづらくなったりもします。脊髄が圧迫された場合は歩行障害などが出ることもあります。
その他にも様々な症状がありますが、「むちうち症」以外でも受傷直後には強い症状が無く、レントゲン上では異常が見られないことが多いためにとくに異常がないと診断され後日症状が強くなることもあります。なぜならレントゲンは止まっている状態で決まった方向からの画像検査だからです。そのため静止画像では分からない身体の動きやズレを検査するひつようがあり、異常のある部位を矯正する事が症状の改善につながります。
レントゲンで問題がなかったとしても、身体に不調がある場合は、早めに当院へご連絡下さい。
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2019.10.31
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は『疲れた身体を回復させる』をテーマにお話しさせて頂きます。
⑴ いちばん疲れているのは、自律神経である。
脚が重たい、動くのがしんどい、肩こりや腰痛がある。
疲れはもっぱらフィジカル面で自覚しやすい。
しかし、疲れているのは身体だけではない。
もっとも疲れているのは、自律神経だ。
自律神経は交感神経と副交感神経からなり、血圧や体温など生きるために必要な機能を調整する。
二つの働きは対照的で、一般的に交感神経は活動モード、副交感神経は休息モードへ誘う。
ヒトには、体内環境を一定範囲内に保つホメオスタシスという働きがある。
この働きを担うのが自律神経とホルモンである。
クイックレスポンスの対処を強いられる自律神経は、24時間休みなく働く。
自律神経には休みなく働けるキャパシティがありますが、現代のようにつねにストレスに晒される生活は想定外。
それが自律神経の中枢がある脳の視床下部と前帯状回に影響し、疲労となります。
ヒトは発達したより高次の大脳皮質を持つゆえの問題がある。
疲労が生じるのは自律神経の中枢だが、それを疲労感として感じるのは大脳皮質。
しんどい運動や仕事も、やり甲斐や達成感といった報酬があると大脳皮質は疲労を感じにくい。
つまり、疲労をマスキングしてしまうのです。
疲労しているのに感じない。
疲労感なく疲労を放置すると、様々な不調が生じます。
⑵ 秋こそ回復のベストタイミング
メリハリのある四季の移り変わりがある日本では、季節によって疲れやすさにも波がある。
日本人の大半にとって、いちばん過酷なのは夏。
地球温暖化で真夏日と猛暑日が増えたため、そのハードさには年々一段と拍車がかかるようになってきた。
そこから生じる夏バテも、自律神経の過労によるもの。
高温多湿に対応する体温や発汗の制御にいっぱいいっぱいでオーバーヒートすると自律神経の機能が下がり、食欲不振や倦怠感といった症状が出る。
夏場に急増する熱中症も、自律神経が担う体温調整や発汗の仕組みが破綻した結果に他ならない。
夏バテした自律神経の疲労は、根雪のように蓄積しているので、ちょっとやそっとでは軽減されない。
疲労は時間が経てば自然に消えるものではなく、質の高い眠りを中心とした積極的な回復術が不可欠。
多忙で睡眠時間を削ったり、不規則な生活で眠りの質が下がったりすると、夏バテは一向に解消されない。
それが秋になっても夏バテのような症状が続く秋バテの誘因。
冬になって寒さが厳しくなると、またまた自律神経に疲れが溜まる。
さらに年末年始の飲み会は自律神経の負担を増やしてしまうし、疲労軽減に努める時間的な余裕もなくなる。
そう考えると秋こそ、夏バテを早めにリセットして、自律神経を整えて冬に備える回復が求められます。
以上がパート1になります。
自律神経をしっかり回復させてより良い生活をして行きましょう。
身体を回復したい方は是非当院へお越しください。
お待ちしております。
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2019.10.21
こんにちは。品川接骨院の加藤です。
9月は台風もあり大変でしたね。
今週末も(10月12日、13日)すごい台風が来るみたいなので、みなさん気を付けてください。
さて、今回はツボの話をしていきます。
みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。
今回は疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
まず初めに、
『肩こり』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・天柱(てんちゅう):首の後ろ側、中央のくぼみ(盆のくぼ)の両脇にある太い筋肉の上端、左右両方外側のくぼみにあります。
・風池(ふうち):後頭部の髪の生え際にあり、首の中心にある太い筋肉から指2本分あたりの窪み(くぼみ)にあります。
・肩井(けんせい):首の根元と肩先の骨を結んだ中間点にあります。
・膏肓(こうこう):第4、第5胸椎棘突起間から外方に指4本分のところにあります。
次に
『頭痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。
頭痛といっても様々な原因があります。
筋収縮性頭痛、片頭痛、群発頭痛など。
その中でも今回は1番多い筋収縮性頭痛によく使う経穴を紹介します。
・天柱(てんちゅう)
・風池(ふうち)
・肩井(けんせい)
肩こりが原因になってくるので、肩こりでよく使う経穴とほぼ同じになってきます。
最後に『眼精疲労』の際によく使う経穴を紹介していきます。
・晴明(せいめい):目頭の斜め上(鼻寄り)に位置しており、小さなくぼみがその目印になります。
・攢竹(さんちく):まゆ毛の内側の端にあります。
・魚腰(ぎょよう):まゆ毛の、ちょうどまん中にあります。
・糸竹空(しちくくう):まゆ毛の外端の端にあります。
・太陽(たいよう):「こめかみ」にあります。
今回はよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。
また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。
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2019.10.10
みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。
ラグビーのワールドカップも始まり、テレビでのラグビー中継やラグビー特番など世間も盛り上がっているようです。
私はラグビーの経験は体育の授業程度であまり詳しいルールも分かっていません。ルールや選手のことはテレビなどを見られると良くわかるでしょう。
ラグビーはケガの多いスポーツです。なので今回のブログでは、ラグビーで起こるケガについて少し調べてみました。
ラグビーは全身でぶつかり合う非常に激しいコンタクトスポーツのため、全身のどこにでも捻挫や打撲、また骨折や脱臼が起こることがあります。
例えば下半身では足関節の捻挫やアキレス腱断裂、膝の靭帯損傷や断裂など、上半身では手指の骨折や捻挫、肩関節の脱臼や鎖骨や肋骨の骨折なども多く起こります。ラグビーは下半身のケガが多いですが、タックルをするため、他のスポーツよりも上半身のケガも多く起こり、頭部や頚椎の損傷にも注意が必要です。
頚椎の大きなケガの1つに頚椎ヘルニアがあります。
正式には頚椎椎間板ヘルニアといいます。椎骨と椎骨の間には椎間板と呼ばれるクッションのような組織がありますが、この椎間板が強い外力や加齢による変性により亀裂が入り、椎間板の中にある髄核と呼ばれる組織が外に飛び出る事で神経を圧迫し、頚椎の場合、頚や肩や腕に痛みや痺れが出たり、細かい手作業がやりにくくなってきます。また、歩行障害などが出る場合もあります。
ラグビーのタックルなど頭から突進することで椎間板に高負荷がかかり、椎間板が押しつぶされて隆起しヘルニアになってしまいます。
ラグビーでよく起こる頚椎のケガはほかにバーナー症候群と言うものもあります。バーナー症候群とはタックルをされたときなど頚に強い衝撃を受けた時に頚の神経が引き伸ばされ強い痛みや痺れを感じるもので、まるでバーナーで焼かれているような痛みを感じるためこう呼ばれています。
また、重篤なものには頚髄損傷や急性硬膜下出血など後遺障害を残すものもあるので注意が必要です。
代表的な頚部のケガをいくつか上げましたが、この他にも腰のヘルニアや内臓の損傷など様々なもあります。
ラグビーは様々なケガの可能性のあるスポーツです。そのため選手の方々はパフォーマンスを上げるためだけでなく、ケガの予防のためにも全身にバランスの良い筋肉をつけるための筋力トレーニングを行っています。
ラグビーは気軽にできるスポーツではありませんが、他のスポーツでも同じことが言えます。ケガの予防のためにも急に運動することなく日頃から軽くてもいいのでトレーニングやストレッチを行うことをお勧めします。
それでもケガや長く続く痛みがあるときは早めに当院に受診されることをお勧めします。
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2019.9.30
こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は自律神経を癒やす方法についてお話し致します。
① 朝の衝動でモニタリングせよ。
自律神経の疲れを回復させて健全に保つには、何よりも量、質ともに十分な睡眠が求められる。
その為に有効なのが、睡眠のセルフモニタリングです。
今日から取り組める手軽なチェック方法は、朝寝床から起きて最初の一歩を踏み出したときの感覚に耳を澄ますこと。
半分寝ぼけた状況だからこそ、覚醒時には自覚しにくい自律神経のコンディションが反映されやすい。
脚が重たい、しんどいと感じたら、自律神経の疲れが完全に抜けていない証拠。
就寝と起床の時刻、運動や仕事といった前日の負荷量を書き出して「見える化」し、疲労感が抜けるように長く眠って質も高め、日中の負荷を減らそう。
初めの一歩の感覚でもう一つモニタリングしたいのは、なにかをしたいという「衝動」の有無。
「なんとなく湧き上がる衝動は、動物的な本能を反映したもの。
自律神経の中枢がある脳の部分は本能に関わるので、衝動があるのは自律神経の状態が良い証しです」
たとえば、今朝は一駅分歩こうかなと思えたら、自律神経が好調なサイン。
逆に日課の筋トレが面倒に感じたら、自律神経は疲れている。
眠りを見直そう。
② 生活にゆらぎを取り入れる
そよ風、川のせせらぎ、木漏れ日、野鳥のさえずりのように、何気にリラックス出来るものには共通点がある。
いずれも適度な「ゆらぎ」があること。
ゆらぎとは、完璧な規則性を持つオフィスの空調や照明、電話の呼び出し音などと異なり、一定の平均値から少しだけズレた不規則な規則性を持つ現象。
自然界に直線がないように、自然現象にも不変の規則性はなく必ずゆらぎを伴う。
自然の一部である人体の脳波や心拍数、血圧や血流などもゆらぎを帯びている。
ゆえにゆらぎに満ちた環境は自らの生体リズムとシンクロして心地よさを感じ、副交感神経が優位になりやすい。
大自然に囲まれた温泉地を訪れたり、深い森を歩いたりすると心が静まってリラックスするのは、温泉や森林浴の効用ではなく、自然のゆらぎによる癒しの賜物である。
都会のマンションやオフィスビルは人口的な空間でゆらぎが少ないため、副交感神経がオンになりにくく心身が休まらない。
窓を少し開けて光や風の変化を感じたり、サーキュレーターの首振り機能でエアコンの風をランダムに巡らせたりすると、ゆらぎが生じてリラックスのきっかけが得られます。
不調を感じる前に、日々実践したいことを2つお話ししました。
日々の生活を少し工夫するだけで、自律神経を癒やすことが出来ます。
是非実践して行きましょう。
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2019.9.24