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経穴(ツボ)パート5

こんにちは。品川接骨院の加藤です。

最近はコロナウイルスが流行していて怖いですね。
この時期はインフルエンザなどもありますのでしっかり手洗いうがいを行い備えましょう。

さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。

今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。

今回はのぼせと冷えに使う経穴を紹介していきます。

のぼせは女性に多くみられ、顔がほてる、頭がのぼせる、全身がほてる、足がほてるなどを訴えることが多いです。また、下半身の冷えと上半身ののぼせを同時に伴っていることもあります。このようなことを「上熱下寒」といいます。
冷え性とは、身体の特定の部分だけが特に冷たく感じるものをいいます。特に女性に多く見られます。

まず初めに、
『のぼせと冷え』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・身柱(しんちゅう):首の付け根のでっぱった骨の突起から、下に数えて3個目の突起の下にあります。
・次髎(じりょう):仙骨にある上から2番目のくぼみのところ。
・三陰交(さんいんこう):足の内くるぶしの最も高い場所から上方に指4本分のところ。
・足三里(あしさんり):膝の外側で、膝のお皿の下から下方に指4本分のいちばんくぼんでいるところ。
・太衝(たいしょう):足の甲にあるツボで、足の親指と人差し指の骨と骨が合わさるところ。脈の触れる場所。
・百会(ひゃくえ):左右の耳を結んだ線と顔の真ん中の線が交差するところ。
・曲池(きょくち):ひじを曲げたときに出来るシワの端っこ(外側)
・内関(ないかん): 手首の線(手のひら側)から指3本分上の中央部のところ
・中脘(ちゅうかん):おへそから指4本分上のところ。「みぞおち」と「おへそ」の真ん中あたりになります。
・膻中(だんちゅう): 左右の乳首を結んだ線の真ん中に位置します。
・厥陰兪(けついんゆ):第4・第5胸椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・心兪(しんゆ):第5・第6胸椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・腎兪(じんゆ):第2・第3腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。

次に
『冷え』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・太衝(たいしょう):のぼせと冷え参照
・太渓(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間のところ。
・足三里(あしさんり):のぼせと冷え参照
・三陰交(さんいんこう):のぼせと冷え参照
・大巨(だいこ):おへそから左右外側に指2本分のところから下方に指2本分のところ。
・大腸兪(だいちょうゆ):第4・第5腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・次髎(じりょう):のぼせと冷え参照

今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。

品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)

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2020.2.10

筋トレの健康効果

みなさんこんにちは。品川接骨院の高倉です。

突然ですがみなさんは運動をしていますか?運動にも球技やウォーキング、ジョギングなどいろいろありますが、私がオススメする運動は「筋力トレーニング」です。
私は健康維持の目的のためにも定期的にジムに通って運動をしています。
当院に通っている患者さんたちにも筋トレをオススメする事がありますが、よく言われることは「ごつい体になりたくない」や「黙々とトレーニングすると飽きてしまう」などと言われる事があります。
筋トレでごつい体になるというのは誤解です。筋トレには筋肉を太くするものや引き締まったボディラインを作るものなどさまざまなトレーニング法があります。また筋トレはスポーツやダイエットを行う上でより効果をだすための近道にもなります。そして筋トレは若い人だけが行うものではなく、中高年や高齢者の方たちにも必要で生活習慣病やロコモティブシンドロームなどの予防にもなります。

「筋トレ」には様々な効果がありますが、中でも特に健康面での効果やメリットのあることを挙げていきましょう。

①基礎代謝の向上
基礎代謝とは安静時、じっとしていたり眠ってる時にも使用される呼吸や心拍、体温維持など生命維持に必要な最低限のエネルギーのことです。
筋肉は熱を発生させる事ができます。筋トレにより筋肉量が増える事で体の熱を発する力が強くなり、基礎代謝が向上し体内のエネルギー消費量が増加するため、太りにくい体を作る事ができます。

②筋力や筋持久力アップによる体力の向上
筋トレを行えば当然見た目が変わってきますが、それよりもメリットがあることは、効率よく筋力や筋持久力を高める事ができるという事です。スポーツを行う上で筋力、筋持久力の向上は必要ですが、日常生活でも筋力、筋持久力がつけば、重いものを持ったり長時間歩いていても疲れにくくなるなどのメリットがあります。

③冷え症やコリ、むくみの改善
血流が悪い事で起こる冷えやコリ、むくみは、筋トレで継続的に筋肉を動かす事で毛細血管が発達して全身の血行が促進される事で改善されます。また、筋肉は身体の水分を留めておく働きがある為、全身の筋肉がつく事によりむくみは改善されます。

その他にもぐっすり眠れるようになったり、血圧の低下や糖尿病リスクの低下、認知機能の改善、自律神経リズムが整い交感神経と副交感神経が活性化する事や運動時に分泌される各種ホルモンによりうつ病の改善やアンチエイジング効果、免疫力の向上や記憶力の向上などなど様々な効果が期待できます。

このように健康に良い効果のある筋トレですが、普段から運動をする習慣のない方は何から始めたら良いか分からないと思います。
そのような方のために品川接骨院では定期的に外部からパーソナルトレーナーの方をお呼びしてパーソナルトレーニング体験会を行っています。
少人数で行い、参加された方のレベルに合った内容で行なっていますので、筋力トレーニングに興味はあるがなかなか運動が始められない方などお気軽にお問い合わせ下さい。

 

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2020.1.30

疲れ目①

こんにちは、品川接骨院の宍倉です。

今回は『疲れ目』についてお話し致します。

最近の患者さんで、目の疲れを訴える方が多くなって来たので、お話し致します。

疲れ目とは
目が重い、痛い、かすむ、しょぼしょぼする、まぶたがピクピクするなどの目に慢性的な疲労を感じることを疲れ目といいます。
目のピントを合わせる筋肉である毛様体筋を酷使したことで疲れ目を引き起こすこともあります。
症状が重いときは眼精疲労とも呼ばれて、頭痛や首、肩こりなど目以外の症状をともなうこともあります。

○日常生活から考えられる原因
①デスクワークによる目の酷使
パソコンやスマホの画面を長時間見続けたり、手元で細かい作業を行なっていると、目のピント調整を行っている毛様体筋が疲弊し、目に疲れが出ます。

②度の合わないメガネやコンタクトレンズ
自分に合ってないメガネやコンタクトレンズをしていると、毛様体筋が‘無理にピントを合わせようとして、目の疲れが出やすくなります。

③老眼
目線を近くから遠くにうつそうとするとぼやけて見えるという症状が出始めたら、老眼の可能性があります。老眼は40歳前後から始まる目の老化で、ピントを合わせようとする力が衰え、小さな文字を長時間読むようなことが続くと目が疲れやすくなります。

④自律神経の乱れによる血流の悪化
ストレスや睡眠不足などで自律神経が乱れると、目の筋肉が緊張したり、涙の分泌量が減ることがあります。その結果、目の血流が悪化したり、目の乾きやすくなり疲れ目を招くことになります。

○疲れ目にともなう疾患
①ドライアイ
目を酷使したり、乾燥した室内に長時間いることで、目の表面を潤している涙が蒸発したり、分泌量が減って角膜が乾燥します。その結果、角膜に供給される酸素や栄養素が不足し、目の疲れやかゆみ、ゴロゴロとした異物感、充血といったトラブルを引き起こします。

②白内障
加齢などが原因で、レンズの役割をする水晶体が濁った状態です。
水晶体は濁ると元に戻りません。進行するにしたがって、老眼鏡をかけても細かい文字が読めなくなり、霧がかかったように視界が暗くかすみ、ぼやけて二重三重に見えたり、光がまぶしいなどの症状があらわれます。

③緑内障
眼圧が上昇して目の神経に障害が起きるのが緑内障ですが、最近では眼圧に異常が見当たらない正常眼圧緑内障も増えています。
視野の一部が欠けたり、光の周りに虹が見えたりする視界の異常の他、疲れ目や強い目の痛み、頭痛や吐き気などの症状が出ます。
ただし、自覚症状がない場合も多くあります。

上記の疾患は、一度お医者様に診てもらうとよいです。

当院では、頭部や顔や頚部をモルフォセラピーという治療法でアプローチしています。
目がスッキリした、目が開きやすくなったなど嬉しい声を頂いています。
目の疲れがある方は一度当院にご相談下さい。

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2020.1.20

経穴(ツボ)パート4

こんにちは。品川接骨院の加藤です。

2020年もよろしくお願いいたします。
2020年はオリンピックなどもあり盛り上がりそうですね。

さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。

今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
今回は便秘・下痢に使う経穴を紹介していきます。
まず初めに、
『便秘』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・脾兪(ひゆ):背中の第11・第12胸椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・胃兪(いゆ):背中の第12胸椎・第1腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・三焦兪(さんしょうゆ):第1・第2腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・三陰交(さんいんこう):足の内くるぶしの最も高い場所から上方に指4本分のところ。
・大腸兪(だいちょうゆ):第4・第5腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・次髎(じりょう):仙骨にある上から2番目のくぼみのところ。
・天枢(てんすう):おへそから左右外側に指2本分のところ。
・大巨(だいこ):天枢から下方に指2本分のところ。
次に
『下痢』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・三焦兪(さんしょうゆ):便秘参照
・腎兪(じんゆ):第2・第3腰椎棘突起間から左右外側に指2本分のところ。
・大腸兪(だいちょうゆ):便秘参照
・次髎(じりょう):便秘参照
・天枢(てんすう): 便秘参照
・足三里(あしさんり):膝の外側で、膝のお皿の下から下方に指4本分のいちばんくぼんでいるところ。
・上巨虚(じょうこきょ):足三里からさらに下方に指4本分のところ。

今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。

また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。

品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)

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2020.1.10

寝違え

みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。

今年は暖冬だということですが、さすがに日々寒くなってきています。
この時期に多くなってくる症状の1つに「寝違え」があります。皆さんご存知のように朝起きて頚が痛くて動かせなくなるというような症状ですが、朝起きた時には痛みも何ともなくて、朝シャワーを浴びている時や、朝の支度をしている時に突然頚が痛くなり動かせなくなるということもあります、これも「寝違え」と同じものです。
それでは「寝違え」とは身体にどのようなことが起こっているのでしょうか?
今回はこの「寝違え」についてお話しします。

「寝違え」とは眠っていて目が覚めた時に、頚の後ろから肩や背中にかけて痛くなり、頚を動かすと痛みが出て、ひどい時は頚が全く動かせなくなることもあります。
原因はいろいろありますが、一般的には睡眠中に不自然な姿勢が続いた事で一部の筋肉に強いストレスが長時間加わり、そのために筋肉が阻血状態となり、しこりとなってしまうことや、頚椎の関節に炎症が起こっていること。また、前日に普段はしないようなスポーツや仕事をした事で筋の疲労が残り、筋痙攣(つっている状態)が起こっている、などのことが考えられています。
頚背部には様々な筋肉がありますが、主に僧帽筋、肩甲挙筋、板状筋という筋肉を痛めることが多く、これらの筋肉の疲労や炎症を起こす原因としては、重いものを持つなど上肢を使い過ぎることで頚背部の筋に負担がかかることや、長時間のPCや事務仕事などのデスクワークなどにより頭部を一定位置に保持し続けることで筋に負担が生じること、また、過度の疲労や飲酒後の睡眠、寝具の不良などによって寝返りが少なくなり、長時間不良姿勢が続く事などがあります。
また、起床時には痛くなくて、シャワーを浴びている時など少し頚を動かした事により現れる痛みも、自覚症状がなくても筋の疲労が蓄積されていて緊張状態にある中で、急に負荷がかかり、動きや負荷に耐えられなくなることで炎症が起こってしまったと考えられるため「寝違え」と同じような症状が起こります。

筋肉などの炎症が起こっているため、急性期には安静にして患部を冷やすことが必要になります。痛みの程度にもよりますが、急性期に患部をマッサージやストレッチをしたり、温めたりするとかえって痛みが強くなってしまうことがあるので気をつけて下さい。

ただし、筋の緊張が続くと血行不良が続くため筋の緊張を取ることが必要になるので、当院では冷却後に不良姿勢によりズレてしまった筋付着部の骨の位置をモルフォセラピーにより戻すことで筋の緊張を緩めて筋肉の血行を良くすることで治癒を促進していきます。

「寝違え」も出来るだけ早く処置をすることで予後が良くなるので、出来るだけ早くに当院にご連絡いただくことをお勧めします。

 

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2019.12.30

坐骨神経痛

こんにちは、品川接骨院の宍倉です。
今回は『坐骨神経痛』についてお話し致します。

① 坐骨神経痛とは?
坐骨神経は人体の中で最も太い神経であり、腰からお尻、太ももの後ろ側を通り、枝分かれしながら足先までつながっています。
下半身のこの坐骨神経の通る道沿いに、特にお尻や太ももの後ろ側に痛みが出現することを坐骨神経痛と呼びます。

② 坐骨神経には何故なるか?
坐骨神経はひとつの病気の名前ではなく、お尻から太ももの後ろ側が痛くなる症状を指し、その原因は様々です。
最も多いと言われるのが、椎間板ヘルニアによって腰の神経(坐骨神経の出発点)が圧迫されて症状が出る場合です。
他にも、脊柱管狭窄症と言われる病気や、お尻の筋肉によって坐骨神経が圧迫される
梨状筋症候群など
原因は多岐に渡ります。

③ 坐骨神経痛での病院での処置
坐骨神経痛は様々な原因によって引き起こされますから、治療方法もその原因によって様々です。
例えば、 最も多いと言われている椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛であれば、ブロック注射や薬の内服、リハビリなどが行われ、改善が見られない場合や症状が激烈な場合などは手術が選択されることもあります。
病院での検査は、よく行われるレントゲン検査では原因を見つけることは困難なので、MRIやCTなどの精密検査をしています。

④ 主な症状は?
○お尻から足にかけて、痛みやしびれがあり、立っていられない
○体重をかけると痛み、しびれがでる
○足だけではなく、腰も痛い
○安静にしていても、痛みがあり動けない、眠れない
○少し歩くと腰を下ろして休憩をとらないと足が重くてつらい

⑤ 坐骨神経痛が改善しない、悪化する理由
○繰り返しの動作や同じ姿勢が続くことの多い日常生活
○姿勢が悪く、偏った身体の使い方をしている
○痛みやストレスによって筋肉が緊張しやすい
○身体を支える筋肉の不足

⑥ 当院の治療
痛みを感じている部分の筋肉は反射で固くなり、血行が悪くなっていきます。
血行が悪くなると、筋肉のエネルギー不足により、危険信号として痛みを発します。
痛みによってさらに緊張が強くなってしまいます。
このような悪循環が成り立ってしまっていると、坐骨神経への障害が無くならないだけではなく、二次的、三次的に筋肉自体の痛みが出来てしまいます。
「神経反射→血行不良→痛み発症→症状悪化」

当院では、局所的な治療だけでなく、根本的な原因に多い悪い姿勢や骨格の歪みに対してアプローチします。
骨格、姿勢の改善には、当院の矯正法のモルフォセラピーという矯正法をします。
身体の矯正をすることにより元気だった身体を取り戻し神経の伝達や血行改善していき、痛みも軽減します。

坐骨神経痛でお困りの方是非当院に一度ご相談下さい。
お待ちしております。

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2019.12.23

経穴(ツボ)パート3

こんにちは。品川接骨院の加藤です。

12月に入り寒くなってきましたね。
風邪やインフルエンザに罹る方も多くなってくると思います。
まずはこまめな手洗い、うがいなどでしっかり予防しましょう。

さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。

今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。
今回は呼吸器疾患などに使う経穴を紹介していきます。
まず初めに、
『咳嗽』の際によく使う経穴を紹介していきます。
咳嗽とは“気道内分泌物や気道に侵入した異物の排除を目的とした生理的防御反射”
一般的には『せき』です。

・尺沢(しゃくたく):肘を曲げた時にできるシワの中央から少し親指側のくぼみにあります。
・天突(てんとつ): 鎖骨と鎖骨の間にある胸骨のくぼみにあります。
・肺兪(はいゆ): まず頭を下に向けて首元あたりに背骨が一番盛り上がるところを探します。そこから背骨の山を3つ下に移動し、左右斜め下に指幅2本のところにあります。
・定喘(ていぜん): 首の付け根と1つ下の骨の間を基点に、指0.5本分外側にあります。

次に
『喘息』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・定喘(ていぜん):咳嗽参照
・天突(てんとつ):咳嗽参照
・身柱(しんちゅう):首の付け根のでっぱった骨の突起から、下に数えて3個目の突起の下にあります。
・肺兪(はいゆ):咳嗽参照
・膻中(だんちゅう): 左右の乳首を結んだ線の真ん中に位置します。
・中府(ちゅうふ):鎖骨と肩の骨の間にあるクボミから指幅1本分下にあります。

今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。

また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。

品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)

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2019.12.10

モルフォセラピーとは

みなさんこんにちは、品川接骨院の高倉です。

品川接骨院グループではモルフォセラピーという治療法を用いて矯正を行なっております。
モルフォセラピーとは花山水清先生により開発された、背骨のズレを治すことによって様々な症状を改善できるという特別な治療法です。

花山水清先生はもともと治療家ではなく美術家でした。美術の世界では対象となる人や物の形、質感などを正確に写し取るためにデッサンを行います。このデッサンを行うことで対象を正確にとらえる目の力を培ってこられたそうです。もともと医学と美術は現在ほどかけ離れたものではなく、レオナルド・ダ・ビンチの解剖図などは有名で、彼は「デッサンはあらゆる科学の第一手段である」と断言して、解剖学的に人物を描いていたそうです。
その中で花山先生は人体が左右対象でないことは当たり前のことですが、そこに規則性が存在することを発見されました。椎骨のズレる方向には規則性があり、ズレの位置と症状は呼応しているので、規則にしたがって背骨のズレを戻せば、ズレによる症状は消えてしまいます。

わずかなズレであっても、背骨のズレをというのは様々な疾患にかかわってきます。
例えば、頭部では頭痛、めまい、顔がしびれる、目が見にくい、耳鳴り、耳が聞こえにくい、鼻が詰まる、口を開けると痛いなど。
頚部では、頚が痛い、頚が回らない・反らせない、喉が詰まる、声が出にくい、咳が止まらないなど。
上肢では、肩・肘・手首・腕や手指の痛み、肩がこる、腕が上がらない、肘・手首や指が曲げにくい、腕や手指のしびれ、手に力が入らないなど
体幹部では、胸の痛み、大きく息が吸えない、心臓に妙な鼓動がある、お腹が張る、便秘、下痢、胃が重い・痛い、下腹部の痛み、生理痛、頻尿、背部痛、腰痛(脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニア)、腰を反らすことや前屈みができない、尾骨の痛みなど。
下肢では、股関節やお尻の痛み、膝や足部の痛み、股関節や膝の動きの悪さ、足がつる、足の痺れや冷えなど。
その他にも様々な症状が背骨のズレが原因で起こりますが、それらの症状は背骨のズレにより神経や血管、リンパが圧迫されることにより起こると考えられます。
モルフォセラピーはその原因となっているズレを治すことにより症状を改善させるという施術です。

規則性をベースにして背骨のズレを戻しているので、原理さえわかっていれば強い力も必要なく矯正を行うことができるため、今では医師や歯科医、柔道整復師や理学療法士、介護福祉士、看護師、獣医師など様々な治療の現場で使われるようになっています。

もし様々な症状でお悩みの方は、当院にご連絡いただき、モルフォセラピーを受けられることをお勧めします。

 

ちなみに軽度の腰や膝の痛みに対しては、ご家庭内で、ご家族やご自分でもモルフォセラピーの手技を使ていただくことができます。
詳しい内容はこちらの本に書いてありますのでご希望の方はご連絡下さい。

 

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2019.11.27

自律神経を癒す方法パート2

こんにちは、品川接骨院の宍倉です。

今回は自律神経を癒やす方法パート2についてお話し致します。

3、血流アップで自律神経を守る。
多種多芸の自律神経でいちばんプライオリティが高い仕事は血流の調整。
血液は酸素、二酸化炭素、栄養素、熱を運び、免疫や代謝の維持にも貢献する。
血流が良好だと自律神経の負担が減るし、自律神経の酸化で生じる疲労因子FFも排泄されやすい。
血流を促すために習慣にしたいのは、座りっぱなしを避けて定期的に立ち、ほっつき歩くこと。
じっと座った姿勢では股関節近辺で血管が折れ曲がって圧迫され、血流が妨げられる。
また、心臓より低いところを巡る血液を重力に逆らって心臓へ還流させるのは、「第二の心臓」と称されるふくらはぎの筋肉の伸縮によるポンプ作用。
心臓は血液を送り出せても、吸い上げることはできない。
座りっぱなしだとポンプ機能がオフになったままだから、血流は悪くなりやすい。
新幹線や飛行機などによる長時間の移動で疲れるのは、座りっぱなしで血流が滞るからです。
デスクワーク中や長時間の移動中は意識してちょくちょく席を立って血管の圧迫を解消し、歩き回ってふくらはぎの筋肉パンプを動かすべきです。
仕事中は時間が許すならオフィスを離れて、ゆらぎのある近所の公園をプチ散策しよう。

4、仕事は手抜きをするべき。
以前よりマシになったとはいえ、日本にはまだ「徹夜で仕上げた」といった長時間集中する努力を称賛する文化が根強く残る。
本人も達成感があってまんざらではないかもしれないが、睡眠不足で働きっぱなしだと自律神経はヘトヘト。
過度な運動と同じく、達成感で疲労がマスキングされる「疲労感なく疲労」が生じやすい。
「100%集中して100%の結果を出そうとしても長続きしない。
集中しすぎると危険に気づかないので、注意を分散させるのが生き物としては正しい。
適度に休みを入れて手を抜きながら、60%の努力で70%の成果を出して満足する方が自律神経も疲れず、安定してパフォーマンスが出せます」
投手だって全球全力投球したら、いずれ肩を壊す。
仕事も全力を傾けず、省エネ投法で済まそう。
「手を抜く」というと聞こえは悪いが、集中を続けると自律神経の疲労で能率は下げる。
省エネ投法ならそれがないから効率的です。
その日にやるべきタスクを並べたTODOリストを活用するなら、タスクを全部やろうと無理をせず、疲労度に応じて優先順位の高いものだけ片付けて過労を避けたい。
明日できることは明日やろう。

血流と疲労は自律神経にとってきってもきれない関係です。
生活環境としっかり付き合って行きましょう。

生活のクセで、姿勢のズレがおきて自律神経の乱れも起きますので、当院の矯正法のモルフォセラピーで常に自律神経を整えましょう。
お悩みのある方、是非当院にご相談下さい。

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2019.11.20

経穴(ツボ)パート2

こんにちは。品川接骨院の加藤です。

11月に入り少し寒くなってきましたね。
寒くなってくると腰痛や肩こりなどの様々な症状が出てきますので、しっかり対処していきましょう。

さて、今回も前回に続きツボの話をしていきます。
前回も話しましたが、みなさんがツボと呼んでいるものは、本来は経穴といいます。
身体には361個の経穴があります。様々な経穴を合わせると数えられないくらいあります。

今回も疾患別で使う代表的な経穴(ツボ)を紹介していきましょう。

まず初めに、
『腰痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・脾兪(ひゆ): 背中にあるツボです。第11胸椎棘突起下縁と同じ高さ、背骨中心から指2本分外側にあります。
・胃兪(いゆ): 背中にあるツボです。第12胸椎棘突起下縁と同じ高さ、背骨中心から指2本分外側にあります。
・腎兪(じんゆ): ウエストの一番くびれたラインの背骨中心から指2本分外側にあります。くびれがよく分からない場合は「おへその位置」をウエストラインの目安にしてください。
・志室(ししつ):ウエストの一番くびれたラインの背骨中心から指4本分外側にあります。
・大腸兪(だいちょうゆ): ベルトをするライン上(または骨盤のライン)にあり、背骨から指幅2本分外にあります。

次に
『坐骨神経痛』の際によく使う経穴を紹介していきます。

・環跳(かんちょう):お尻にキュッと力を入れた時にできる「くぼみ」にあります。
・殷門(いんもん):太もも裏のほぼ中央にあるツボになります。膝(ひざ)の裏の真ん中と、お尻と太ももの付け根の真ん中を結んだ線のほぼ中央辺りにあります。
・胞肓(ほうこう):お尻にあるツボです。第2後仙骨孔と同じ高さ、正中仙骨稜の外方3寸にあります。
・委中(いちゅう):ひざの後ろにある横ジワの真ん中にあります。
・承山(しょうざん):「ひざ裏の横ジワ」と「踵」と結ぶ直線の真ん中あたりにあります。
・足三里(あしさんり):ヒザのお皿の下のくぼみから指幅4本分下にさがった「すね」の外側にあります。

今回もよく使う代表的な経穴(ツボ)を紹介しました。
ツボの位置は毎日、症状によって変わりますので、あくまでも大体の場所です。
実際の治療の際はこれらの経穴のほかに様々な経穴にアプローチしていきます。
原因によって場所は異なってくるので、あくまで代表的な経穴です。

また次回のブログでは今回紹介していない他の疾患の経穴を紹介したいと思います。

品川接骨院では東洋医学の治療も行っていますのでご興味がある方は是非ご連絡ください。
ご連絡お待ちしています。(TEL03-3458-1993)

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京急青物横丁駅より徒歩7分
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2019.11.9

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